ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)とは【ドイツの場合】
ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)
新型ウイルスの感染、影響の拡大を阻止するため、ドイツでこのソーシャル・ディスタンスを保つよう規制が始まって2週間以上経ちました。
日本でも少し前から導入されるようになったのではないかと聞き及んでいます。
ドイツの場合といっても状況によって異なることもありますが、基本的な部分は不公平がないようにほぼ同じです。
私の住むハンブルグでは北ドイツでも住民数に対して感染者数が多いので、メモしておきます。
行動するのは家族単位です。ここでいう「家族」とは一緒に住んでいる家族、「世帯」単位でのことで住民登録で同じ場所に登録されている「家族」です。
別世帯の両親のところに行く、または子供が住んでいるところに行くということもできません。
一人暮らしの場合のみ、出かける時にあと一人、会うことができます。ただし1.5m〜2mの距離を取ること。
私は基本的にそんなに頻繁に友達と会うわけでもなく、家にいるのは好きなのでとくに今のところ苦痛ではありません。
ただ私が面倒なのは、パソコンや携帯のアプリで
「何時からみんなで話そうよ」とかそれくらいならいいのですが、
「何々さんていう経済のプロがバーチャルマネーについて話してるからスイッチいれなよ」とか、
「瞑想とお祈りの会があるよ」とか
「食生活改善の話が…」
「5Gの健康に関するなんとかが…」とかとか、
まぁそれはそれは色々なグループのようなものがそれぞれのテーマで雑談や会議やためになるお話に誘ってくれるのですが、正直かなり面倒です。
第一「いや出かけるから無理」という言い訳ができません。だから言い訳もせずただアプリのなんとかミーティングは無視。
それに「家にいる=暇」ではない。少なくとも私の場合は「家にいる=暇」は絶対に当てはまりません。
私はリアルなソーシャル・ディスタンスよりも、このオンライン上のソーシャル・ディスタンスを保ちたい。
話したい人がいれば、普通に電話で話せばいい。
結構本気でそう思っています。
…読み返してみればドイツの場合というよりも私の嘆きでした。
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