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「VTuberの配信はしないけどバーチャルな自分は欲しいよ」な話|今日の「ヤバい!VR」#13

こんばんは。
ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。

今日のトピックは「アバターと変身願望」です。

この記事のまとめ

忍ismGaming所属のプロゲーマーあばだんご氏がVTuber化
FaceAppが流行
バーチャルで変身は拡大しうる

沼にハマった結果

忍ismGaming所属で「大乱闘スマッシュブラザーズ」のプロゲーマーとして知られるあばだんご氏が、バーチャルプロゲーマーとしてVTuberデビューしました。ゲーム大会などではこれまでと同様に顔出しで活動する模様です。

イラストレーターとLive2Dモデラーは以下の通り。

わたし自身も携わっていたAbemaTV(現:ABEMA)の「にじさんじのくじじゅうじ」では年始特番の「【お正月特別編】にじくじ新春3時間SP2019 にじさんじのしちじじゅうじ」であばだんご氏にスマブラをプレイしていただきました。アーカイブは残念ながら公開期間が終了していますが、当日は1vs7の超非対称マッチでにじさんじのライバーが勝利を収めています。。。

いずれの詳細もAbemaTVやいちからに籍を置いていたわたしが申し上げるべきではないと考えております。個別の質問などもお答えできません。

その後、各ライバーの配信(生放送)やホロライブ所属タレントの配信を頻繁に視聴し、時には対戦も行っていたあばだんご氏。

3月にも立ち絵でVTuber風の配信を試していました。
しかし今回自身も動くバーチャルのアバターを獲得したこととなります。

実際にどのくらい活動するのか、差分衣装や3Dモデルなどの展開が増えるかはまだ不明ですが、今後が非常に楽しみです。

VTuberの数は今年の初頭に10000人を超え、タレントとして活動する人から個人でTipsを公開する人まで様々です。

しかしながらバーチャルなアバターによってVTuberと区分されているだけで他のYouTuberと変わらず、必ずしも投稿が続いたり、頻繁だったりする訳ではありません。また、VRChatなどのサービスには配信を行わずともバーチャルで別の姿の自分を確立している人が多くいます。

「異性になれる」FaceAppが突然流行

カメラアプリのFaceAppが「異性になれる(特に男性が女性になれる)」とTwitterやTikTokなどのSNS上で話題になっています。
イラストレーターの岸田メル氏も恐ろしいほどハマっていました。。。

実はFaceAppは決して新しいアプリではなく、これまでも写真を笑顔にできる機能や老人になる機能が各所で取り上げられていました。

データ利用に関する問題が浮上していますが、それも以前から懸念され、語られている点です。改めて情報をご確認のうえ、個人でご判断ください。

昨年の5月にもSnapchatの「性転換フィルター」が世界的に流行。
ある意味で世界中で叫ばれているジェンダーバイアスやBLM運動と逆行するようなアプリケーションですが、思った以上に利用者や楽しんでいる人は多い様子です。

これからの変身願望

変身願望をもつ人は多いでしょう。
これまでは自分を変えるために筋トレやダイエット、ボディメイクなどで時間をかけて心身を変えたり、服や髪型を変えて容姿を改める方法がとられてきました。自己啓発によって理想の自分に近づく方法も変身かもしれません。

けれどそれとは別に、自らの柵(しがらみ)や文脈から離れた姿を夢想する変身願望もあります。「クラスで一番人気のあの子になりたい」といったときに欲しているのは、その子の見た目だけでなく、クラスメイトが自分を受け入れてくれる関係性だったり、華やかに見える家庭環境だったりします。

インターネット、特にSNSが登場して以来、FacebookやInstagramでの華美な投稿に代表されるように「内面を盛る」欲望や行為は満たされやすくなりました。

しかしながら、「外面を盛る」行為は遅れをとり、プリクラからSnow、あるいはゲームやバーチャル空間でのアバターとして発展してきました。特に自撮りやアバターは他者の存在なしにも自分だけでフィードバックを得ることができます。特に自らの容姿に対してマイナスな印象を抱いているとき、アバターのように現在の外見をリセットして考えられる存在は貴重です。

精神と肉体の相互作用はそれがリアルでもバーチャルでも起きうる現象です。それが身体やアイデンティティとして自分に大きな影響を与えます。

ひとりひとりが思い通りの人生を生きたり、複数の人生をひとりが生きていったりできる世界を、弊社では「人類を自らの創造主にする」という標語で掲げています。

弊社では、今後さらに重要度を増すバーチャルのアバターやアイデンティティに対して全力で取り組んでいきます。
Unityエンジニアやブロックチェーンに明るいエンジニア、ご興味のある学生や企業の皆さまはぜひお声がけください!

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