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父と家族の介護日記

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認知症の80歳の僕の父と家族の介護日記である。 介護とは当然過酷である。ただふとした時に父が昔の父に戻る。そんな瞬間が不思議で、なぜかこのまま昔の父に戻るのではないかと思う時が…
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#つらい

家族の悩みは汚物処理。そして認知症はゆるやかに進む。

家族の悩みは汚物処理。そして認知症はゆるやかに進む。

第1章: "失われゆく日々"

認知症が進行する中、父の日常は次第に辛いものとなっていました。

特に、失禁の瞬間は父自身がその状況を理解できないままやってきます。介護する側として、この現実に立ち向かうことは容易ではありませんでした。

父の認知症の進行に伴い、日々の生活がますます複雑で困難になっていく中で、失禁という問題が浮き彫りになりました。

父親は自身の行動や状態を把握することが難しくなり

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介護する側のストレスは想像をはるかに超える?

介護する側のストレスは想像をはるかに超える?

介護をする。これは介護をした人にしかわからない。もちろん個人差がありますが、おそらく今あなたが今想像しているよりはるかに厳しい現実があります。

今回は、これらのストレスにどのように向き合い、解消していくかをさらに深く掘り下げたいと思います。

業務に関連するストレスへのアプローチ:

介護を担う家族として、特に感じるのが急なトラブルや予測不可能な状況への対応の難しさです。

家族の一員として、私

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