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対面レッスンを経て

こんにちは。
お盆を過ぎると毎年少しずつ秋の気配が感じられますね。気温だけ見ると、まだまだ暑いのですが、ぶどうやイチヂク、梨がお店に並びはじめ、夜は鈴虫が鳴き始め、毎日の服選びでも、なんとなくショートパンツやノースリーブを手に取らなくなったり。こんなに暑かった今年の夏も終わりが来るものなのですね。

以前の記事でもご案内した、山口市のカピン珈琲さんでの金継ぎ教室は、2日とも無事に終えることが出来ました。
酷暑とお盆の帰省ラッシュの中ご参加頂いた皆さま、何から何までお世話になったカピン珈琲主宰の千晴さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました。

普段は、オンラインレッスンのみ行っておりまして、対面でのレッスンは行っていないのですが、今回、初の試みで初回のレッスンのみを対面で行う機会を設けることが出来ました。レッスンは漆の特性と金継ぎの工程的に1回で終わることが出来ない為、その後は各自オンラインにて受けて頂く形になるのですが、初回だけ対面にすることで感じる良さが沢山ありましたので、今日はそのことを書いてみたいと思います。

先ず、一番良さを感じたのは、レッスンを受けられる方に直接お会い出来ること。

オンラインでは「はじめまして」の私とマンツーマンになるのは緊張する方も多いかと思っています。メッセージをやり取りする中で緊張が解せるよう努めてはおりますが、なかなか難しいかとも思っています。。でも、対面だと他の参加者の方々と同じ場所で「はじめまして」とお顔を合わせるので、少しばかりか緊張も解れる方が多いのではないかなと思いました。一度お話をしているので、次回のマンツーマンのオンラインレッスンへのハードルも少し低くなるかな、とも思いました。

因みに、私自身は、19歳の大学一年生の時に、アパレルのお店でアルバイトを始めたことがきっかけで、誰にでも話かけれる特技を身につけましたので(笑)、人見知りをすることは今ではあまり無い方だと思っています。普段は1人で黙々と作業をしておりますが、レッスンの時にはオープンマインドになれるのは、アパレル時代のお陰だと自負しております。

そして、やはり面白いな、と思ったことが、皆さまお一人お一人の個性が全く違うということです。

持って来られる器やその破損状況が全員違うように、皆さまのペースも様々。
同じ作業をする際のヘラの動かし方一つとっても、みんな違う。この ’’違い’’ が私はとっても好きなんだなと思いました。手際よく進める方もいらっしゃれば、丁寧にゆっくり進められる方がいらっしゃるのは、マンツーマンのオンラインレッスンでも感じていましたが、対面でその違いを見れたことで、やっぱり個性って素敵だなと、いつもに増して感じることが出来ました。

またもや因みになのですが、私自身はゆっくりマイペース型の人間です。早く早く、と言われて育ち、教育されてきましたので、ゆっくりマイペースなことは否定的に捉えていましたし、早い人を羨ましいなと思っていました。
でも、どちらも良い悪いはなく、ただの個性だというのが腑に落ちてからは、そんな自分も肯定的に捉えていますし、手際よく出来る人はいつだって尊敬しています。

そして、2日間のレッスンで1日目は5名の方にご参加頂き、2日目は1名の方にご参加頂いたので、複数の対面と、マンツーマンの対面が体験出来たのですが、
複数の方とわいわいするのも楽しいですし、マンツーマンでゆっくりじっくりするのも楽しい、どちらも良さがあるなぁと感じることが出来ました。

2018年頃からコロナもあったりで暫く1人で黙々と作業をしており、レッスンは積極的に行っていなかったのですが、今年から本格的にレッスンを始め、今回直接「金継ぎをずっとやってみたかったから嬉しいです!」などというお言葉を聞き、
こんなに喜んでくださる方が沢山いるのに、そんなことを何で今まで1人で握り締めていたのだろう、、という気持ちでいっぱいです。

こういったスタイルのレッスンをまた行う予定は今のところないのですが、
場所があって、レッスンにご参加いただける方がいらっしゃるのならば、全国どこにでも行ってみたいな!と思えてきましたので、ご興味ある方はご連絡いただければ幸いです。

そして同時に、通常の最初からマンツーマンでのオンラインレッスンも常時募集しております。少し暑さが和らぎ作業もしやすくなるこの時期に、金継ぎをはじめてみませんか?詳細をご確認の上、ご連絡頂ければ幸いです。

最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。
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