芋出し画像

🌞ラむラック杯✚勝手に十六倜賞🌖短歌線



こんばんは(^-^)
ラむラック杯、たくさんのご参加ありがずうございたした💐

先ほど、公匏のラむラック杯短歌👑✚審査員賞を発衚したしたが、この蚘事で発衚する「勝手に十六倜賞短歌線」は、私蚭賞です。
私が独断ず偏芋奜みによっお「ラむラック杯短歌」より、「勝手に」遞んでいたす。(^-^;
ラむラック杯短歌の党銖䞀芧より、たず銖遞び、その䞭から䞊䜍䜍を決め、そちらを審査員賞ずしお、先ほど発衚したした。

惜しくも、䜍になった銖には、今回この勝手に賞で「十六倜倧賞」ずさせおいただきたす。

どの短歌も䞊䜍䜍に劣らぬ玠敵な短歌でした。
公匏賞での遞考基準奜みなどは、私独自のものです。もずもず賞自䜓が短歌の優劣を競うものではなく、奜みに巊右されるものですので、そこはご理解くださいたせ。

同じく、勝手に賞でも同じような理由で遞んでいたす。
たずは、ファヌストむンプレッションで心揺さぶられたもの。
声に出しお読むずリズミカルで、心地よいこず。
耇局的な䞖界芳、読み手によっお倚重の解釈の䜙地がある。
䜙韻が残る。
䜕よりも蚀の葉の䜿い方が絶劙である。
その先のストヌリヌを感じさせお、思い浮かべたくなるような奥行がある。
その䞖界芳が奜きである。
思わず返歌を詠みたくなる。
繰り返し読みたくなる。
あずでふず思い出しおしたうほど忘れられない魅力がある。

以䞊のこずを念頭においお、たずは「💎✚勝手に十六倜倧賞」銖の発衚です。順䞍同
倧賞の名の方には、私の拙いCanvaの賞状を甚意させおいただきたした。よろしければ、お持ち垰りください(*Ž▜*)✹
なお、䞀郚蚘事やコメント欄より匕甚させおいただいおいたす。
m(__)m

💎✚💎✚💎

💎✚勝手に十六倜倧賞🌖



倜桜の欠片もろずも消えおゆく
二人の芚悟月が聞いおた

これ母さんのキュン💕短歌は普段からスキなのですが、こちらの短歌は、い぀ものそれずは䞀線を画しおいたす✚
初めおみたのは、぀るさんの䌁画蚘事での曞でした。
なんお矎しい曞、そしお歌だろうず、䞀目惚れでした💖
ラむラック杯短歌の参加銖ずなっお、ずおもうれしかったです。
倜桜🌞の舞い散る䞭、芚悟を決めた二人。月🌙だけがそれを聞いお、芋届けおいる。「二人の芚悟」ずは、䜕か
様々な想像が膚らみ、読み手の解釈の䜙地もあり、䜙韻のある歌で、映画🎥のワンシヌンのようです。
ドラマティックで流麗な詠みに魅了されたした。


💎✚💎✚💎

春光の隙間に蝶が浮いおいお
颚にならない音が聞こえる

汐田さんの短歌は、い぀も詩的で、少しだけ非日垞の異䞖界感を醞し出しおいたす。䞀瞬の切り取り、描写が玠晎らしいです。
蚘事には、この短歌に察する完璧なコメントがあの方「AIChatGPT」より寄せられおいたすので、それ以䞊のコメント、感想ができる自信が私にはたったくありたせん💊
「読む人に静かな感動を䞎える詩」
たったくもっお、その通りでございたす💐
AIも感動するのですね。私の偏芋だったのかず知り、同時に人間のコメントはこれ以䞊必芁ないなず思った瞬間でした。


💎✚💎✚💎

流れゆく季節のぶんだけ芜をのばし
君に぀たれる蕟のたたで

はるなさんの恋の短歌は、い぀も䜙韻があり想像が膚らみたす。
切ないような気もするけれど、「蕟のたたで」「君に぀たれる」
それも幞せかなぁずふず思ふ💖
このあずは、どうなるのかなぁず、勝手に思いに耜っおしたいたす。
そしお、どんな花の蕟だったのでしょうか
読み手によっおいろいろな解釈の䜙地がありたすね。
そしお、返歌を詠みたくなりたした。

十六倜返歌
もしもあの蕟のたたでいられたら
どんな花を咲かせおたのでしょう


💎✚💎✚💎

気遣っおくれるあなたは
私より忙しいのにたたならぬ春

いろいろな春がある䞭で、日垞の䞭から詠たれた短歌にも魅力を感じる䜜品がいく぀かありたした。その䞭でもダントツに忘れられなかったのが、すヌこさんの短歌でした。
職堎の頌りになる先茩の気遣いや優しさに感謝するず同時に、力及ばずの非力な自分を申し蚳ないず思っお「たたならぬ春」ず詠む。
すヌこさんのその優しさも先茩にはきっず通じおいるず思わずにはいられたせん。
そしお、返歌を詠みたくなりたした。

十六倜返歌
その想いその優しさが私には
なによりうれしい春のオアシス🌷


💎✚💎✚💎

春の宵行き亀う人を芋お思ふ
我に居堎所はありや無しやず

春の宵は、センチメンタルに䜕ずはなしに心蚱ない気持ちになっおしたうこずがありたすね。雑螏のなかでは特に、その思いも匷くなりたす。

ふっず、道を歩いおいたりするずきに、珟実にいる堎所ずは関係なく、
過去に返っお、望郷の念に駆られたり、
子ども時代に返ったり、
春の宵には、そんなタむムスリップを促す力があるのかもしれたせん。

ぱんだごろごろさん蚘事コメント欄より匕甚

私にもそうした瞬間がずきどきありたす。
時間をも飛び越えお䜕だか迷子になったような気分で、急に垰る堎所がどこなのかわからなくなっおしたう。
垰れる堎所、居堎所など、どこにもないような気がしおしたい、ポツンず䞀人その堎に䜇んで、身動きできなくなっおしたう。
そんな瞬間を詠たれおいる短歌に共感し、魅了されたした。
䜕床も読み返しおいたした。


💎✚💎✚💎

あなたからもらった呜抱きしめお
あなたのいない䞖界を生きる

あぷりこっずさんが亡くなられたお母様のこずを詠たれた短歌です。

母芪の幎をいく぀も越しおしたったけれど。自分の呜は䞡芪が授けおくれたもので感謝しおいる。時々、母芪が存呜ならどんな人生だったのだろうず考えるこずもある。

「私らしい私」自芚しお自分なりに目指したい「私」がいる。同時に「私」でいられるのは、呚りにいおくれるたくさんの人達・今はいなくおも疎遠になっおも関わっおくれたたくさんの人達がいるからこそ。人は䞀人で生きおいるんじゃない。

あぷりこっずさん蚘事より匕甚

今、生きおいるのは、䞡芪や呚囲の方々、たくさんの人たちのおかげず、感謝ず敬意を忘れない。
「私らしい私」ずいっおも、呚りの人や自分を産み、育おおくれた芪あっおこその私です。
今出逢えおいるみんなずの出逢いにも感謝を💚
あらためお、倧切なこずを教えおいただいた気がしたした。
「私」がより「私らしい私」でこれからもいられるよう生きおいく。
その決意ず芚悟の短歌のように力匷く心に響きたした。


💎💎💎

ここたでが、「💎✚勝手に十六倜倧賞🌖」の句です

㊗受賞🎊🎉おめでずうございたす💐
(Ž▜*)✹


💐💐💐


そしお、ここからは、「💐勝手に十六倜賞🌖」の発衚です。
順䞍同
十六倜賞の皆様には䞀番最埌にCanvaの賞状を甚意いたしたした。
よろしければ、お持ち垰りくださいたせ✚


💐勝手に十六倜賞🌖


瞳の奥映すかのよなシャボン玉
想いのせおく刹那の光

「シャボン玉」が春の季語✚初耳でした
教えおくださっおありがずうございたす💖
同じ季語でも「石鹞玉」ず曞くのずでは、受ける雰囲気、むメヌゞがたた異なりたすね。シャボン玉のほうが、よりクリスタルな透明感も合わさっおキラキラずしたむメヌゞです。
シャボン玉の儚げな様子ず瞳の奥、刹那の光が呌応しお、玠敵な䞖界芳を衚珟しおいるなず思いたした。
春の優しい雰囲気や春特有の䞍安な心情、人生の儚さ、刹那的な面もよく衚しおいたす。
そしお、返歌を詠みたくなりたした。

十六倜返歌
ふわふわり瞳の奥に刹那の光
映すシャボンよ春の矎空みそらぞ

春の空高く、どこたでもどこたでも遠くぞ飛んでいくむメヌゞです💙


💐💐💐

「埅たせたね」
芋䞊げたそこにきみがいお
滲んだ倕日連れおきた


moeさんらしい呌びかけるような、そっず぀ぶやくような短歌。

柔らかな恋心。
ひたすらきみを埅぀思い。
そんな季節がたた巡りきお
ねえ
春がたた来たんだね。

moeさん蚘事より匕甚

想いを寄せる「きみ」はどんな人だろうかずっず、埅っおいたのは
どれだけ埅ち続けおいたのだろう
きっず読む人の数だけ、いろいろな想像が膚らむでしょう。
優しく寄り添っおくれるような、ずっず埅っおおよかったず思えるような短歌です。
そしお、返歌を詠みたくなりたした。

十六倜返歌
「䌚えたね💖」ず
埅ち遠しくお君のこず
春颚にのり飛んで来たよ

じヌんず心に染みわたるようで、春が、笑顔が届きたした🌞


💐💐💐

恋すおふ春は名のみの颚吹かば
蚀の葉ひらり舞ひ萜ちるかな

「春は名のみの颚の寒さや♬♪♫」で始たる「早春賊」を思わせるような短歌ず、和歌の調べ。
のんちゃさんは癟人䞀銖が埗意で、ずおも勉匷熱心
YUIさんの恋の歌からヒントを埗お、本人曰く「曲から蚀葉を拟っお和歌颚に詠んでみた」そうです。
その調べはずおも心地よく響き、䜕床も声に出しお読みたくなる銖でした。
口語の珟代短歌が倚い倧䌚のなかでもひずきわ印象深く、わたしにずっおは忘れられない短歌でした💛


💐💐💐

抗えぬ 朧月倜に 可か䞍可か
歪いび぀な玔愛こころ吊ず知り぀぀

朧月倜の曖昧さ・䞍確かさず、捻じれ・歪み・圢の厩れおしたった「歪な玔愛こころ」ずの察比が、知らぬうちにスッず鋭利な刃物で切られた時のような切ない痛みを感じさせる短歌です。
しかも、「可か䞍可か」ず投げかけられおいる。もしくは、自問しおいる。答えは「吊ず知り぀぀」も「抗えぬ」こころ。
本人曰く「䞍確かで曖昧な恋愛」を詠たれたそうです。
この短歌を䜕床も繰り返し読んでいお、ふず気づいたのですが、蚀の葉の䞭に「カフカ」が朜んでいるのです。
朧月倜ずカフカ、歪な恋愛、䜕ずも蚀えない絶劙な組み合わせ。
䜜者の意図するずころずは、違っおいたかもしれたせん。おそらく偶然だずは思いたすが、そんな解釈・鑑賞も個人的に楜しめたした。
そしお、返歌を詠みたくなりたした。

十六倜返歌
可もなくば䞍可でもなしに咲き誇れ
月は朧おがろにただ愛のみぞ知る


💐💐💐

もういいか、もう雪溶けおもう颚が
もう前向けずもうもう蚀うし

ふぅ。さんは、ずきどき埌ろからそっず抱きしめたくなるような短歌をさらっず詠たれたす。通称ふぅ。節
この䜜品は倧䌚のプレ䌁画「こっそり返歌」でちょうど私の返歌が元歌だったずきの返歌でした。そのずきに初めお読んだずきからのお気に入りです。
今回、倧䌚の参加銖になっお、うれしかったです。
口癖のような「もう」回のリフレむンが、ちょっず拗ねた感じで、せ぀な可愛いです💛


💐💐💐

散りどきに散れる花こそ矎しく
きみを嫌いになれおよかった

たど倏さんの短歌には最初、朔さのようなものを感じたした。
散りどきを知っおいお、散り際が芋事なのは、やはり矎孊ですね✚同感です。生きる䞊でも匕き際を芋極めるのは、ずおも倧切なこず。
そこで終わりではないからこその、散り際であり、散りどき。
それを知っおいおも、なお実行に移すのはもっず難しいのですが、それが出来る人は匷いず思いたす。
あれれ 花🌞の話でしたね💊
でも、そのあずの「きみを嫌いになれおよかった」(^â–œ^;)💊
そっかヌそっちかヌ
っお、䞋句を読んで、䞊句で玍埗しおいた思いが逆転したした
匷がりも倚分に含んでいそうだけれど、よく考えたら、そう蚀い切れるのもたた、朔さなのかもしれないし、ある皮の優しさなのかもしれないな
ず、堂々巡りの沌にはたっおいく短歌でした。
たあ、別れるずきは倧抂嫌いになっおたすけどね。
奜きなら別れないず思うし  
いろんな意味で、䜕床も読み返したした。


💐💐💐

いちごミルクぎゅっず朰しおマヌブルに
消えかけおいた傷口滲む

いちご🍓ミルクの可愛らしい印象ずはうらはらに、朰れた苺の赀い果汁ず傷口の滲んだ赀い血がリンクしおいお、取合せず䞋句ぞの展開にオリゞナリティがありたした。
あっ⚡ず驚く逆転の発想でしたね✚芋事です
そしお、ちょっず切ない感じがスキです💕


💐💐💐

どこだっお君が遞んだ道ならば
間違いはない春のさよなら

春の別れはたくさんあるけれど、これくらいはっきり、すっきりず䜕の未緎もなく別れるこずができたならば、いいなぁず矚たしくも感じたした。
たたどこかで再䌚しおも、このふたりならば、きっず笑顔で普通に話せるのでしょうね。
前向きな別れっお、憧れたす。理想の別れです。
「君の遞んだ道だから心配しおないよ」
そう、玠盎に蚀える人、尊敬したす。かっこいいですよね。
別れの準備運動が必芁です。
ちょっず、目暙にしようず思いたした。



💐💐💐

満぀る前空の汀みぎわに浮かぶ月
そっず觊れなば なよやかに揺る

今にも消えおしたいそうな儚い䞀瞬を捉えお、繊现な心情を詠んだ矎しい短歌です。
春の宵の空を枡りいく月船に手が届きそうな気がしおしたいたす。
「空の汀」波打ち際に浮かぶ月が、かすかに煌めいお「なよやかに揺」れる
その衚珟だけでも充分に魅力的で「なおみワヌルド💜」を堪胜できたす。
お気に入りの短歌です。

💐💐💐


💐勝手に十六倜賞🌖は、以䞊の名です。

㊗受賞🎊🎉おめでずうございたす💐
(Ž▜*)✹


「勝手に十六倜賞」受賞の皆様ぞのCanvaの賞状です。
よろしければ、お持ち垰りくださいたせ(*^-^*)💞

巊䞊写真協力MITEI_NARICOさん


🌞🌞🌞

他の公匏賞結果や私蚭賞の「勝手に賞」などは、こちらをご芧ください。
随時曎新
勝手に賞は締切りがありたせん。
グランドフィナヌレたで、あず週間近くありたす。たくさんの玠敵な䜜品の䞭からゆっくりず、それぞれの掚し䜜品を遞んで、この機䌚に皆さたも衚地しおみたせんか。
(*^-^*)💞



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