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11月に観た新作映画
令和5年11月に観た新作映画は8(+6)本。
フェイバリットTOP3は…
🥇:オッペンハイマー
🥈:ボーはおそれている
🥉:ザ・キラー
4:花腐し
5:ゴジラ-1.0
6:メグ2
7:レオ
8:ガーディアンズ3
TOP3の2本を日本未公開作品(現時点)が占めるという異常事態。同じくメルボルンで観覧したIMAXドキュメンタリー映画も入れるともっと混迷するので対象外とさせていただきました。(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1701441059588-VTWDndCoPY.png?width=800)
なおガーディアンズとメグ2は帰路の飛行機の中で視聴しました。
初鑑賞の旧作では『男と女』が最高でした。これぞ映画的感慨とも言える心地よい感動を得られました。
以下、観賞後のツイートを引用しながら、一言添えていきます。(*ブラウザのリーダー機能によってはツイートが表示されない場合があります)
▼ゴジラマイナスワン
『ゴジラマイナスワン』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 7, 2023
これは傑作!諸手を挙げてバンザイ三唱までしたら少し大袈裟だが、過去のゴジラ映画のどれとも似てなくて、それでいてゴジラらしさとエンタメの両立をやってのけたことは大絶賛したい。1954年版を知ってるとニヤリとしてしまうイースターエッグも多くて楽しかった! pic.twitter.com/5N280A8gHi
私のゴジラ映画フェイバリット度
ギャゴジ:★★★★★
庵野ゴジ:★★★★
どくろ島:★★★
虚淵ゴジ:★★★
ドハゴジ:★
高橋ゴジ:★★★★★
アダゴジ:★★★
山崎ゴジ:★★★★
![](https://assets.st-note.com/img/1699343112277-qHXoAbV5Y9.png?width=800)
『ゴジラ-1.0』ネタバレ考察
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 14, 2023
ラストで、なぜ明子は●●●に抱きつかなかったのか?
それは●●●の中に●●●●●を感じ取っていたからである。https://t.co/tAUspJWvZ7 pic.twitter.com/wLpx6eAYFN
▼●男と女
『男と女』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 9, 2023
昭和41年公開のフランス映画。午前十時の映画祭にて観覧。事情があってシングルマザーになった女は汽車に乗り遅れたことで、同じくシングルファザーの男と出会い、二人は惹かれ合う。しかし過去の美しい想い出が二人を葛藤させる。忘れたくて、でも忘れたくない人。二人の答えは… pic.twitter.com/iq7uVmvvVa
終盤の編集が素晴らしいです。
▼●バッファロー'66
『バッファロー'66』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 12, 2023
1998年公開作品。当時は「なんか観てた方がオシャレだと思われそう」と思って観たような記憶。しかし25年経って改めて観ると、これがめちゃ良作で!
優しいけど乱暴でバカけど憎めない複雑な魅力を持つ男と、誘拐されていつでも逃げ出せそうなのに逃げない女の、奇妙な旅。 pic.twitter.com/uVr4C981xW
ボーリング場で踊るシーンが最高です。
▼オッペンハイマー
『オッペンハイマー』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 22, 2023
観ました!豪州のメルボルン博物館であこがれのIMAX1570上映という現在地球上で得られる中では究極の環境で!
神から炎を盗んだ男の栄光と苦悩。それを利用しようと近づく人々の信念と悪意。核兵器の真の恐怖。ノーラン監督の到達点は極上の映像体験で綴る反戦映画でした。 pic.twitter.com/yVTyl8qL3X
今年最高の映画です。
世界最高峰の劇場で観たからではなく、作品としても最高です。
オッペンハイマーについて、当初は日本公開を待つつもりでした。しかし待てども待てども決まりません。そして10月にブルーレイ発売が11月21日とアナウンスされて、私は海外遠征を決意しました。
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 27, 2023
なぜオーストラリアを選んだのか。
この劇場は何が特別なのか。
→ https://t.co/BbHmGfPMMf pic.twitter.com/HU87B2dC8N
非常に有意義な海外旅行になったので纏めました。
▼ビューティフル・プラネット 3D
『ビューティフル・プラネット3D』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 24, 2023
IMAXメルボルンにて観覧。昨年11月TOHOシネマズ日比谷のレーザー導入記念IMAX祭りでも上映していたが…
日本人よ、これがIMAXだ。
4Kレーザーデジタル上映なのでプロジェクターの条件は同じだと思うが、スクリーンサイズと椅子の配置で完全に別体験だったわ。笑 pic.twitter.com/jFaWk64aWl
日比谷で観た時は1.9:1だったのですが、メルボルンでは1.43:1でした。それだけでほぼ別物に生まれ変わったような気さえしました。
日本上映時は吹替版でしたが、今回はオリジナル音声なのでジェニファー・ローレンスの美声も堪能できたし、何よりも宇宙飛行士の本人の声を聞けたのも非常に良かったです。日本語訳だと何かしら情報の改編が避けられないですしね。
社会科見学で来ていた40名近い小学生が非日常の興奮もあるのか超うるさかったのですが、始まるとすぐにピタッと静かになり、終映時には拍手までしていました。良い子達や😭
メルボルン博物館と併設してる都合なのか教育プログラム的な短編映画を毎日複数ラインナップ上映しており、IMAXの性能を堪能する環境としてものすごく優秀な映画館だと改めて実感しました。
▼セレンゲティ 3D
『セレンゲティ 3D』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 28, 2023
サバンナの覇者はライオン?いいえ違います。正解はヌーの大群です。本作はヌーの大移動を中心にアフリカの季節の移り変わりと大自然を感じられる素晴らしいドキュメンタリー映画。
予告→https://t.co/Jo00e3bEKZ
IMAXメルボルンで観るとマジでアフリカに居る錯覚だった。 pic.twitter.com/7MT5EpY68P
ヌーって英語でwildbeestって言うんですね。野獣先輩ですか?(笑)
▼シークレット・オブ・ザ・シー 3D
『シークレット・オブ・ザ・シー 3D』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 28, 2023
IMAXドキュメンタリー映画。色んな生物の共生関係に着目して海中の暮らしを見せてくれる。すごく綺麗で優雅な映像に癒された。
予告→https://t.co/ygsOKwR58b
PCで4K環境がある人はぜひ予告を高画質で観てみて。 pic.twitter.com/1dwsiIy707
すでに美しい映像のドキュメンタリーを多数観ているので相対的に価値が低く感じましたが、これもすごく良い作品だったと思います。
今回観覧した3本の中ではA Beautiful Planetが一番好きでした。
▼ボーはおそれている
『ボーはおそれている』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 28, 2023
帰国の飛行機で一足早く視聴。カンタス航空ありがとう!
ゴッサムシティのように荒れる街に暮らす、精神病持ちの優しくて臆病なホアキンフェニックス演じる男。まるで『ジョーカー』の別の世界線のようにさえ見える。アリ・アスター監督の更なる進化。私的には彼のベスト! pic.twitter.com/cF1GPlfiZM
予想しないところでアリ・アスター監督の最新作を日本より早めに視聴する機会を得ました。いやあこれはオーストラリア旅行の嬉しい誤算の一つでした!日本では賛否両論になりそうな気もしましたが、私はかなり好きです。
2023年映画マイベスト5(暫定)
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 26, 2023
1.オッペンハイマー
2.アイスクリームフィーバー
3.TAR
4.ボーはおそれている
5.逆転のトライアングル
2作品が日本未公開という異常事態。笑 pic.twitter.com/9wJ2XlqZO0
▼MEG ザ・モンスターズ2
『メグ2』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) December 6, 2023
帰路の飛行機で視聴。疲れのせいで前半は爆睡してしまったけれど、それでも迷子にならずついていける親切な脚本。まあ第1作を鑑賞済みで世界観はご存知なのでね。
深海で歩き始めたくらいから最後まではとても楽しく観れた。というか、正直かなり面白かった。映画館案件だったかも! pic.twitter.com/NJnk6cNK1N
ステイサムだけじゃなくて、バディ的役割というかカウンターパートとなる中国人の男が相当強くて、なんかもうギャグとして面白かったです。(12月6日追記)
▼●暗殺の森 4K
『暗殺の森 4K』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 30, 2023
午前十時の映画祭で初観賞。1970年イタリア映画。4Kレストアということで映像は綺麗だったし、アイコニックなビジュアルを堪能できた。ただしサウンドは時代相応に暴力的(具体的に言うとセリフの音量バランスがやかましくて耳に痛い)で少し苦手に感じた。時代と国民性を感じた。 pic.twitter.com/X9BaBD5WCe
▼ザ・キラー
『ザ・キラー』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 29, 2023
メチャ面白い。ビジュアルはハードボイルドでクソ格好良いけど、本質的には完全なるコメディ映画。日本の喜劇みたいにゲラゲラ笑うギャグはないけどね。
主人公の殺し屋は仕事はデキるけど自分に酔ってる痛いヤツ。終始モノローグで講説を垂れるが、実際はミスが多いのが可笑しい。 pic.twitter.com/h8lrJzwnIf
ゴーンガールでもファイトクラブでもそうでしたけど、デヴィッドフィンチャーは表向きにはええカッコしたい人間の裏側のダサイ部分を描くのが上手いです。『ザ・キラー』はそれを殺し屋の物語でやってしまいました。
格好良くて完璧なイメージが強い殺し屋を小馬鹿にしたような演出。このパラダイムシフトはタランティーノのパルプフィクション級ではないでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1701834376770-Xs32nCo1wh.jpg?width=800)
▼花腐し
『花腐し』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 29, 2023
こりゃ凄い。偶然出会った2人の男が過去に愛した女について同一人物だと気づかず語り合う。途中まではよくあるストーリーだったが、終盤と帰結とエンドクレジットが新鮮かつ見事だった。創作の力を信じる監督の意志。ちゃんとR18の描写だったが、モノクロのシーンが多くエロの印象は弱め。 pic.twitter.com/cBpK6xHSgq
▼レオ
『レオ』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) November 30, 2023
しゃべるトカゲの飼育を通じて成長していく小学校最終学年の生徒たちを描くアニメ。普通に面白くて、肩の力を抜いて観るにはとても良い塩梅。
制作と主演をアダムサンドラーが務め、娘のサディとサニーも子役で出演しており、彼は出演作多いしNetflixとズブズブなのかな?と感じた。笑 pic.twitter.com/CrMmUlaxSv
▼さ〜て、来月の映画館は?
12月公開作品で気になるのは…
リアリティ(11月キャリーオーバー)
●ブラック・レイン(11月キャリーオーバー:午前十時の映画祭)
ほかげ(11月キャリーオーバー)
ナポレオン(1日)
●戦場のピアニスト(1日)
バッド・デイ・ドライブ(1日)
終わらない週末(8日:Netflix)
VORTEX ヴォルテックス(8日)
スリ・アシィ(8日)
●ボルサリーノ(8日:午前十時の映画祭)
●ヘル・レイザー(8日)
ファミリープラン(15日:TV+)
TALK TO ME トーク・トゥ・ミー(22日)
REBEL MOON パート1 炎の子(22日:Netflix)
●カサンドラ・クロス(22日:午前十時の映画祭)
●エマニエル夫人(29日)
![](https://assets.st-note.com/img/1701355482806-5P72RVPuyE.png?width=800)
来月(以降)も楽しみです。
了。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ「読んだよ」の一言がわりにでもスキを押していってくださると嬉しいです!