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わが多拠点テレワーク・トライアル Part①

挑戦!多拠点テレワーク

本日令和2年7月20日(月)、筆者は帰省してテレワークを行うトライアルをこれから始めます。当然ですがこちらの勝手で行うので会社からの費用補填は一切ありません。コロナ禍で東京から都外移動は自粛要請の声大きな中ですが東京在住ではありませんのでご容赦のほどを。ちなみに期間内(3日〜4日程度)は三密を避け、マスク装着、手指のアルコール消毒徹底に努めます。

新幹線はガラガラ

先ず驚いたのは新幹線がガラガラだということ。乗客も弁当を食べてる人以外はマスクを装着してます。客室乗務員も物品販売員もマスク。徹底してますね。トイレに行こうとすると戸口に警官(鉄道警察官?)がトイレに不審物がないかチェックしていました。チケットは指定席を取りましたが自由席で大丈夫ですね。モバイルWi-Fi携行で新幹線の中でも会社のメールチェックは軽快です。

移動車両もテレワーク空間〜今更ながらの発見(^_^;〜

通勤中は気がつかなかったのですが、移動車両中もテレワーク空間だと言うことを発見しました。そう考えると新幹線のWi−Fi環境、blueteeth環境、電源環境はベストでしょうか?利用案内も丁寧さが必要ですね。5G対応を想定した姿勢や取り組みが欲しいですね。今度の新車両は恐らく改善されたものでしょうが。物品販売も飲食+アルファーがあると思いますね。

指定席はパソコン、電源利用可のしかも乗換便利な車両を

これから何回も利用する鉄道。いかに安く、所要時間を短くするかを経験値を蓄積していく必要があります。今回は期間未定だったので片道切符ですが格安の方法を探して置く必要がありますね。また新幹線ですが乗換を想定した指定席の車両を確認すべきでしょう。私の場合はひかりの6号車両の窓側が乗換駅のエレベーターに近く、乗換の特急の5号車に近いということがわかりました。ガラガラだったのでJR東海の旅券販売の窓口の親切な方の配慮で今回はその最短のアクセス車両を選択できました。

特急列車のWi-Fi環境は赤点レベル?

さて新幹線から特急列車に乗り換えた途端驚きました。客席には電源はなく、Wi-Fiも利用できません。21世紀になって20年。JR各社は新幹線はWi-Fi環境は遅遅とですが進みつつありますが、それ以外のローカル線の特急はやる気なしです。モバイルWi-Fiは鄙びたところでは使えず、4Gもトンネルが多いとNG。5G時代が叫ばれている中なぜWi−Fi環境が改善されないのでしょうか。経営資金が足りないのでしょうか?それとも経営首脳のネットリテラシーの欠如なのでしょうか?ASEAN諸国が経済的自信を高め移動交通機関でのWi−Fi環境を整備に着手することが予想されてます。今年はコロナ禍で海外観光客のローカル線利用はほぼないものの、来年はオリンピックが今の所予定されてます。日本のネット環境やデジタル化の遅れは今回のコロナで明瞭となりました。仕事が遅いんです。少子高齢化でお金がこうしたデジタルネットワーク化に回らなかった失われた30年。仕事の速さでは台湾やASEAN諸国に追い抜かされるのは必然です。仕事が優秀かどうかは現代では仕事の速さ。それもしてもローカル線特急列車のWi−Fi環境改善の”鈍行列車”ぶり。移動型テレワーク実行者にはローカル線移動時は睡眠補給タイムとなりそうです。

レンタカーはテレワークには高すぎる

さて駅に到着してJR系の駅レンタカーにレンタカーを借りに行きましたが断念しました。最安の軽で24時間6600円。1週間では46200円。5日でも33000円。テレワークにレンタカーはコスト的に無理という結論です。とはいいつつ足がありませんのでAEONで最も安い自転車(10000円)を買いました。合わせて1680円で空気入れも。

食事節約で交通費をリカバー

さて食事ですが基本はシリアルと牛乳、卵、野菜ジュースで過ごすことにしました。交通費をカバーするための節約です。念のためにサプリメントでビタミンを補給することにしました。でもそれだけでは侘しいので晩酌の日本酒(地酒)とお刺身(合計700円)で気分を紛らします。

radikoはエリアフリーという選択

私はラジオを聴く習慣があります。AIスピーカーに囲まれてる環境がそうさせているのですが、これは多拠点でも実現したい。というわけでGooglehomedotという最安値のAIスピーカーを実家でもセッティングしました。中古で2000円切ってます。radikoはエリアフリーを選択しました。月350円(税抜)初月は無料です。必要がなければ解約してもいいし、ひょっとするとAIスピーカーのradikoは首都圏のラジオ局のサービスだけかもしれません。要リサーチです。

実家でテレワークのデメリット

 いくつか挙げてみます。まず親戚付き合いに時間を取られそうになるということ。親戚は休暇を取って帰省しているつもりで、「テレワークで仕事」といっても先ず理解してくれません。そして実家や墓の掃除、メンテナンス、買い物、食事の誘い。盆や正月の帰省モードになってしまうのです。これでは肉体的にも精神的にも疲れてしまい、肝心の仕事に差し障りがあります。次は同級生との交流です。本来は同級生との新たな交流で地域とのネットワークが生まれ、もうひとつも自分を造ることがこのテレワークの良さですが同級生からの飲み会の誘い、小学校、中学校、そして高校の同級生達と飲み会を繰り返すようでは?となります。

クラウドは必須?

さてテレワークで注目されているテレビ会議アプリですがセキュリティーの問題が指摘されるなどまだまだ検討の余地がありますね。カスタマイズできない、使って楽しくないなど色色改善の余地があります。一方でクラウドはかなり洗練されていますね。私はEvernoteを使ってます。日経新聞と連携がされていて情報の収集から保存もしやすいですね。さてクラウドは必須?」ということですが、企業によってはセキュリティーの問題で使用が禁止されているところがあります。そういう企業は在宅勤務用のパソコンを許可制にして貸し出すようになっているところが多いですね。テレワークには会社用とプライベート用の2つのパソコンを携行することになります。面倒くさいですね。

都市と地方、特に田舎のWi-Fi環境の格差実感

筆者が今テレワークしている環境は地方、ですが都市部ではありません。しかし、町内にはボーリング場はあるしAEONもユニクロもドンキも、スポーツジムもあります。しかしWi-Fi環境がよくない。WiMAXのルーターの電波の強さを表す線はいつも一本線。これでは大容量のデータや映像の送受信、テレビ会議に支障を来します。これを回避するためには有線ランの状態を確認するなどの対応を行ってください。

地方のネットワーク造り

東京ではないネトワーク造り。これが多拠点居住テレワークのよさです。今回はコロナ禍で断念せざるを得ませんが、地方で人に会うことの重要性。人生の新たな価値を生むはずです。まずは同級生のネットワークからはじめてみましょう。佐々木俊尚さんの言う「拠点×地域」のメリットはやはり地域の人との交流。これがなければただの「別荘生活」と変わり在りません。まあそれもいいし、軽井沢は軽井沢での交流が今も盛んだと聞いてるので別荘生活者の方に失礼ですよね。とにかく多拠点テレワークでは地域のとの交流を持つことをお進めします。あなたの仕事や人生に広がりを与えてくれるはずです。

卓上について

この「多拠点テレワーク術」の巻頭フォトは norinity1103さんのお写真を借りています。机の上です。実は私は会社と自宅、多拠点テレワーク場、そして喫茶店などノマドテレワークでの卓上を大体統一してます。まず真ん中にパソコン、左側には主にデジタルとネットワーク系。iPhone、モバイルバッテリーとモバイルWi-Fiルーター。右側には主にアナログ系。スケジュール帳に取材・打合メモ、そして企画アイデアメモ帳、ペットボトル。なおiPadはケースバイケースでiPhoneの代わりに。自宅、会社、テレワークの何れにあっても同じレイアウトの卓上は、一端決めとくと直ぐ仕事に入れる気がしていいんです。

多拠点テレワークの一日の時間割〜朝型労働のススメ〜

さて一日の時間割です。普通の会社と同様に9-5時ではつまらないと覆いませんか?私は7ー15時をお勧めします。朝五時に起きる習慣があれば十分に実現可能です。なんたって生活と職場が同じなんですから。7-12時は朝の集中できる時間をMax5時間。12−13時はお昼は近所を散歩します。風に吹かれ、自然や鳥のさえずりに体と心をリフレッシュさせて残り2時間をラストスパート。15時キッパリに仕事をストップ。シャワーを浴びてエスプレッソコーヒーを一杯。16 時からは自由行動です。地域の人々との交流もよし、地域ならではの趣味に走るのもよし。ただし9時には家に帰り10時には就寝を。田舎は寝るのが早いので案外自然ですよ。

多拠点生活者に交通費支援

多拠点テレワーク者にとって最大のネックは交通費。日経にこんな記事を見つけました。ただし兼業、副業をどう定義し、申請の際にどう証明するのかは要理サーチです。多拠点テレワークが兼業、副業に当て嵌まるかもわかりません。勤務先や兼業先の企業が介在するとなると手続きが面倒になり、使えない制度となっている可能性もありますね。以下日経新聞より。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54240660Z00C20A1PP8000/


地方での兼業に交通費支援 政府、3年で150万円上限

政府は2020年度に、東京圏に住みながら地方で兼業や副業をする人に交通費を支援する制度を始める。20年度予算案に計上した1000億円の地方創生推進交付金を活用し、1人当たり年間50万円を上限に3年間で最大で150万円を支給する。交通費が往復で1万円を超える場合、国と地方自治体がその半分を兼業や副業先の企業に助成する。

主に東京と神奈川、埼玉、千葉の1都3県から他の地域へ兼業・副業として通勤する人を対象とする。1都3県の中でも交通の利便性が低い過疎地などへの通勤は対象に含める。

政府が兼業・副業の拡大を促す背景には東京一極集中に歯止めがかからない現状がある。東京圏の1都3県の転入者が転出者を上回る「転入超過」は18年に約13万6千人にのぼった。移住による地方の定住人口の増加は限界があるとみて、生活の拠点を東京圏に置きつつ地方と関わる「関係人口」の増加をめざす。

多拠点テレワークの試行を終えて

昨日2020年7月27日で私の多拠点テレワークは終了しました。実際にやってみて気づいたこと全ては当然ですが書き切れていませんが、追ってまたコメントしていきたいと思います。タイミングが合ったかもしれませんが、昨日菅官房長官が #ワーケーション を推進したいと表明して本日各紙の朝刊は報道しています。https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200727-OYT1T50138/ワーク×バケーションを組み合わせた造語であるワーケーション。コロナ禍で瀕死の観光業を支援する意図があるのでしょうが、今後どのような展開をみせるのでしょうか。全国各地にワーケーションスペースを作り、パック旅行を格安販売するといったビジネス、今回私が実施したような帰省先、またはセカンドハウスでテレワークする際の簡単な手続(個人の判断ででいる)で交通費が格安となる仕組み。コロナ後の新しい仕事の仕方としてどう深化するか。私も引き続きコメントを発信していきたいと思います。


参考映像

多拠点生活でググるといろんな映像が出てきますね。もう少し安くなるとまたは自分の年収が倍になると自分にも手が出ますね。


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