仕事の効率が2割アップしただけでなく、奥さんの笑顔まで運んでくれたメモ
げんさんです。
あなたは、メモを取っていますか。
「いや、メモって買い物に行くとき位かな…」
「仕事ではそれなりにメモは取るんですけど、普段は…」
「メモはあんまり取らないですね、面倒だし…」
そうなんですね。
ちなみに、3日前って晩ごはん何を食べました?
・・・
・・・
・・・
ですよね…。
私もメモしないと覚えていないです。
実はこのメモ。
すごい実力の持ち主ということを理解されていますか。
面倒だからメモしない。
忙しいからメモしない。
メモしても役に立つか分からないからメモしない。
本当にもったいない。
私も前まではメモってあんまり取っていませんでした。
まあ取った方がいいんだろうな位の気持ち。
活かし方が全然分からないかった。
それがですよ。
ほんのちょっと活かし方を知ることで、メモが私の人生にとても大きな力を与えてくれました。
そもそもメモって何のために取るんでしょう?
気になった方は是非これからのお話をご覧ください。
私がなぜメモをお勧めするのか。
●メモをお勧めする理由1:人は誰でも忘れる生き物であるということ
読んだ本や講義の内容をすみずみまで覚えている人がホントまれにいます。
そういう天才肌の方は例外ですが、ごく普通の人間ならば忘れるのは当たり前です。
本を読んでも自分のものにならない。
先輩に仕事を教えてもらってもポカがでる。
決めた目標がなかなか達成できない。
全部忘れるからですよね。
仕事に、学びに、生活に、毎日色々なできごとがあると思います。
ただそこで、あなたは、毎日何らかの経験をされているはずです。
経験には感情も紐づいていると思います。
良かった、悪かった、面倒だった、不安だった、しんどかった、・・・
あなたは、感情の紐づいた経験をたくさん積んできましたよね。
プラスのことも、マイナスのことも。
では、それを活かすためには何が必要でしょうか。
私は、メモを取ることだと断言します。
本を読んでも自分のものにならない
☞メモを取って次に活かせば、だんだん自分の知識になる
先輩に仕事を教えてもらってもポカがでる。
☞メモを振り返れば、教えてもらった仕事がだんだん自分のものになる
決めた目標がなかなか達成できない。
☞毎日目標を見れば、目標を忘れることはない
私は、一日が終わったら、短い時間ですが、一日の振り返りをします。
でも、何もメモもない、何の反省材料もない状態で一日が終わると、「えっと…。今日は何を頑張ったかな?」となるんです。
だから、その時の感情も含め、行動記録を取るようにしています。
メモしないと忘れますから。
それが、自分にとっては、仕事を回すヒントだったり、アイデアにつながることだったり、何かプラスのことだったりしたら惜しい。
自分の行動をちょこちょこメモするクセづけができていたら、振り返りも短い時間で終わります。5分で全然OK。
うっかりミスや、自分がマイナスの意味で繰り返しがちな行動などをしっかり知ると、どんどん自分の行動が磨かれていきます。
無駄を省くこともそうですが、得られた経験は自分にしっかりフィードバックしたいですよね。
それには、普段からどれだけメモを取るかがすごく大切です。
◎人は忘れてしまうのが当たり前。
☞大事なことを見落とさないために、メモを取りましょう。
●メモをお勧めする理由2:人はネガティブな情報に引き寄せられやすいという事実
日本語には、感情を表す言葉が200~300語ほどあると言われています。
その中で、ネガティブな言葉の割合は70%もあるそうです。
しかも、これ、外国の言語でもほぼ同様なんだそうです。
つまり、人は、流れてくる情報を脳に任せて無意識に取り込むと、ネガティブ情報ばかりつかんでくることになります。
仕事でのマイナスなこと、家でうまくいかないこと、人の悪口。
そればかりにフォーカスしたら、どうなるでしょうか。
ポジティブに生きることができるでしょうか。
実は、私がメモを始めた時、ネガティブなメモばかり集めてしまって、ちょっとしんどいことがあったんです。
そこで、このネガティブなメモを、ポジティブな内容に変えてメモを始めたら、心が軽くなって、もっと頑張ろうとやる気も出るようになったんです。
職場に細かいことを言ううるさい人がいる、やる事が多い、猛暑でしんどい
世の中はネガティブなことだらけ。テレビだって、ネガティブなニュースばかり流れていますよね。
このネガティブなことを、ポジティブな言葉に変えてみる。
プラスの言葉に置き換えられないかということです。
職場に細かいことにうるさい人がいる
☞仕事が丁寧な人だから何かコツを聞こう
やる事が多い
☞一つ終わらせたら喜ぶ。全部が終わったらビールがうまいぞ
猛暑でしんどい
☞エアコンの効いた部屋がすごい有難い
ポジティブな言葉を意識して使えるようになるには、普段からメモを取り、それを自分の言葉にする機会をたくさん作ることです。
◎人はネガティブな情報にどうしても引き寄せられやすい。
☞取ったメモをポジティブな言葉にしてあげると行動も変わる。
●メモをお勧めする理由3:自分の欲しい情報はメモする習慣がないとつかみ損ねる
テレビでよく出演している予備校講師の林修先生。
あるテレビ番組で、こんな話をしていました。
「社会人に求められる役目とは、問題解決と価値創造である。」
納得ですよね。私もそう思います。
ただ、問題解決ってどうするんでしょう。
価値を創造するためには何が必要でしょうか。
私は、その答えの一つが、メモを取ることだと思っています。
うまく事が進まないのは、何かしら問題があるということです。
しかも、問題は目に見えるところにあるとは限りません。
だから、まず、気になるところをどんどんメモする。
書きだして明確にする。
価値創造だって同じことです。
価値のヒントなんてどこにあるか分からないもの。
異業種だったり、何気ない生活の中だったり、自然の中にあったり。
これも、自分なりに周りの気になる点をメモしないと、ヒントは見つからないということです。
自分のアンテナを高くして、いろんなことに足を突っ込んでみることです。
いろいろな世界に興味をもてば、メモする情報も増えると思いますよ。
◎メモを取る習慣に意味がある
☞取ったメモが有意義なものかどうかは後にならないと分からない。
●メモの活用例1:自分の行動をメモする
誰しもがやってほしいですね。
行動をメモして分かったことですが、
・細切れ時間が結構多い
☞見直しするだけで、仕事時間そのものが1時間減った。
・10日かかる仕事が重たい
☞2週間に平たくしたら、気分が軽くなって、一日あたりの作業時間も減らすことができた。
・完璧主義がちょっとしんどい
☞完成度を9割、8割、・・・と徐々に落としても仕事はまわることが判明。今は、7割位の完成でOKにしている。
※結果※
仕事内容の改善で、仕事量を2割増やすことができ、その上で、退社時間も1時間早めることが可能に。帰宅が早まったことで夫婦の会話時間が増えた。
●メモの活用例2:お金の使い方をメモする
お金の管理は、家計簿が多いと思います。
ただ、家計簿をつけるだけでは、お金の使い方の改善って難しいですよね。
そこで、使ったお金を、『消費』『浪費』『投資』という視点で見てみることにしたんです。
そしたら、
・『浪費』(銀行手数料、サブスク料金、コンビニの買い物など)が毎月少なくとも1万円はある
☞『浪費』をゼロにすると、生活が窮屈になるので、5000円はOKにしました。それでも、毎月5000円はお金が浮く計算。
・『消費』(食費や公共料金など)の内容の見直し
☞月払いを年払いにする、買い物リストを作って買い物する日を決める、スマホのプラン見直しなどで、毎月3,000円程度はお金が浮くことに。
※結果※
毎月5,000~1万円程度家計に余裕ができた
節約だけだと結構しんどいと思いますが、メモのおかげで、無理なくお金の使い方を改められたのは良かったと思います。
●最後に
世の中は事例だらけです。
色々な事例を知るために、今日もちょこちょこメモをとっています。
取ったメモが役に立つかどうかは全く分かりません。
でも、取ったメモには無限のヒントがあると感じています。
メモを取る習慣がない人は、まずはメモを取ってみましょう。
メモ帳でも、スマホでもいいので気になることを書いてみる。
いつもメモを取っている方は、そのメモを見返す時間と、メモ同士を色々つなげてみる時間を取ってみましょう。そこから生まれる自分の言葉は、全て自分の知恵になります。
私は、
・ 一日あたりの仕事量が2割アップ
・ 帰宅時間が1時間早まる
・ 奥さんと話す時間が増え、奥さんが喜んでくれる
という好循環を生み出しました。
そうそう。お金も少し増えました。
でも、メモの力はこんなもんじゃないと思っています。
最初にあなたにお尋ねしました。
そもそもメモって何のために取るんでしょう?
答えはいろいろ書いてきましたが、とどのつまり、こういうことだと思っています。
自分のことを良く知るためにはメモが一番いいということ。
ベストセラーにもなった「メモの魔力 The Magic of Memos」の帯に秋元康さんが推薦文を書かれています。
“「新たな発想をするために特別なことをする必要はない。すべてのヒントは日常の中にある。」”(一部抜粋)
本当にそう思いますよね。
日常の中にあるヒントをメモから見つけて欲しいと思います。
メモを取れば人生が変わる。
あなたの人生が良きものになりますように。
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