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ライラック杯 短歌に参加します

壱)心地よく ゆらりゆらりと ハートの葉
  つないだ手と手 リラの香の中

【 ここちよく ゆらりゆらりと はーとのは 
  つないだてとて りらのかのなか 】
 
※ ライラックで一句詠んでみました。ライラックはフランス語でリラと言います。花言葉に「初恋」「友情」「思い出」などがあるので、繋いだ手の相手は恋人でも、友達でも、家族でも色んな形での愛を詠みました。


弐)抗えぬ 朧月夜に 可か不可か
  歪な純愛 否と知りつつ

【 あらがえぬ おぼろづきよに かかふかか
  いびつなこころ いなとしりつつ 】

※ 朧月夜は春の季語で、月に霧がかかりぼんやり見えることから、
  不確かで曖昧な恋愛を詠みました。


参)散る桜花 そっと口づけ 水面ゆく
  届くといいなぁ ピンクの恋文

【 ちるおうか そっとくちづけ みなもゆく
  とどくといいなぁ ぴんくのこいぶみ 】

※ 無数に散っている花びらに恋しい思いをのせて、
  水面を流れるように、彼の元まで届けたいな。
  という思いを詠みました。


❁ 3句での参加です。よろしくお願いします。


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