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[ 創作墨字 別れのあとは心の友となる ] いつの日かやがての森の朝より (写経継続102日 5クール18日)

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↑こちらの感想です。

残される人のことを無視してないか?
残される人のこと考えてるかなあ
ちょっと自分勝手すぎやしないか
と、同じことを3文書きましたがこれが素直な
読んですぐの感想でした。


なぜこんなことを言ってるのだろう。


残されたのが私だとする
黙って森を出ていかないでほしい
ちゃんとお別れをしたい


ちゃんとお別れしたらそれで満足か?

否、別れに変わりはない
お別れの時
その時にうんと悲しい思いをし
いつまでもいつまでもその悲しい気持ちを引きずる気がする。



では黙ってそっと出ていかれた場合を想像する。

すぐにまたはしばらくたってから、別れがやってきたことに気づいて思い出す。

それはきっと楽しかった思い出や
嬉しかったこと
受け取った安心感や安堵感
安らぎや癒されたこと



悲しい気持ちはどうだろう

もちろん悲しい。
どうして最後にもう一度会えなかったんだろうと思う。

でも、思い出すのは悲しい気持ちじゃなくて
嬉しい気持ち、楽しい気持ち、安心感と安堵感、
安らぎや癒されたこと。



もしや、これこそ最大の優しさなのかもしれない。


と、思い至ったものの
森を出ていかないでほしいと
やっぱりそこに思いは着地する。

・・・

ふと思う
別れたあとは心の友となって
別れたが故、心の中にずっと居続ける。

そうか。
別れのあとは心の友となる。

[ 創作墨字 別 ] 別れたあとは心の友となる

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「別」の漢字の成り立ち:「肉を削り取り、頭部を備えた人の骨」の象形と「刀」の象形から、骨から肉を「わけとる・わける」を意味する「別」という漢字が成り立ちました。

「友」の漢字の成り立ち:「右手と右手を取り合う」象形から「とも」を意味する「友」という漢字が成り立ちました。

創作墨字・五輪の「別」:別れたあとは心の友となる。同じ方向を向いて=く✖️2、共に進む=二、心の友=心


引用は就寝前の心の友より。また勝手に引用してごめんなさい。


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(写経継続102日 5クール18日)

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(参加中 #100日間連続投稿マラソン  16/100)


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