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遊び方で分かる発達レベル

こんにちは。いわたコトバのそうだん室の岩田です。
あんまり体調を崩さない僕ですが、久しぶりにがっつり風邪を引いていました。
幸いコロナやインフルではなかったんですが、いやー体調良くないとなんにもできませんね!健康第一!

今日は「遊びのレベル」についてのお話です。
子供がおもちゃで遊んでいる場面ってよく見ますよね。
実は、その子の遊び方を見ることで発達のレベルがなんとな〜く分かっちゃうんです!

遊びのレベル

例えば、家の中で子供が「ピザのおもちゃ」で遊んでいたとします↓

Aちゃんは、ピザのピースをくっつけたり離したりして遊んでいます。
Bちゃんは、ピザを人形に食べさせるごっこ遊びをしています。
どちらが遊びとしてのレベルが高いでしょう?

答えは「人形に食べさせる遊びをしている方」!

子供の遊びの変化

子供の遊び方は、発達するにつれて変化していくことが知られています。
ここでは3つに分けて説明します!

①おもちゃを操作するだけ
②おもちゃやものを組み合わせて遊ぶ
③ごっこ遊びや見立て遊び
というふうに分けられます。

さっきのピザの例でいうと
①ピザのピースをくっつけたり離したりして遊んでいる
②ピザの上にチーズを振りかけたり、ナイフで切り分けたりする
③ぬいぐるみにピザを食べさせて遊んでいる
という感じです。

遊び方なんてなんでもいいじゃん。
そんなの知ってたって何にも役立たないよと思うかもしれません。
しかし、この遊びの変化は言葉を学んでいく土台としてとっても大切なんです!

見立て遊びやごっこ遊び(象徴遊び)の大切さ

ごっこ遊びや見立て遊びは、実物をおもちゃで見立てて遊びますよね。
ピザのおもちゃ=本物のピザ ぬいぐるみ=生きている動物 と仮定するわけです。
この仕組みって実は言葉と似ていて
言葉も、目の前にないものを記号で見立てて表現してます。

おもちゃ=本物のピザ で表現しているのか
言葉=本物のピザ  で表現するのかの違いです。

うまく伝わったか分かりませんが、とりあえずごっこ遊びや見立て遊びができるというのはすごーく大切なんですよというお話でした!


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