気になる髪の老化を阻止！？簡単ヘアケアで美髪美人に！
最近、「髪質が変わってきた」「髪の毛にボリュームが無くなった」「艶がなくなった」「抜け毛が」…。などなど、髪の悩みが増えたと感じることありませんか？
この「髪の老化」ともいえる悩みは30代後半から始まる事が多く、その原因はホルモンバランスの乱れ、ストレス、環境や季節の変化などさまざま。
お肌と同じで老化を自覚した瞬間から気持ちがふさいでしまう…。なんていうこともあると思います。
そこで今回は年齢とともに気になる大人の髪のお悩みについて、美容師さんやヘアモデルなど髪の毛に詳しい方々の話を中心に、改善が期待できるちょっとしたケアを皆さんに紹介します。
簡単マッサージで髪のクセとうねりをケア
加齢による髪の悩みで多く聞くのが「クセとうねり」。
特にこれから迎える梅雨の時期や夏に汗をかいた後など、家を出た時はいい感じだったのに、一歩外に出たら大変なことに…！なんて経験はないでしょうか？？
加齢によるくせ毛は、年齢とともにホルモンバランスが変化し、髪の質が変わってしまうことが原因です。もともとのくせ毛の遺伝要素もありますが、加齢によって髪の水分量や髪の太さ、ハリの変化、繰り返されるカラーリング等のダメージの蓄積に加え、頭皮のたるみもくせ毛に大きく影響します。肌と同じように頭皮もたるむなんてすごく怖い気がしますが…。
実は頭皮がたるむことによって、毛穴がゆがんでしまい、髪が生える際の通り道がゆがむことで、髪が曲がりくねってしまうそうです。
そこで、この頭皮のたるみ予防には、頭皮マッサージが有効です。頭皮のコリをほぐし、血行を促進することで、健やかな頭皮をたもちクセとうねりの改善が期待できるそうです。
マッサージで動かしたい筋肉は３つ。前頭筋、側頭筋、後頭筋の3箇所を手のひらで引き上げるようにマッサージしてください。
あなたは大丈夫？？シャンプーの常識・非常識
髪ケアについて常識と思っていたことが実は間違い、なんてことがあるかもしれません。次に紹介するのがシャンプーのNG例です。
NGその1 熱いシャワー
温度の高いお湯で髪を洗うのはNGで、頭皮のダメージや乾燥につながります。シャンプーにはちょっとぬる目の38度くらいのお湯がベストです。
NGその2 髪を自然乾燥
髪を生乾きのままで放置するのはNGです。濡れた髪は雑菌が繁殖しやすく、キューティクルを痛めやすいので、シャンプー後は素早くドライヤーで乾かすのがGOODです。頭皮がしっかり乾くまで、髪を指ですくい上げながら風を当てていくのがポイントです。
NGその3 トリートメントを頭皮にもみ込む
トリートメントの役割はあくまでも髪のケアですから、頭皮にもみ込むのではなく、髪全体になじませてください。両手で毛先などの傷んだ部分に行き渡らせ、必要に応じて重ねづけもOKですが、くれぐれもすすぎ残しがないように。
ヘアモデルも実践！シャンプー前のブラッシング
最後に、ヘアモデルさんの頭髪ケアのこだわりをご紹介します。それはブラッシング。ブラシを使いしっかりシャンプー前に行うそうです。これは髪についたほこりやごみを落とす効果と皮脂が浮かび上がるため、ニオイのもとや汚れが落ちやすくなるそうです。さらに血行が良くなり頭皮のハリを保つ効果も！
そして、シャンプー＆コンディショナーは、天然素材を使ったマイルドなものを好んで使い、自分自身が感じる“使い心地”を大切にしているそうです。
実は日本人の暮らしに毎日のシャンプーが定着したのは、なんと1980年代半頃のことで、某動画投稿サイトで見つけた昭和58年（1983年）のTVCMでは当時の人気女性アイドルがこんなセリフを発しています。「信じられる？ティーンの2人に1人は毎日シャンプーしてるって！」当時、毎日シャンプーすることは珍しかったのです。ちなみに1955年（昭和30年）頃の一般的なシャンプーの頻度は、5日に1回。江戸時代までさかのぼると、多くても月に1〜2回だったそうです。
今や当たり前となった毎日のシャンプーですが、だからこそシャンプー＆コンディショナー選びには気を使いたいものです。シャンプーやコンディショナーは、使い心地を手がかりに自分に合うものを見つけやすいアイテムですが、反面、年齢で変化した今の自分にあわなくなっていてもそのことに気づきにくいものかもしれません。新緑の春、気分もあらたに今の自分にぴったりのシャンプー＆コンディショナーとの付き合い方を見つけてみませんか。
参考サイト
毛、細毛、うねりの原因は重力でたるむ頭皮。頭皮のたるみは頭蓋骨を歪ませる！？
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