誰も見たことのない映画と、遺されたサウンドトラック。【#36】
今日のトピックは「WFLEのバーチャルライブ制作プラットフォーム」。
昨日は冬コミの開催中止について書きました。
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こんにちは、こんばんは。
VR/ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日１つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。
毎日更新しているので、ぜひフォローしてチェックしてください。
この記事のまとめ
WFLEがバーチャルライブ制作サービスを提供開始
第一弾は「WONK」のフルCGライブ
メジャーアーティストでも配信ライブが加速
WFLE、バーチャルライブ制作をスタート
グリー傘下で株式会社Wright Flyer Live Entertainment（以下「WFLE」）は、バーチャルライブ制作プラットフォーム「REALITY Live Stage」の提供を開始しました。
このサービスは同社がバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」において培ってきたモーションキャプチャ技術と3DCGを用いたライブ配信のノウハウを活かしてパッケージ化したもの。
一気貫通のサービスを提供可能
親会社であるグリーの強みを最大限に活かした一気貫通のサービスも「REALITY Live Stage」の魅力です。
グリーが提供する「Fanbeats」では、クラウドファンディングや月額課金による資金調達、チケット販売、さらには限定グッズの制作・EC販売などライブビジネスに伴うあらゆるサービスを提供。盤石の布陣です。
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架空の映画に寄せたサウンドトラック
記念すべき第1弾のアーティストグループは「WONK」。
フルCGのバーチャルライブ「EYES SPECIAL 3DCG LIVE」を2020年8月22日(Sat.)に開催予定です。トレーラーが既に公開されています。
「WONK」はメンバーそれぞれがソウル、ジャズ、ヒップホップ、ロックのフィールドで活動するプレイヤー/ プロデューサー/ エンジニアという異色なバンドで、テクノロジーやCG表現との親和性も高いグループです。
今回ライブでフィーチャーされるアルバム『EYES』は、架空の映画のサウンドトラックとして作られた22曲にも及ぶコンセプトアルバムで、仮想空間で架空の映画の世界観が描かれる重奏的なバーチャル体験になっています。
星野源も配信ライブを実施
当初資金面やスピードの問題もあり、小規模なライブハウスなどを中心に進んでいた配信ライブサービスですが、メジャーアーティストたちも長引く新型コロナウイルス(COVID-19)の影響も鑑みて、続々と有料の配信ライブを開始しています。
星野源さんも初のソロライブから10年を記念して、同じ会場にて星野源 『Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude”』を2020年7月12日(Sun)(※執筆前日)に開催。19日(Sun)までアーカイブが視聴可能です。
Travis Scott「Astronomical」
これまでも楽曲ごとのミュージックビデオ/PVは撮影されてきましたが、アルバムに関してはトレイラーやライブ映像といったものが中心でした。しかしながらFortniteでTravis Scottをフィーチャーした「Astronomical」に代表されるように、確立した世界観を伝えるためにはむしろバーチャルな表現が実際のライブ以上の演出を可能にする場合もあります。
Fortniteのゲーム内で実施されるイベントについては過去のnoteでも何度も触れているので、詳細はそちらを合わせてご覧ください。
関連：Fortniteで開催されたTravis Scottのイベントショーに2700万人超が参加
アーティストがアバター化し、バーチャル空間上でもアイコンとなる時代。
それに限らず、私たちもアバターをもって活動し、バーチャル空間から生まれる新しいアーティストやクリエイターとなるポテンシャルをVRは秘めています。VTuberはその先駆者的存在と言えるかもしれません。
急速なオンライン化に伴って熱い視線が送られるVRですが、弊社では現在提供できる研修やオンラインイベントに加え、今後の課題についてもVRやARを活用したソリューションを提案いたします。
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過去のnoteはこちらにまとめています。
出典：PRTIMES
会社のみんなとドーナツ食べます。