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【七十二候】「桃始めて笑う」【第八候】

「暦」を置き去りにしてしまったら…


このシリーズ、久しぶりの更新になってしまいました。m(_ _)m


前回の記事をお読み下さった読者様からは、

「喪に服しておられたのですね」

とのご指摘とご心配のお声をいただきました。m(_ _)m

https://note.com/iwaidah_708/n/n976cec948cc8


無意識下ではそうだったのかも知れないな、と思いつつも、

季節ものですから、「旬」のその時が過ぎたら勿体無い。


それどころか、

これは個人の感想にすぎませんが、


「春が来たようで来ていないようなヘンテコな天気だなぁ・・・」

「気温も低いし雨も続くし何だろなぁ・・・」


と思える今日この頃。。。


反省して気を取り直して、取り返して参ります!!m(_ _)m


「桃始めて笑う」(ももはじめてわらう)


さて、二十四節気「啓蟄」(けいちつ)の【次候】でした。

前候の【初候】は「啓蟄」の名前の由来と受け取れるものでした。


さて、【次候】について、いつも通り書籍より引用します。m(_ _)m

桃のつぼみがほころび、花が咲きはじめるころ。
花が咲くことを、昔は、笑うといっていました。
(新暦では、およそ三月十日〜十四日ごろ)

『日本の七十二候を楽しむー旧暦のある暮らしー』

「咲く」という漢字「えみ」と訓むお名前を目にしませんか?

(もし読者にいらっしゃれば「スキ!」をください笑)


ここはいわばその逆で、

「笑う」を「さく」と訓むべきところなのでしょう。


「笑顔の花を咲かせよう」

といった言葉もどこか聞き慣れたような響きがありますね♪( ^ω^ )


「心の花を咲かせよう」


「花が咲く」のを「笑う」のに喩える感性(情緒)


という普遍的で大切なお話をした後で、


個人的な思い出話になってしまい恐縮なのですが。^^;

「いきものがかり」さんの「心の花を咲かせよう」という歌を思い出し、

野球部時代の思い出にも浸っております。笑


もう負けないと誓ったあの夜の泪を
拭ったその時に宿った魂があって
忘れない日々を越えてやっと辿り着けた場所に
「後悔」なんてもんは必要ないってさ

心に咲く花を大切に育てよう 
時に雨に打たれ 時に風に吹かれ
やがて花は朽ちても生まれゆく生命がある
永久に続く連鎖に「僕」という意味を持つ

あの日の僕等が笑う 咲き誇る花を慕う

いきものがかり『心の花を咲かせよう』歌詞より

襲い来る「困難」や「苦悩」を「風雨」に喩え、

それを乗り越えて「笑う」様子を「咲き誇る花」に喩える。


「後悔」なんてもんを持たぬよう、

毎日を精一杯生きて「笑顔の花を咲かせよう」。


そんな素朴さと青春の甘酸っぱささえも感じてしまう表現ですが、笑

高い目標を失わずに、誇り高く生きて参りましょう!!!(^O^)

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