台湾戦争の予言

 題名の通り今回は台湾戦争(台湾有事)は起こり得るのか?もし戦争になれば日本などはどのように対処していくかを考察していきます。
 


 台湾戦争が勃発する3つの要因

 1.米国の軍事介入が無いと中国が確信したとき。
    2.台湾を短期間で実効支配出来るとき。
 3.習近平の大幅な支持率が低下したとき。

 私が個人的に上記の3つの要因が一致若しくは近い状況に陥った時に初めて中国は台湾に軍事介入を起こすだろうと愚考しております。
 まず第一条件としてアメリカの参戦=第三次世界大戦であり、又核戦争に発展する可能性が非常に高く中国もこの場合は戦争に勝利したとしても甚大な被害を被る事になるのでアメリカとの直接戦闘にはならないように行動するからです。

 第二条件の台湾を短期間で実効支配することが可能な場合は中国が台湾に軍事介入をする可能性が高まります。ただ現段階ではまだ短期間での占領は難しく、占領出来たとしても統治することが難しくゲリラ作戦に出られたら泥沼状態に陥り中国経済は大打撃を喰らいます。

 最後の条件に関しては政治的な話になりますが、習近平の国内での失策で国内の支持率低下等で求心力を失えば客観的に見える実績を求めます。
 その時に考えられるのはやはり中国の核心的利益である台湾本島及び離島の占領になります。
 現実的なところでは離島の一つを軍事侵攻することにより一定の実績を残した事により戦略的勝利で一旦は矛を収める可能性が高いと思います。

 


 台湾戦争が発生した場合の我が国日本も他人事ではありません。連日速報でテレビやラジオなどで繰り返し報道があり国民は不安な日々を過ごす事になるでしょう。
 そして中国軍の動きとして海洋封鎖を行い物資の補給を妨害することが考えられます。
 機雷などを仕掛軍艦などを派遣するでしょう。

 自衛隊も尖閣諸島などの離島を守るために出撃をすることになり台湾戦争が発生すれば消極的な軍事行動を起こすことになります。
 アメリカが動くと日本も集団的自衛権を使い日本を守ることになります。
 またこの時点で食料品や燃料などが高騰し世界経済が混乱するのは必須であり。
 最大限戦争回避の外交努力で解決するべきことである。

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