夢は脳にプログラミングすることで叶えられる
自動的に夢がかなっていったら最高の人生ですよね。
そんな夢な話あるかい!って思ったと思いますが、そんな事があるんじゃないか?と思える本に出会えたので紹介します。
「ブレイン・プログラミング」
いわゆる”思考は現実化していく”とか”引き寄せの法則”、”アファメーション”的なお話なのだが、脳科学的に説明されているので、ものすごく納得感があった本です。
冒頭こんな事が書いてある。
ん?どういうこと?
コンピューターでもないのに脳をプログラミングができるの?って思ったと思います。
遥か前に「思考は現実化する」のナポレオン・ヒルもこのように言っていて、脳の仕組みを理解できれば、これがどういう事かがわかると思います。
▽RAS(網様体賦活系|もうようたいふかつけい)
人間の脳に繋がる脳幹には「網様体」という神経の集まりがあります。
この網様体賦活系(通称:RAS)の働きがないと人間は生きてはいけず、眠ったり、目覚めたり、呼吸したり、心臓が一定のリズムで動くのもRASの働きで、それだけでなく行動しようとする意欲や性欲が起こるのもこのRASの働きがあるからだとされています。
RASというのは、脳の活動を支配するコントロールセンターであり、外部からの刺激がRASから脳に伝達されると、脳でいろんなことを「考え」「感じる」働きが活性化されるのです。
外部からの刺激は毎秒4億bit脳に送られていることをご存知ですか?
数字じゃよくわからないけど、初期のパソコンが一度に扱えたデーターが8bitだったようです。
初期のパソコンが扱えたデーター量は8bit。
脳が毎秒処理できるのデーター量は400,000,000bit。
脳ってすごいスペックを持っている事がわかると思います。
しかし、その情報が全て意識される状態になるわけではなく、99.999パーセントは記憶にも残らず処理をされているのです。
つまりは脳に取り込まれた情報のほとんどが、自分では気づかないうちに処理をされてしまっているということです。
必要な情報だけを脳に取り込むようにしているのです。
その多くの情報を仕分けして脳に送り込むのがRAS(網様体賦活系)の役割だというのです。
▽RASには「GPSシステム」と「検索エンジン」が備えられている
GPSシステムと検索エンジン?
それってスマートフォンじゃん?と思った人もいるだろう。脳なのに。。
実はRASにはこれと同じような機能が備えられているというのです。
どのようなことか、こんな例で例えられていました。
そんな経験が誰にでもあったと思います。
または、大勢の声や雑音の中から聞き慣れた声を判別することができた経験などがあると思います。RASはいろんな雑音の中からフィルターにかけ、必要な音を取り出したのです。
他にも、こんな経験をしたことはないだろうか?
このようにRASは、自分が考えることだけに注意を集中し、それ以外の情報は全て排除されるのです。
そして、”考えたこと”や”自分がなりたい”と思ったことの関連する情報をRASが自動的に集めてくれるということです。
”自分がこうなりたい”という目標を定めたら、あとはGPS機能が勝手にそれに向かうように、検索機能を使って情報を集めて、叶えるために導いてくれるということなのです。
▽ただただ「こうなりたい」を脳にプログラミングする
ここまでたったの数ページ。
私はもうここまででかなり納得をさせられていましたが、大事なのはここからです。
それは、
「こうなりたい」と望むことだけを考えること。
「こうなってしまう」といった望まないことを考えてしまうと、望まないことを叶えてしまうのです。
また、「こうなりたい」と考えたらあとはRASに任せるだけで、「どうすれば」は考えないこと。
もっと大事なのは、こうなりたいと考えたら、あとはその時脳が考えたことを”とにかくやること”が重要で、どうすればをじっくり考えてしまうと人間は行動ができなくなってしまうものです。
まずは脳に自分叶えたい夢をプログラミングしてみましょう。
▽私の夢宣言をしてみた
この本を読んだ後に私は自分の夢を脳に書き込んでみた。
そしたら早速RASが働き出しました。
「今思っていること、叶えたいと思っていることをSNSで公開する」
脳がやれといったことを、思うがままSNSで発信をしてみた結果、
コメントで数人から「こんなのあるよ〜」と早速情報をいただけました。
はい、効果抜群な気がします。
何か変わるきっかけになったかもしれません。
このRASを信じて、自分の夢を思い続けてみようと思います。
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