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サウンドシャワー (玲璋 : れいしょう)
2023年9月13日 15:49
僕たち4人は机を引っ付けて作戦会議を始めた。初めてのチームミッションが「チーム名を考える」という難題となったので僕たちはかなり戸惑った。ダイが口火を切ってこう言った。「暗号としても使うってどういう意味だよ? アミ分かる?」「多分、私たちのチームを秘密裏に動かしたい時にそのチーム名 が暗号として機能するんだろうね」「僕たちのチームだという事を隠して指示を出す時?」「そんな極秘ミッシ
2023年9月12日 17:12
入ってきたのは大柄でたっぷりのひげを蓄えた男の教官だった。前回の任務の時に廊下ですれ違ったことがあったので顔は知っているけど話したことはない。「諸君おはよう。昨日はよく眠れたかい? 私はステラだ。 今日から10日間君たちの担任となる。」ステラ教官は身体の中を共鳴し、響き渡る低く良く通る声で挨拶した。怒ると絶対に怖い。。。直観でそう感じた。怒らせないように気を付けよう。初日の今
2023年9月12日 12:24
「ミラ! ここが校舎だよ」校門をくぐってから一目散に東へ走って校舎に辿り着いた。「うわっ~!素敵。やっとこの校舎に来れたわ」ミラも目の前に立つ異世界風の校舎を一目で気に入ったみたい。校舎に入るとウェルカムポ-チに生徒の写真が飾られておりここで顔認証(正確にはスキル認証)が自動的に行われる。これにクリアしないと中には入れない。僕たちの写真はきっと昨日チ-ム選定が終わった後にここに掲
2023年9月12日 10:18
整理できない気持ちが頭の中をぐるぐる回ってさすがに昨日の夜は眠れなかった。出発の日まであと10日。一気に僕の生活のすべてが強制的に忙しさを増すだろう。今日から色んな下準備に取り掛かることになる◆今回の任務の最終目的の把握◆下の世界の「僕」のパ-ソナル設定作業◆基礎知識の猛特訓僕は勉強が嫌いだから、最後の下の世界の基礎知識を学ぶというカリキュラムが一番憂鬱だ。こう見えて「順応