人生後半の生き方
▼執筆 / JAA主任講師 高橋佳璃奈先生
今年の夏は、なんだか特別な感じがしますね。2022年というぞろ目の年ということと、2という二つに分ける質が3つ重なり6になるというエネルギッシュな振動に満ちています。
そんな特別な年に、初めてのZoomレッスンを担当させていただき、私もとても勉強になりました。と言っても、多くの方は「誰？」という感じかもしれません。
私は、JAA発足当時から2015年くらいまで「アーユルヴェーダ」と「アロマセラピー」を融合した「アーユルヴェーディック・アロマセラピー」というジャンルで講師をさせていただきました。おかげさまで、アーユルヴェーダの認知度も高まり裾野が広がって、今では多くの芸能人やアスリートがインドやスリランカで本場のアーユルヴェーダを体験するようになり、健康生活の基本である「白湯飲み健康法」も普通に定着しています。
今回のZoomレッスンの目的は、当時の生徒さんたちが今ミドルからシニア世代になり、それぞれの人生の中で一つの分岐点に立っていることを多く感じ、人生の後半の生き方について「素・適に暮らしすと」という内容で提案したものです。私的には、皆さんより長く生きてきた人生のオブザーバーという感覚でまとめさせていただいています。
この数年偶然というより必然的に起きた「コロナ」という世界的クラッシュが、時代変化の流れに相まって、大きな変革へとつながる起爆剤になり、世界や人々の価値観が大きくシフトする節目につながって、多くの人が人生の見直しを観じて居ることでしょう。
誰もがそれぞれに夢を持ち、アロマの講座も実現に向けて学んでいくわけですが、成功を導くには時代を読む必要があります。また営業や広報の方法は、この数年で大きく変わっています。でもそれより大切なのは、自分の人生を読むこと。それは決して自分ひとりだけのものではないので、大きな視点が大切なのです。
コロナのおかげでリモートワークが増え、時代はインターネットが中心となり、人々は自由に住処や環境を選べるようになりました。すると基盤が経済中心の「労働」から、日々や人々のつながりを大切にする「暮らし」へとシフトしていきます。
すると、何が変わっていくでしょうか？ どんな変化があらわれるでしょうか？ さらには、どんな進化が促され、社会はどういう風になっていくでしょうか？ その変化は年代によってさまざまなのです。
そんな予測が、シニアになった今見えてくるのです。時にエールを、時に警鐘を、共に考え、新しいものを見つける旅に、このズームレッスンを通じて皆さんと人生の時を深められたら、講師として生徒さんに一番伝えたい最終レッスンが完了すると感じています。そして新たな出会いも含めて、「暮らしすと」が増えることを願っています。
▼高橋佳璃奈先生の新講座「素適に暮らしすと」の詳細はこちら
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