石丸伸二はSNSを使ってるのか?
石丸伸二のSNSに対する姿勢は大きく変化しているように見える。
・2020年9月安芸高田市長就任直後
・2024年7月東京都知事落選直後
4年間で何があった?
それとも、どちらかが嘘をついてるのか?
●2020年9月、安芸高田市長就任直後
令和2年に前市長が汚職の責任を取って急遽辞任したのを契機に、鳴り物入りで市長に当選した直後。石丸伸二は地元テレビ局ニュース番組の取材で、外出先からスマホでTwitterに颯爽と投稿する様子を披露していた。
38歳の若き新進気鋭の市長は「今の時代、これを使わないと話にならない」と、自身のSNSの使いっぷりを得意げに語る。
それが、4年後に態度が一変する。
●2024年7月、東京都知事落選直後
ええええ?
どうして、こうなった?
4年間に何が起きたの?
しかし、石丸伸二の答弁はこれで終わらない。
い、石丸、おまえ、、、
めちゃエゴサしとるやんけ!!(爆笑)
▼考察:
この変化について私はTwitterにも投稿した。
2020年9月:SNSは発信に欠かせない。
2024年7月:SNSはあまり見てない。
ところが、石丸伸二の言葉尻を捉えて、下記のリプが付いた。
ふーむ、そうか、なるほど…
あくまで発信用で、インプットには使わな…
って、いやいやいやいやいや!(爆笑)
流石に無理あるっすよ。(真面目に)
もちろん、論理的に考えて可能性ゼロだとは言いませんけど、常識的に考えてまず有り得なくないですか?
SNSで「見る専」ならわかるけど「書く専」って成立するの?
たとえば料理の世界に例えると、「私は作る専門なので食べるのはあまり好きじゃありませんし、他店の料理も、世間で流行ってる店も研究しません」って言ってるシェフが居たとして、そんな人を信用できるか?
それが嘘でも本当でも、胡散臭いと私は感じてしまうよ。
嘘(本当は研究してる)だったら、シンプルに嘘つきで嫌だし。
本当(本当に研究してない)だったら、その店は別に美味くはないんだけど、一部の客にたまたま気に入られてそこそこ繁盛してるだけで、わざわざ食べに行くほどではない、って感じ。
なので、
2020年の石丸伸二が嘘:本当は興味ないし、あまり得意でもないけど、まあ市議会の老人たちと比べれば雲泥の差で使いこなせていたので、SNSを利用してますと自信満々にドヤった説。
もしくは、
2024年の石丸伸二が嘘:本当はめちゃ興味があるし、気になるし、力を入れてるんだけど、世間で炎上してることにダメージを受けてると思われたくなかったので、「え?ぼく別に気にしてないし、そもそも見てもいないし、勝手にやってるなーって感じですけど、何か問題でも?」と、やせ我慢して、いつものマウント仕草をしてる説。
のどちらかでしょう。
▼よりディープな考察:
ネットに慣れていればご存知の方が多いと思うが、実は石丸伸二のWeb上の応援活動には、中国人による工作の疑いがある。
選挙期間中にTwitterのトレンドで石丸伸二関連は日本エリアでは上がらないのに、チャイナエリアでは何度も上がった。これはつまり、チャイナエリアのアカウントから大量に石丸伸二関連の投稿があったことを意味する。
Twitterで石丸伸二を批判するポストをすると、日本語が不自由なアカウントや、フォロワー数や日常的な投稿が少ないアカウントから数分以内に攻撃的なリプが付く現象が多く見られた。これはつまり、ボット技術などで自動返信するプログラムが組まれていたか、中国人バイトを雇ってネットを監視していた可能性があることを意味する。
石丸伸二後援会の日本語のセンスが不自然。中国語からGoogle翻訳したような不自然な日本語も多く見られる。
石丸伸二後援会がアップする写真やイラストのセンスが日本らしくない。中国っぽい。
これらの裏で中国人グループが関与しているのかどうかは推測の域を出ないが、少なくとも、上記に書いたことは実際に観測できた事実である。
で、そのやり方がかなり派手だったので、さすがに日本の公安警察やサイバー警察が捜査に乗り出している可能性がある。というか、これらの活動は全て都知事選告示前だったでの公職選挙法違反である事前活動に該当する恐れもある。絶対に誰かが通報してると考えた方が良い。
となると、都知事選が終わった石丸伸二が取るべきアクションとして、このまま捜査が進んだ時に備えて、Web上での活動にはノータッチだったことをアピールする言質を残しておきたい。
石丸伸二があれだけ敵対していたはずのテレビ局のインタビューにわざわざ応じて、真意の読めない笑顔で「ぼくSNSは見てないんでー」と釈明したのは、後で中国人グループによる違法な政治活動にシラを切るための、布石となるアクションだったのではないかと私は予想するが、いかがだろうか。
なお、選挙期間を通じて日本人の若年層を中心に十分な数量の石丸支持者ならぬ『石丸信者』(ここでは敢えてこう呼ぶ)を作れたので、最近は中国人グループによる工作はめっきり減ったように見える。
▼まとめ:
実は、2020年9月の取材時の投稿を見つけました。
「特にニュースはないので、田んぼと田んぼをお届けします」
最近すっかり嫌われ者のレッテルが着いてしまった石丸伸二のパーソナリティを加味すると、「ニュースが無い」だなんてド田舎の安芸高田市に対する嫌味のようにも曲解されかねない危うい言葉遣いだが、私はそうは思わない。
これはシンプルに彼が正直すぎて、ナチュラルにちょっと失礼なことを言ってしまう属性が現れただけだと思う。もしくは広島県全体に向けて安芸高田という身内のことを卑下してるので、一種の自虐ネタのつもりだったのだろう。
Twitter文面に台本が用意されたとは考えにくいし、石丸伸二がその場でアドリブで投稿して、その様子が映像に収められていることから、これは石丸伸二の等身大の性格やユーモアのセンスなのだと思う。
そして、写真に着目したい。
この頃は良い表情してますね〜。
私は普段から石丸伸二に懐疑的な意見をすることが多いが、
この田んぼの写真については煽りとか揶揄とかではなく、
本心からそう思う。
たぶん、4年前に安芸高田市で市長立候補した時は、純粋に政治に挑戦して地元を救いたいという気概があって、その理想に向かってガムシャラに走っていたんだと思う。
彼は石丸論法に見られる通りで理屈っぽすぎるし、学生時代や銀行員時代の友人知人によるエピソードがほとんど無くて本当に「優秀でカリスマがある人物」なのか疑わしいし、女性の扱いが下手で鬼の形相で攻撃するか逆にゼロ距離であたまぽんぽんするかの両極端な選択肢しか持ってないし、いわゆるコミュニケーション能力が低い天然ボケで、おそらく大学卒業後は銀行員の仕事一筋だったから政治・宗教・思想への見識が浅い「政治家としては不勉強な世間知らず」で、それゆえに上野千鶴子をはじめとしたリベラル左派の耳障りの良い言葉に共鳴してLGBT賛成とか不用意に言ってしまったりしたのだと思うけど。
それは、すべて無知だったからだ。
石丸伸二は38歳の時点で、良くも悪くも無知で素直だった。
少なくとも、自治体の首長を務める政治家としては。
しかし、無知だからこそ、誰かに利用もされやすい。
無知でパワフルな彼を利用しようとする誰かに目を付けられて、2023年夏ごろからYouTubeとTikTokを中心に狂信的な石丸応援動画が大量に発注されて(クラウドワークス)、そして2024年の東京都知事選挙関連では総額でおそらく数億〜数十億円という巨費を誰か(ドトール創業者を含む)が投じて、Webメディアを中心にどんどん露出(広告費)が増えて、選挙の神様と言われる藤川晋之助が選挙対策本部の責任者に雇われて(コンサルタント報酬)、泡沫候補では不可能な大量枚数の選挙ポスターを東京中の看板に貼り(印刷費・人件費)、大手メディアでも主要候補者として扱われ(マスコミとの強力なコネクション)、選挙カーと大勢のスタッフを連れて東京中で政策は詳しく述べずに意気込みだけを連呼して中身は無いけど若者を中心に政治関連に不勉強な有権者には強くアピールできる演説を候補者の中でも一際多く実施(人件費)し、いつしかそれは巨大すぎる虚像となって、本当の彼からは駆け離れた存在になっていったんじゃないだろうか。
石丸伸二のSNSに対する態度の変化は、そんな大きな変化の一つの現れあったのではないか。
そんなことを思った。
ちなみに、私は無知(イグノランス)と無垢(イノセンス)は違うという考えである。
なので、無知ゆえに誰かに利用されて、東京や日本の政治経済をぶっ壊したり、支援者のための新しい利権につながるような業績を残してしまったら、それはもう無垢とは言えない。有害であり、有罪である。
それは、これまでの世論形成でかなり成功していると私は考えている。どうやら今回の都知事選を通して、かなり日本人の若者に石丸ファンは増えたようにう見える。
だから、政治家・石丸伸二に対しては、彼の政治活動が何かしらドラスティックに変わらない限りは、私はこれからも批判的な態度を崩さないつもりである。
(了)