マガジンのカバー画像

HR Topics

199
HR関連の気になるnoteをpick upしてます。キーワードは→のような感じです。#EmployeeExperience #TalentManagement #Diversit …
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

「エンジニア採用担当いませんか?」という質問に対する、ひとつの解

どうも、すべての経済活動をデジタル化したい石黒です。 世界中はまだまだコロナ禍で大変な日々が続いていますが、日本国内における経済活動は少しずつですが回復しかけている?ような兆しを感じています。経済活動と言えば、LayerXのミッションにも入っていますが「デジタル化」や「DX」の具体化、それによる変化を皆が追いかけているように感じます。 さて、タイトルの件。 友人や知人、元同僚、支援するスタートアップの経営者、はたまた、最近は私たちがいるスタートアップやベンチャー企業のみ

大企業の「個人として重視されている感覚の薄さ」を分析してみた

前回のnoteで、ぼくは、大企業で働く人々が抱える「閉塞感」とは「1人の人間として重視されている感覚の薄さ」×「自分1人では何も変えられないという無力感」だと書いた。 そしてそれらは、採用、契約、場所、時間、配置・異動、報酬・評価、健康(安全配慮)、コミュニケーション(マネジメント)、育成、退職という、会社の人事労務管理における10要素の「しくみ」のせいであって、決して「だれか」のせいではない、と。 今回はあらためて、日本の会社(特に大企業)に多くみられる「人事労務管理」

データで語る構造化面接を積極的に活用したい

最近、久しぶりに採用に関わるようになった。 最近の採用傾向の変化の驚き5年以上前に採用に関わっていた時期があった。そのときに、採用方法や面接について人事の人といっしょに突き詰めながら、よりよい方法を探った覚えがある。そのときの私の基準は仕事ができる人だった。 それから2020年も終わる今、改めて採用に関わる機会を頂くことになった。この5年のブランクで驚いたのが、採用の方針や攻略が全然違う進化を遂げていたことだ。 例えば、今となっては当たり前だがwantedlyを筆頭に採

コロナで変わる需要の急激な変化。変化に対応した急成長スタートアップについて語る。

今回ご登壇頂いたのは、HR Technology分野に出資を行っているPERSOL INNOVATION FUND合同会社でパートナーを務める石田真悟さんです。 石田さんは、HR Tech分野の出資だけでなく、株式会社ミツカル等の経営に従事されているなど、スタートアップに精通されています。 今回は、石田さんから、コロナ禍で伸びている・注目されているHR関連サービスについてお話頂きました。 ※本記事は、2020年8月5日に開催されたHR Millennial Lounge

【#セミナーレポート】CXが高い企業は、なぜEX(従業員体験)を大事にするのか?~リクルートエージェントの場合~

2020年9月29日、PLAID主催のオンラインイベント「Experience Live Out」が開催されました。 イベントのテーマは、CX(顧客体験)・DX(デジタル・トランスフォーメーション/開発者体験)・EX(従業員体験)。 今回、私たちEmotion Techは、EX(従業員体験)セッションで、 クライアントである株式会社リクルートキャリアのエージェント事業本部顧客ロイヤルティ推進部のお二人をお招きし、CXとEXに対する向き合い方をたっぷりと伺いました。 モデレ

Sequoia Capitalから学ぶスタートアップの強い組織作り

こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野です。 これまでVCとして日本や東南アジアのスタートアップと働かせて頂く中で、チームの強さとスタートアップの成功には強い相関関係があると感じています。チームの強さは、チームメンバーのソフトスキル・ハードスキルの総和及び事業との適合性、そしてCIや行動規範、カルチャーによる共通認識の醸成度合いに依拠すると考えています。 私たちジェネシア・ベンチャーズも支援先スタートアップの強い組織作りに少しでも貢献すべく、CI策定や採用・PRをお手

デジタルマーケティングが示唆するHR Techの近未来。

今回ご登壇頂いたのは、パナリット・ジャパンの共同創業者・COOのチー・トランさん。 トランさんは、BCG→Recruit→Googleを経て、昨年10月にパナリット・ジャパンを共同創業され、ピープルアナリティクスの専門のデータインフラBIを提供されています。 今回は、そのようなピープルアナリティクスに精通されているトランさんから、HR文脈でのDXについてお話頂きました。 ※今回は、2020年8月5日に開催されたHR Millennial Lounge#10」のレポートを

データは21世紀の石油ではなく、再生可能なユーザー体験の副産物である

※この記事は、ブログリレー企画 #SaaSLovers 秋のブログ祭りへの6日目の寄稿です。 ベンチャーキャピタリストという職業柄(&Treasure Data出身というキャリア柄)、起業家や大手事業会社の方から「データを使ったビジネスを検討しているので意見が欲しい」という相談をもらうことがよくあります。 ただ、人によってはそもそもデータというものの特性や位置付けについての前提認識が違うように感じることも少なくなく、それを揃えておいた方が建設的/発展的な議論がしやすいなと

「会社がどこ目指してるのか分からない」の声からミッションとバリューを再策定したらすごいよかった話 / Gracia一年間の歩み

1.はじめに こんにちは、Graciaの代表をやっている斎藤です。Graciaは創業4期目の会社です。ギフトEC「TANP」を運営しており、誕生日プレゼントや出産祝いなど、あらゆるギフトシーンに対応した商品の取り揃えをしております。 Graciaではミッション・バリューを昨年2019/09にそれまで策定していたものをリニューアルしました。気づくとリニューアルしてから一年以上経過していました。このタイミングで今回筆を取ったのは元同僚であり、現在Genesia Venturesに

カルチャーフィットとダイバーシティという一見矛盾するものをどう考えるべきか?

お読みいただきありがとうございます。このノートでは主体的に生きるために、人生で何をしたいかを探す自己分析、転職・留学などの転機に向けたスキルアップ、その後のライフイベントに関して綴っています。 書いている人の紹介を簡単に私は普段ミツカリというHRTechの会社を経営しています。 性格データを使ってマッチ度を計算して早期離職を防ぎ、組織や社員同士の相互理解を深める。感覚に頼りがちな人事施策を数値化し、振り返り、何がよくて何がだめだったかがわかるようになる。そんなサービスを運