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今、人生に絶望してるあなたへ

もしあなたが今、
自分の人生にものすごく絶望してて、

正直、なんかもう楽になりてぇな、、

そんなことをもし考えてるとしたら、


まぁとりあえず一旦、この記事を読んで、
一息ついて欲しい。


もしあなたの周りの人間で
絶望してる人間がいるとかだったら、

この記事のURLをその絶望してる人に
送ってあげて欲しい。

最初に断っておきますが、

自○したくなる気持ち、俺も分かるぞ?

とか

生きてりゃそのうちいいことあるから

なんていう、


安っぽい青春ドラマみたいなことを
言うつもりは一切ないです。

他人がどーこー言ってたって
最後どうするかは自分自身しか
決める事は出来ないので。

ただ、

自○したくなるその気持ち、
決してわからなくはないですが、

一時の感情で自○って結論を出したら

ほんとに苦労すんのは
その人本人じゃないよ?

ってこと。


それだけはあなたに伝えておきたい、
そう思ってこの記事を書きました。




ツイッターでも言ったことがありますが、
私の母は数年前、自○で亡くなりました。

もともと私が子供の頃から
鬱病を患ってはいましたが、

まさか自分の母親が最期、

自○で亡くなるなんてことは
正直想像もしてませんでした。

遡ること数年前の11月下旬頃のある夜、
久々に父親から一本の電話がきました。

父 「おー、久しぶりだなぁ。元気か?」

私 「おー、まぁ元気よ。急にどうした?」

父 「いや、母さんがなぁ…
          一昨日の夜に家を出てったきり、
          帰ってこないんだよ。
          そっち行ったりしてないよな?」

私 「いや、来てないけど、、、
          え、出てったってどういうことよ?」

父 「まぁ長くなるんだけどな…」

父の話によると、

二人はその夜、ちょっとしたことで
言い争いをしてしまったとのことで、

酒に酔ってた父はちょっと強く母に
モノを言ってしまったとのこと。

(その頃既に我々兄弟は実家を出てて、
 家では夫婦二人暮らしの状態。)


父がリビングでうつらうつら寝てた時、
母が玄関のドアを開けて家を出たという。
その時の時間は既に23時過ぎ頃。

父 「夜中に玄関出たのはなんとなく
          分かってたんだけどよぉ、
          ゴミ出しでも行ったかと思ってよぉ」

そのままリビングで寝てしまった父が
朝起きて、隣の寝室を覗いてみたら、
母はそこにはいなかった、

という状況だったらしい。

父 「まぁ警察にも捜索願出したから
           なんかまた分かったら連絡するから。
          まぁ一応、最悪のケースのことも
          覚悟はしといてくれ。じゃあな。」

父はそう言って電話を切った。

いなくなったその日とかじゃなく、
息子たちに余計な心配かけないようにと、
一日日にちを置いて言ってきた父が
なんともらしいなと思い、その日は終わる


それから二週間ほど過ぎても
父からの連絡は一切なく、

連絡ないけど、帰ってきたのか?

いや、帰ってきたら連絡くらいあるか。


そんな風に思いながらも、
私も忙しない日々を過ごしてました。


そして年の瀬のある日、

父 「母さんぽい人が見つかったみたいで
    今、警察から連絡がきた。
         なんでも遺体の損傷激しいとかで…」

え?おかん、しんだん?


それが父からの電話で思った
私の率直な気持ち。

その後の父との会話も
母の死っていう衝撃であまり覚えてません。

悲しいとかなんとかとか、
そういう気持ちも不思議と一切なく、

母親が○んだっていう
ことを聞かされたその衝撃。

その衝撃が兎に角デカ過ぎて。


まぁ最悪の状況もって父が言ってたので、
どこかで自分の中で想定はしてたものの、

自分の母親の死がそんな形で訪れるとは
兎に角夢にも思ってませんでしたから。


まぁどっかで最期は病気とかで
お別れになるんだろうなって
漠然と思ってたものですからね。



まぁでも、、
母じゃない可能性もある訳だしな


父の電話のあとになんとなく
そんな風に思ってた私の一縷の望みは

その夜の父からの再びの電話で
見事に打ち消されました。

・家からちょっと離れた雑木林で
    遺体は発見されたこと

・見つかった遺体は
   非常に損傷が激しかったが
   母が通ってた歯医者のカルテから
   母の遺体であると照合されたこと

・なかなか人が立ち入らないとこだった為
   発見されるまで結構な時間がかかったが
   たまたまキノコ狩りをしに森に入った人が
   母の○骸を見つけて通報したこと。

ということを父から聞かされた。

そして○ぬ間際の母の行動だが、
母は父と喧嘩したその日の夜、

雪がちらつく寒い夜道を、パジャマ姿で
家からちょっと離れた雑木林まで
深夜一人で歩いて行き、

その雑木林の中で自分の体に火をつけて
最期は自○したとのことだった。

(私もその後に母の○骸と対面しましたが、
 正直全くわからなかったです。)



実はな、、、、

そして私はその電話で

それまで母が何度も自○未遂をしてた事を
その時ようやく父から聞かされました。


あいつなりに、
ずっとしに方を
考えてたんだろうなぁ、、


父はその電話の終わり際、
ボソッとそんなことを言ってました。

私は今までとんでもないものを
父に一人で背負わせてたのだなと思いながら
そんな父にかける言葉が見つからなかった事
今でも鮮明に覚えてます。



母を亡くした悲しい気持ちは
勿論あります。

いずれ別れるとはいえ、
最期はこんな別れ方かよ

男が泣くときは親が死んだ時!!
それ以外の時に男が
メソメソ泣くんじゃない!!

そんな風に子供の頃に
私を叱ってきた母自身が

最期はそんな亡くなり方すんのかよ

そう思う気持ちもあります。

・父と喧嘩した夜、
   何が彼女をそこまでの行動させたのか

・家を出る時に既に迷いはなかったのか

・どんな気持ちで雑木林まで行ったのか

・自分の体に火をつける時は果たして、
   どんな気持ちだったのか
   その視界には何が見えてたのか

いろんなことをいくら想像したところで
答えは誰にも分かりません。


あれってもしかして
自○しようとしてるサインみたいなもの
俺に出してたのかな、、

そう思う節も、今になってみたら
思い当たらないこともありません。

でも結局それって
結果論なんですよね。


こういう結末を迎えてしまったから
結果、言えることに過ぎません。


・あまり頻繁に実家に顔を
   見せなかった親不孝な私

・夫婦二人で暮らすまで
   家族を顧みることをあまりせず、
   兎に角、仕事仕事だった父

・鬱という病におかされて
   最期は自○という選択をした母


誰が悪いんだ?

誰が悪くないんだ?

俺がもっとしてやれたことが
あったと思うし、

そう考えたら俺が追い込んだのかな、、


結果論とは口では言うものの、
そんな風に考えてる私も、事実います。





この出来事を経験して
私が強く思ったこと


まぁ兎に角いろんなことを
思いましたが、その中でも二つ。

一つは

人のほんとの気持ちなんて
誰にもわかんねぇんだな

ってことです。

だって母親と子って

一時期は一心同体だった時間を
経てるわけです。

その一心同体だった時期を経てる
その相手でさえも、深いところで
何を考えてるかわからないんだから、

そら他人が何を考えてるかなんて
分かるはずないよな

っていうことです。

だからあなたも、


俺の気持ちなんてどうせ誰にも
わかってもらえないんだ、、

なんてもし今
思ってるとしたら、


そら誰にもあんたの
苦しみや悩みなんて
本当の意味では誰にも
理解なんて出来ねぇよ


だから苦しいことを
分かって欲しい人がいるなら
その相手にちゃんと
苦しいって気持ちを言うべきだし、

一人で悲劇のヒーローぶって
内に閉じ籠ってんじゃねぇよ

って思うんです。


自○を考えるくらい絶望して
内に閉じ籠ってるんなら

もっと周りを巻き込んで
辛いなら辛いってわめいたり、

自分を追い込んでるその原因から
逃げちゃっても全然いいと思います。

なんでもかんでも
向き合えばいいってもんじゃありません。

石の上に無理して三年もいる、
そんな必要は全くないんです。



そしてこの出来事を経験して
私が思ったことのもう一つ。

自○は残された周りの者に
しぬまで十字架を背負わせる

ってこと。


そら勿論、しぬくらい悩んでる訳ですから
自○を選ぶ人も当然苦しいとは思います。

でもそれで自○を選んだら

その人を救えなかったその周りの人の方が
その人の自○の十字架を背負う


そういう事になります。


それでも自○って結論を出すのか

ってことです。



絶望を感じて、自○を考えてる時に
他人の気持ちを考えろなんて
正直酷なことだと思いますし、

他人の気持ちを考えるほどの
余裕がないから自○なんて結論を
出そうとしてるとは思います。


でもそれでも、

自○っていう行為は
残された周りの人間に
十字架を背負わせる

そんな行為です。


だから、

辛かろうがボロボロだろうがなんだろうが
あなたの周りにいてくれてる人間の為に
這いつくばってでもなんでも生きろ!


母親を自○で亡くした人間として、
私は強くそう思います。






最期までお読みいただき、
有難うございました。

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