見出し画像

企業経営・理念にエンパシーを向けて見えてきたコト②ネピア編


小鳥のさえずり
木々のささやき
そこかしこで命の息吹がきこえる
暑くもなく寒くもなく
しんと静まり返っているのに、どこかにぎやか
包まれて、見守られて、育まれる

こんにちは、はづきです。
今回注目した企業は、「株式会社ネピア」さんです。
ええ、あのネピアです。
日々大変お世話になっています。
きっかけは、Xのこのツイート。


ネピアさんに比べたらこんなちっぽけなアカウントはノミなみに鼻息で吹き飛ばされて気づかれもしないんじゃないかと思いましたが、なんと!!返信をいただきました!!


なんとやさしい・・・ティッシュだけじゃなく、懐もふんわりやわらか・・・
感動してさっそくホームページを拝見しました!



まずはネピアさんの歴史から

1971年に「王子ティッシュ販売株式会社」として家庭用紙製品をメインに製造・販売する会社として設立、その後社名変更されています。出資したのは王子製紙株式会社、王子製紙さんの設立は明治時代に渋沢栄一さんの肝いりでした(前回に引き続き登場、渋沢さんすごいな、紙幣になるのも納得)。
トイレットロールの生産から始まりティッシュや紙おむつなど、私たちの生活を支えるのに欠かせない紙製品を製造しておられ、現在では、地球環境に目を向けた企業としても注目されておられます。

それにしてもネピアさん、私の人生に欠かすことができない企業さんだったんだなとあらためて感じました。ネピアのトイレットペーパーやボックスティッシュは家にあったし、紙おむつ「ドレミ」は本当にお世話になりました。鼻セレブとか画期的でしたよね、家族がめっちゃ喜んだことや、肌触り良すぎて子どもがバンバン使って怒られてたこともいい思い出です・・・。


nepiaさん本社にて


ネピアさんの歴史は、紙製品が生活必需品となくてはならないものになった歴史でもあり、快適な暮らしを叶えてくれるために私たちに常に寄り添った歴史でもあるんですね。

「人と地球に、ここちいい」

ネピアさんのホームページを拝見して感じたのは、「やさしさ」。
「安心」はここにあるよ、もっと「安心感」をもっていいんだよ、そんなメッセージが伝わってきます。

”人にだけじゃなく、地球規模での安心を提供していくんだ”
ゆったりとしたやさしさの中に、芯ようなものを感じました。
核というか、強さを持ち合わせた、命。

と同時に、「責務」を果たすことを重要視しておられるのではないかと感じます。グループ会社の「王子ホールディング」として、製品を作って売って利益を出す企業としてあるべき「成長」をもちろん謳っておられますが、それ以上のウエイトで、「進化」という名のもとに、様々な問題に真正面から向かっているもうひとつの決意も感じました。

環境問題
「木を使うものは木を植える義務がある」という王子グループの方針の下もと、創業以来、継続的に森を育てる活動に力を入れておられます。創業時はまだ環境問題という言葉も一般的ではなかった時代、今では環境問題に力を入れる企業としても一目置かれる存在となっておられます。
コンパクト設計に力を入れておられるのもそのためなんですね。


nepia千のトイレプロジェクト
アフリカの東ティモールにトイレを建設するプロジェクト。
トイレットペーパーを届ける企業の使命として、13年かけて衛生環境改善に取り組み、乳幼児の死亡率改善など大きな成果を上げられました。


うんち教室の開催
筆者がもっとも感銘を受けた取り組みがこの「うんち教室」でした。
トイレットペーパーを届ける会社による「うんちを通した社会活動」として、2007年から取り組んでおられます。
「うんちを正しく知る」「正しいトイレの使い方」など、もしかしたら大人の私たちも当たり前すぎて実はよく知らない内容だったりするんじゃないかと思います。
「ユニークな教室」と表現されていますが、めちゃくちゃ大事ですよね!!もっと「出す」ことを大事にしてほしいと常々思っています。

心にもトイレが必要です
というのも、「心にもトイレが必要です」と、わがエンパシー協会ではよく皆さんにお伝えをしています。「健康について、食育は語られても、うんちを出すことの大切さはほとんど語られることはない」とおっしゃっているのと同じで、「心の健康について、正しい排泄の仕方は誰も教えてくれない」んじゃないかと感じているんです。

心の健康を保つために言われるのは、
「ストレスをためない」
「運動をする」
「規則正しい生活をする」
って感じだと思うんですが、
(・・・あれ?いいうんちを出すのに必要なことばかり)
じゃあ、心が出したい!!ってなった時の出し方って教わったこと、ありますか?
いいうんちの美しい出し方があるように、
心だって、感情に任せて所かまわず吐き出してていいわけじゃない。

もう企業様にエンパシーを向けてる場合じゃないっ、
エンパシー協会でも心のうんち教室を開催するぞ!!
いやー、心からのリスぺクトが止まりません!!




さて、終盤に差し掛かりましたが、ここからがメインです(笑)

いちばん大事にされているのは、「ほっこり」だと思ったのです。



楽しもうとする
ユーモアを忘れることなく、製品や活動を通してほっこり、あったかくなってほしい。王子ホールディングスの中の立ち位置もそんな意識をしておられるんじゃないかと勝手に思ってます。
そして、地球規模でもそれを目指しておられるんじゃないかと。



小鳥のさえずり
木々のささやき
そこかしこで命の息吹がきこえる
暑くもなく寒くもなく
しんと静まり返っているのに、どこかにぎやか
包まれて、見守られて、育まれる
命の、尊さ、あたたかさ

なんだかほっこりとして、笑顔になりませんか?



王子ネピア株式会社ホームページ





nepiaさんと写真いっぱい撮ったのにゃー

一般社団法人 日本エンパシー協会

協会公式ホームページ
公式LINE
公式YouTube
公式Twitter
公式Instagram

「ひとりひとりが自分の大切な価値観を明るみに出せる社会を共感によって創る」を理念に2021年9月に設立。日本ではまだ馴染みの薄い「エンパシー(理解を示す共感)」広めるために活動中。
《エンパシーの共感を知り使えるようになるための「エンパシー講座(初級編)」、深い共感を行うために自分の心を見つめ、コミュニケーションの構造を紐解く「共感者講座(中級・上級編)」の提供》
《コミュニケーションや心の安全性に関するセミナーや講演会を主催》
《企業や団体にむけて「深い共感」を導入するための講演やセッションの提供》
《安心安全な場で学びを深めるコミュニティの提供》
などを行っています。

海外では世界的大手企業でも研修に取り入れられている「エンパシー」。
時代は「競争」から「共創」へ、「教官」から「共感」へとシフトしています。
エンパシー協会「非」公式キャラクター〔にゃんパシー〕が日々奮闘中!!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?