フランスの田舎

イースターのお祭り

今週末はイースター（フランス語ではPâques）のお祭りでした！！
日本では全く意識していませんでしたが、
こちらでは、この日に向けてスーパーなどにはチョコレートが山積みになります。
というのも、イースターはチョコレートのお祭りなのです♪

今回は、パートナーの実家にお邪魔して、
祖父母、義理のお姉さん一家と過ごすことになりました。
義実家は田舎にあって、訪問するのはこの日が初めて。
私たちも前日にスーパーで山ほどのチョコレートを買い込み、
朝から車で向かいました。

この義実家が最高だったのです～～～！
到着した瞬間、空気が違う！
土や草の匂い、動物たちの匂いなどが入り交じっていて、
思わず深く深呼吸をしてしまうほど、とっても澄み渡っていました。
さらにおうちの中も、めっちゃくちゃ可愛かったのです。
大きなおうちは200年前くらいから建っているそうで、
（もちろんリノベーションされているので、めっちゃ綺麗）
まるでおとぎ話に出てくるような、素敵なおうちでした。
こんな家に住めたらいいな～と、思わず妄想膨らむ・・・
そしてみんなが揃うと、いよいよイースターの始まりです！

チョコレート探しゲーム

クロッシュと呼ばれる鐘が鳴るのと同時に、いたるところに落ちてくるのがチョコレート、という設定らしく、
大人たちはまず子供に見つからないように、家中にチョコレートを隠しました。
その数、なんと56個！！笑
しかも、日本で売っているチロルチョコとかのレベルではなく、
１パック丸ごとなので、どえらい量のチョコレートになるのです。

そして、隠し終わるといよいよ子供たちの出番です。
「あ、鐘さんからメールが来た！
家の中に、チョコレートを56個置いたって！探しに行こう！！」
義理のお姉さんのこの一言で、
小さな少女二人の目は輝き、一目散に走りだしました。
そして次から次へとチョコを見つけ、大はしゃぎ！！
めちゃくちゃ可愛いったらありません・・・・
なんて素敵なお祭りなんだと、キュンとしました。

チョコレートを全部見つけたあとは、
みんなで分け合います。
しかし、子どもを抜いて総勢7人で分けるため、
私もたーーーくさんのチョコレートを頂くことができました～～！！
チョコレート大好き人間の私にとって、なんて最高の一日なのでしょう。笑

そのあとは、義理のご両親の手作り料理で乾杯し、
みんなで和気あいあいとしながらお食事を楽しみました♪
私にとって初めてのパーティでしたが、
憧れていた本物の家庭のお祝いに参加させていただいて、
めちゃくちゃ幸せでたまらない一日となりました。

デザートに食べた、ラズベリーといちごのクランブルタルトがおいしすぎて悶絶・・・笑
もちろん会話はすべてフランス語なので、
まだまだ勉強中の私にはわからないことも沢山あるのですが、
みんなとっても優しくて親切で、楽しいひと時を過ごすことができたのでした＾＾

帰宅後・・・
冷蔵庫には、山盛りのチョコレートとお菓子が笑
最高です。