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熱意が持つ力。

ものには3つのタイプがある、という。

①火を近づけると燃え上がる可燃性のもの。
②火を近づけても燃えない不燃性のもの。
③自分で勝手に燃え上がる自然性のもの。

そして、実は、これが、人間のタイプにも、当てはまるらしい。

周囲から何も言われなくても、自ら燃え上がる人間がいる一方で、周りからエネルギーを与えられても、クールな?冷めた?態度を崩さず、少しも燃え上がらない不燃性の人間もいる。

何がいい/わるい、とかではないし、内に秘めたる燃える思いがあるかもしれないし、
反対に、一見、燃えてるように見えている…だけの場合もあるだろう。


一概にその是非を問うことは難しい。

難しいけれど、組織的に見ると、不燃性の人間の冷たさが、時として、周囲の熱まで奪ってしまうことがあるのは、事実である。


そして、物事を成すには、自ら燃え上がり、さらに、そのエネルギーを周囲にも分け与えられる人間、
すなわち、言われる前に、自ら率先してやり始める、そういう能動性や積極性に富んでいる人の影響が大きいように、私は思う。

24時間365日、そうあり続ける必要は、たぶんないけれど、でも、好きなものとか、やり遂げるべきこと/やり遂げたいことに対しては、自分自身を励まし、燃え上がらせることができるような人でありたいと、私は考える。


たぶん、「好き」と「打ち込む」は、コインの表と裏のようなもので、その因果関係は、きっと循環している。

好きだから打ち込めるし、
打ち込むうちに好きになってくる。

だから、最初は、多少無理をしてでもいいから、まずは懸命にやってみる。

懸命に打ち込めば、失敗・成功を含め“成果”というものが生まれ、そこから次第に、楽しさや面白さに気づくことができる、、、かもしれない。


もちろん、中には、イヤで仕方がないこともあるだろう。

そうであっても、もう少し頑張ってみる。
腹を括って、前向きに取り組んでみる。


それが、自身の中での小さな変化をもたらし、そしてひいては、自分にとっての大いなる成長に繋がる気がする。

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