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2019年夏 カザフスタン・キルギス旅行 ~総括~

 長かった旅行記も今回で終わりです。とても読みにくい文章に付き合ってくださった方、ありがとうございました。

 この旅行は、私の初めての海外旅行一人旅であり、思い付きで計画したようなものですが、行ってよかったと心から思います。楽しかったし、大きな経験と学びを得ることができました。具体的なことは、後ほど書きます。

 まず、旅程を振り返って整理したいと思います。

〇旅程振り返り

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 1年半近く経ちましたが、振り返ってもまだ色褪せない1週間です。

〇初海外一人旅は貴重な経験と学びを与えてくれた。

 冒頭に書いた通り、思い付きで計画したようなものですが、行ってよかったと思います。大きな経験と学びを得られましたし、何より楽しかったです。以下に、経験したこと、学んだこと、感じたことを幾つか書いていきます。

1.選択、決断していく楽しさ~情報収集と度胸~ なぜ楽しかったのか

 思い付きで行ったため、事前の手配は航空券とロシアトランジットビザ、夜行列車のみです。計画は、訪問する都市と行きたいところをぼんやりと決めたのみでした。

 ですので、どこに行くか、どうやって行くか、どこに泊まるか、何を食べるか等、大きな決断から細かい決断まで次々としていかなければなりません。書いてみると普通のことですが、日本での普段の生活と勝手の知らない異邦の地とでは選択、決断のプロセスが大きく違いました。

・第一に情報収集 

 日本で生活している分には、目的のために何をすればいいか難しくない選択肢が揃っていますので無意識的に生きていくことができます。一方で、経験のない場所での生活では、選択肢自体を得ることが自分の経験と知識だけでは難しく、思いついた選択肢がそもそも正しく合理的なのかわからないので、多くの調査による情報収集を必要とします。その方法は、ガイドブックやインターネットで調べる、周りの人に聞く等の方法を状況に応じて使い分けていく必要があります。

・行動するための度胸

 未経験の土地で一人で、言葉もあまり話せない状態では収集できる情報量に限度があります。しかし、先に進むためには行動する必要があります。少ない情報で、頼れる人もいないなかで行動していくにはかなりの度胸が必要だと感じました。やってみないと分からないことはたくさんありますし、やっている時にも様々な決断の局面が出てきます。そこをまた行動で乗り越えていく、そんな度胸が必要です。私個人的には、ここが最も楽しいと感じたところでした。

2.柔軟性、順応性

 少ない情報収集と時間の中で行動していくと、思い通りに行かない事態は必ず出てきます。そこで、柔軟に次の手を考えて実行する力、現地の状況に順応して対応していく力が必要だと学びました。

3.コミュニケーション能力

 ここで言うコミュニケーションとは、誰かと仲良く交流を深める意味ではなく(それも大変重要であるが)、自分の現状を発信して他者に伝える能力のことです。誰かに助けを求めるときや何かを依頼するとき等、身振り手振りや表情も駆使し、自分の状況を伝えなければならない局面はおとずれます。そこで、はっきり意思表示をすることで周りの人に自分の状況が伝わり、何らかの解決方法を得ることができます。

4.感謝の心

 未経験の土地での旅行においては、自分の行動を助けてくれる人々に多く遭遇することになります。いえ、自分にとって小さくても難しい局面の解決を手伝ってくれたために普段にも増して人の助けが有難く感ぜられるのかもしれません。いずれにせよ、心から人に感謝することは多くなりました。

5.未知の経験、感動の心

 見たことないもの、食べたことないもの、触ったことないものに触れ得ることは素晴らしいことだと思いました。自分の知らなかった新しいものに触れ得ること自体とても感動しました。そのような積み重ねが自分の学びとなり、尊い心の栄養となっています。

 以上、エラそうに幾つかまとめてみました。

 全く勝手の違う場所で行動していくことの楽しさ、素晴らしさを少し感じることができたと思います。何より、今回の旅行自体が私にとって新たな挑戦であり、それを無事に、得るもの多く終えることができたことは自信につながります。挑戦することの意義に改めて気づくことができました。

〇今後

 今回、思いつきでの旅行となりましたので、現地に楽しませてもらった部分が強いですが、今後は、もっと現地の歴史や文化の背景などもう少し調べ、さらに学びのある旅行もしてみたいと思いました。

 長きに渡る駄文乱文にお付き合いいただきありがとうございました。

 些細なことでもコメント等いただけますと幸甚です。

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