🌊旬杯✨勝手に十六夜賞🌖短歌編
こんばんは(^-^)
旬杯、たくさんのご参加ありがとうございます💐
まず、最初にこの記事の「勝手に十六夜賞(短歌編)」は、私設賞です。
私が独断と偏見(好み)によって「旬杯短歌」より、「勝手に」選んでいます。(^-^;
みなさまの短歌は、どれも秀作ばかりで、正直選ぶのがたいへんでした。
この賞を選ぶ際には、作者がわからない形で選ぶ「全首一覧」を使うのが便利です。
今回の私設賞である「勝手に十六夜賞(短歌編)」では、これまでの大会と同じくファーストインプレッションで選ばせていただきました。
何度も選ぶと、どんどん増えてしまってたいへんなことになるからです。
(^-^;
今までの傾向から、特に、余白や余韻が残る美しい詠みくちの短歌が好きなようです。
それでは、「勝手に十六夜賞(短歌編)」発表です。
今回も長いです💦
掲載時とは、文字間・改行が少し異なっていることがあります。
一部、コメント欄より引用させていただいています。
間違いなどありましたら、ご連絡ください。
(掲載は順不同)
💐勝手に十六夜賞🌖
🌹🌹🌹
持ち主は何処へ行ったの夏帽子
ここで待つのか飛んでいくのか
置き忘れてしまったのか、何処からか飛んできて辿り着いたのか。
そっと忘れ去られたように、ひっそりと佇む夏帽子👒
その光景だけで、何かストーリーを感じさせてくれます✨
夏帽子👒の擬人化で呼びかけるように詠み、余白と余韻の残る短歌がお気に入りでした。
(*^-^*)💞
🌹🌹🌹
ありがとうみんなのはいくたいかいへ
しゅんかしゅうとうみんないちばん。
みんはいありがとう句&首は、今回あるあるですよね~
旬杯ではありがたいことに、たくさん見かけました。
あ〜!でも、ミテイさんが、先陣だった⚡✨
( ̄ー ̄)ニヤリ
こういうのをサラッとできちゃうところが、ミテイさんの長所、利点、チャームポイントだよね~💯💮💮💮
(≧∀≦)💞
🌹🌹🌹
この縁は一生ものね夕蛍
きみにはとても言えないけれど
いろいろな想いがこの句にすべてが凝縮されてますね✨
まるで、代弁していただいているかのような短歌でした😊
素敵な短歌をありがとうございました。
(*^-^*)💞
🌹🌹🌹
めっちゃめちゃめっちゃめちゃめちゃめちゃめっちゃ
めちゃめちゃめっちゃめっちゃあおぞら
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!❣
私の好きな「めっちゃ」の短歌が来ましたね(≧▽≦)💕
確か前に、別の記事のコメントで違うバージョンもあるって仰っていました!!「あおぞら」バージョン💙
(。•̀ᴗ-)✧✨
まるで短歌のダダイズム♬♪♫
あらゆる既成概念を破壊した芸術運動✨
じっと見ているとゲシュタルト崩壊が起きてきます(;・∀・)💦
でも、やっぱりお気に入りです
(*´艸`*)ウフフ💕
🌹🌹🌹
夏の夜をよく悲しんで朝が来て
まだ「おはよう」の心あること
「夏の夜をよく悲しんで朝が来て」に響くものがありました。
下句に『まだ「おはよう」の心あること』と誠実に詠まれるところが、つるさんらしいなぁと思いました。
🌹🌹🌹
ありがとのひとつやふたつじゃ足りないよ
もっと楽しもみんはいの夏
これ母さんにも、みんみんにも、今までほんとに感謝しかありません💐
最大級の(人''▽`)ありがとう☆💖を!!!
🌹🌹🌹
みんみんとしゃかしゃかうるさけれどもさ
これがなけりゃあはじまらねえさ
最初、ひらがなの「みんみん」だったので、みん俳のみんみんを思い浮かべてしまったのは、内緒です( ̄▽ ̄;)💦
みん俳の短歌だと、......こうなるかな?
みんみんと偽みんみんとりんりんと
これがなけりゃあはじまらねえさ
どうでしょうか?
( ̄ー ̄)ニヤリ✨
🌹🌹🌹
さっきまで友達だったはずなのに
波がなにかをさらっていった
イラストだけじゃなく、俳句や短歌でキュン💖キュン💖してました。
特にこちらがお気に入りでした✨
最後に、十六夜杯絵師しちさんが、十六夜杯で誕生した「雪ちゃんと秋生くん」シリーズからの素敵なイラスト🌕を描いてくれて...…💐
(しちさんの実際のイラストは記事をご覧ください😊)
もう、しちさんたら....泣いちゃう💧
;つД`) ナケテキチャウ
久しぶりにふたりに会えて、うれしかったです💛
(人''▽`)ありがとうございました☆💖
🌹🌹🌹
君が見ていない間にゆっくりと
腐敗してゆくトマトと私
青稲が可視化する風浴びて行く
直線・平面・無限なる空
個性的で素敵な短歌でした✨
1首目、トマト🍅も私も腐っていくのですね。しかも、君が見ていない間にゆっくりと…
この気怠くて、少し切ない感じが好きです💓
2首目の可視化する風🍃の言の葉が効果的、秀逸です🎶
青稲畑の揺らめきと空とが混然一体となって、全方位で風🌬を感じることができます✨
まさしく、風の可視化に見事に成功している短歌ですね(´▽`*)✨
同時に、クリスティーナ・ロセッティの詩が思い浮かびました。
「誰が風を見たのでしょう?」
🌹🌹🌹
今会えたことに意味ある過去のこと
そっと寄り添う星のまにまに
過去と今はすべて繋がっていますねー
ほんとに星の巡りや出逢いは不思議です。
私も「まにまに」好きな言葉です(´▽`*)✨
🌹🌹🌹
突然に花火のようにぱっと咲き
着地点だけ見えない恋だ
花火🎆を恋に例えることは、よくありますが、着地点に着目したのは、とても新鮮でした✨
「着地点の見えない恋」とは、切なくも不安な揺れる恋心が上手く表現されているなぁと思いました💛
🌹🌹🌹
雨ならばバレないように逢えるから
雷様と談合する7月
七夕🎋は晴れた方が二人が会えると思っていましたが、なるほど!!雨雲⛈
の上でこっそり二人だけの逢瀬を楽しむために、雷様⚡✨と談合するのですね!😲
その発想は、なかったなぁ~
(*´艸`*)クスクス💕
とてもユーモアあふれる個性的な短歌でした✨
🌹🌹🌹
満ち欠けで欠けてるように見えるだけ
もとから何も変わってないの
はじめから欠けてるとこは何もない
愛を受け取るきみはかわいい
月の満ち欠けは、確かに一方向からそう見えているだけで、本質は何も変わっていない。
バランスがとれていれば、それでいいんですよね🌙
2首合わせて、連歌のようで、お気に入りでした(*^-^*)💛
🌹🌹🌹
全ての人を守れないだから
大切な人だけ守ろうと思う
すべての人は守れないからせめて大切なひとだけでも......
その気持ちがみんなにあれば、世界はもっと優しく平和になりますね💖
🌹🌹🌹
五月雨はもののふ偲涙かな
いずれが仇かあめのみぞ知る
明智光秀の有名句からの本歌取りのような連歌ですね。
五月雨と下句の「あめのみぞ知る」の「あめ」をかけていますが、ひらがななのが、粋、秀逸ですね✨
光秀の元歌の「あめがしたしる」は、漢字で書くと「天が下知る」
つまり「天下をとるのは、今だ!」という歌
歴史ミステリーでも、光秀が事前に謀反の心境を歌にしていた!と言われてるそうですね。
ありっちさんの「あめのみぞ知る」の「あめ」も「雨」と「天」のダブルミーニングになっていて、とてもニクイ作りです。
素晴らしいですねー(´▽`*)✨
感動しました!!
🌹🌹🌹
赤に変わる前に駆けてくきみの日傘
まだ渡れないぼくの影ここ
オラヴさんの紡ぐ短歌は、毎回美しい恋歌です✨
今回も3首ともに魅了されましたが、特にお気に入りだった短歌は、こちらでした💙
下句の「まだ渡れないぼくの影ここ」がとても好きです💖
あぁ~願わくば、返歌をしたいのですが、とっても(*'▽')💕
しかし、ちょっと今回は不調で、返歌が全然でてきません💦
詠みたいのに~( ;∀;)シクシク
それが、残念💧無念です(~_~;)
また、いずれ、機会があれば...…
🕊🕊🕊
熱き日に子らの無邪気な声のして
平和像から鳩は羽ばたく
日本の夏の忘れてはならないテーマ🕊を詠んでくださり、ありがとうございます💐
🕊🕊🕊
戦闘機キラリ雲間をかすめ去り
使い捨ての命を生きる
映画🎥にもなった「スカイ・クロラ」のアニメから詠んだ短歌。
少し長いですが、記事より引用させていただきます。
(。-人-。)
🕊🕊🕊
原爆忌ドームをよぎる風のあり
遠空へ向け思いよ届け
やはり日本の夏には避けて通れないテーマです。
平和🕊への祈りと誓いは、いつまでも忘れずに私も詠んでいきたいです。
ありがとうございました🕊💕
🕊🕊🕊
長崎の広島のまた沖縄の
過ち忘れず平和を求む
川柳だけでなく、短歌でも平和をテーマに詠まれていました。
今年は、長崎に旅行に行かれたそうで、余計にいろいろと思い起こされ考えさせれられたとのことでした。
今でも、世界では止まない。終わらない。夏だからこそ、考えたいですね🕊
🕊🕊🕊
戦争は 終わっていない 彼の地へと
終戦の日に 祈りを捧ぐ
今の旬の話として、詠んでくださった短歌です。
戦争が、今の旬の話というのも嘆かわしいことですが、残念ながら避けてはいけない現実のひとつです💧
こうして、忘れずに詠んでくれたことに感謝いたします🌻
祈らずには、いられない夏がまたやってきましたね🕊
💐💐💐
💐 勝手に十六夜賞🌖(短歌編)は、以上の21名です。
㊗受賞🎊🎉おめでとうございます💐
(´▽`*)✨
受賞の皆様へのCanvaの賞状です。
3種類用意いたしました。
よろしければ、お好きなものをお持ち帰りくださいませ✨
(*^-^*)💞
💎✨💎✨💎
さらに今回は、特に心を揺さぶられた短歌を
「💎✨勝手に十六夜大賞」として選ばせていただきました。(順不同)
大賞の4名の方には、それぞれお名前入りのCanva賞状を用意いたしました。上記の3種類の賞状と合わせて、よろしければ、自由にお持ち帰りください(*´▽`*)✨
なお、一部記事やコメント欄より引用させていただいています。
m(__)m
💎✨勝手に十六夜大賞🌖
💎✨💎✨💎
真夏日はすこしべたつくドーナツの
空洞からはひかりが見えない
海抜がゼロメートルの看板に
わたしの海が呼応する夏
暮れたってまだ青色に見えていて
まるで白夜のようなときめき
「すこしべたつくドーナツ」の強烈な印象からの「海抜ゼロメートルの私の海」暮れても、まだそれは青色で、白夜のような光景。
心象風景の切り取り方と言の葉が素敵ですね(´▽`*)✨
葵花ワールドが満載で、連作短歌が少し切なくて儚い夏の詩のようで素敵です💙魅了されました(*^-^*)💞
💎✨💎✨💎
文字だけじゃ足りなくなって
会ってても足りなくなって指を絡める
もう君はわたしのものにならないね
ぬるいサイダー流しに捨てる
置いてった「海辺のカフカ」の中でだけ
きみとの恋が持続している
riraさんの短歌は、本当に毎回、濃縮されたストーリー仕立てで、写真📷の演出や解説含めて素敵ですね(´▽`*)✨
隙がない感じが、好きです(*'▽')💕
今回は、タイトルの「恋する短歌3首」のとおり、3首でひとつのラブストーリー💖の連歌スタイルになっていて、完成度が抜群に高いです✨
そして、ストーリーの余白・余韻を読み手がそれぞれに考え、共感し、楽しむことができます。
この余白を埋めることで、きっといくつもの脚本ができるのだろうなぁという可能性無限大な感じもしています。
あぁ誰か!映像化🎥してほしい(≧▽≦)💕
素敵な短歌でした(*^-^*)💞
💎✨💎✨💎
のどやかにカンナで削る恋心
まだ夜も明けぬパリ祭ひとり
もうね✨上句の「のどやかにカンナで削る恋心」
これだけで、すでにラブストーリーが始まっています✨
下句に何が来てもOK👌な最強ワードです。
こういう言の葉がどうやって出てくるのか、毎回とっても不思議です。
「長閑やか」というゆったりおっとりとした語彙に反して、「カンナで削る」の薄くて繊細で脆くヒリヒリとしたような印象。
その一見相反するような言の葉の重なりから生まれてくる切なくも美しい恋心💙下句で明かされるひとりの夜、そして巴里祭り。
どこか、映画🎥のワンシーンのようでもあり、余白・余韻が残ります💖
(*^-^*)💞
💎✨💎✨💎
すぺくとる 夏の抜け殻 かたわらに置く
残像の花火透きとおるまで
炎天をみつめていたらいつか黄昏
ざりざりとなくしたものの輪郭なぞる
1首目の「すぺくとる」「夏の抜け殻」「残像の花火」
どの言葉を抜き取ってみても、最強ワード✨
その取り合わせも見事です💙
ほんとに、言葉の魔術師ですねー💞
(´▽`*)✨
2首目の「ざりざりと」した「輪郭」と、画像のレモン🍋の酸味が口の中に広がって思わずキュッとした感覚が混ざり合って、絶妙な世界観を作り上げています。
あぁ~なんか額に入れてどちらも🖼飾りたいです(*'▽')💕
💎✨💎✨💎
以上、「💎✨勝手に十六夜大賞🌖」4名でした
㊗受賞🎊🎉おめでとうございます💐
(´▽`*)✨
💐💐💐
他の方の私設賞「勝手に賞」などは、こちらをご覧ください。
(随時更新)
「勝手に賞」(私設賞)には締切りがありません。
たくさんの素敵な作品の中からゆっくりと、それぞれの推し作品を選んで、この機会に皆さまも表彰してみませんか。
(*^-^*)💞
🎆🎆🎆
このあとの旬杯のスケジュールです✨
みんみんが作ってくれました(*‘∀‘)💕
最後まで旬杯をおたのしみください🎆
(*^-^*)💞
🎆🎆🎆
【追記8/1】
俳句大会決勝ラウンド✨終了しました
結果は、こちら👇
(≧▽≦)💕
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