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【初心者向け】キリスト教の本5冊

「キリスト教徒になる予定はないのだけど、教養として知っておきたい。」
海外の小説を読んで、「宗教について知識があれば楽しめるのに。」と思う
「キリスト教の人が多く住む国に住むので、勉強したい。」

そんなことを思ったことはありませんか?
聖書を手に取ってみたけど、頭に入ってこないので、とにかくざっくりお願いします!
という人向けに、おすすめのキリスト教入門書をご紹介します。

1. 上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門 上馬キリスト教会 著

この本は、『ゆるく、ざっくりと』キリスト教に『親しんでもらう』ことを
コンセプトにして書かれた本です。
「ちゃんと理解するためには、もっとまじめな本を読んでください。」
と、冒頭に書かれてある通り、ゆるいです。
書いているのは神父でも牧師でもない、ただの信徒です。平信徒です。
(ご本人が書いているんです。私がディスっているわけではありません。)
Twitterフォロワー数7万人越えの大人気アカウント
上馬キリスト教会の『中の人』が
笑いながら聖書にしたしんでもらうというコンセプトのもとキリスト教を紹介しているのでとにかく面白いです。
読ませるための文章を書くのがお上手で、楽しんで読める聖書入門です。

※追記
上馬キリスト教会の「キリスト教入門」も販売されています!


2.よくわかるキリスト教 土井かおる 著


内容に偏りがなく、基礎的な知識が網羅されているキリスト教入門本です。
カテゴリで見やすく区切ってあるので、
「えっとプロテスタントとカトリックの違いは…なんでしたでしょうか?」
というレベルの読者(私)はパッと確認ができて助かります。
旧約聖書、新約聖書の簡単な解説
どのように迫害されていたか、発展してきたかという歴史
宗派と教派の説明(これ本当に助かる。)
キリスト教は現代社会をどうとらえているのか?
(進化論、人工中絶、同性愛、戦争)など、
直接信者に聞くのを躊躇うような素朴な疑問についても触れられていて、助かる本です。


3.4.旧約聖書を知っていますか/新約聖書を知っていますか 阿刀田高 著


阿刀田先生の『知っていますか』シリーズ。
コーランやギリシャ神話、源氏物語の解説など、
読みたいけど、何が書いているかちんぷんかんぷん!
事前知識と解説をお願いします…。
という読者(私)向けに分かり易く解説してくれています。
信仰を持たない著者による聖書についてのエッセイで、ユーモアを交えながら解説してくれるので、楽しく勉強できる2冊です。


5.仁義なきキリスト教史 架神恭介 著


こちらは尖ったキリスト教関連書です。
キリスト教の歴史と聖書に出てくるキリスト教徒たちをヤクザに置き換えて書かれてあります。
セリフは全部広島弁(著者が広島出身)で、
「おやっさん、おやっさん、なんでワシを見捨てたんじゃ~!」
「ヤハウェ大親分、ワシを助けてつかっさいやァ、アーメン!」


全セリフこんな調子の破天荒極まりない本。
堅苦しくて難しい本はどうも苦手で…という方にお勧めです。


番外編 聖書男 AJジェイコブス 著

ユダヤ教に関するお話なので、キリスト教関連書ではありませんが、聖書関連書籍なのでこちらも。

この本は”ユダヤ人とは名ばかり”で、”信仰心のかけらもない”著者が、1年間聖書の教えに忠実に生活した日記です。

雑誌編集者が書いた本なので、ユーモアがあって面白い、かつ文章が読みやすい。

面白いけれど、決してふざけて取り組んでいるわけではなく、100冊以上の聖書関連本を読み込み、相談役の司祭、ラビ、牧師に教えを請い、穏健派、保守派、少数派のキリスト教、ユダヤ教徒を訪ねイスラエルにまで旅に出ます。

主に旧約聖書の内容について書かれているのですが、『信仰がもたらす生活と心の豊かさ』を、著者の体験を通して知ることが出来る本です。


イスラム教入門書籍のおすすめはこちらのnoteにまとめています。


気になる方は、チェックしてみてください。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
今日もよい一日でありますように。

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