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処遇改善加算の1本化の全体像解説③

皆さん、こんにちは!
エデュケアの山村です☺

さて今年23年最後のコラムですし、処遇改善加算の解説も3回で最後のコラムにします。前回の内容は以下をご確認ください。

最後にお伝えするのは、職場環境要件の見直しについてです。
これが大きく変わるということです。

特にこの下から2つ目、上から5つ目の生産性向上ですがここに力が入っています。この基本的に6個の項目があり、文中、4つずつ内容が示されています。

生産性向上の内容が多々あるわけです。新加算の3もしくは4を取る場合、この6つの区分の中で一つずつやってください。生産性向上の項目があれば、二つ以上取り組んでください。

1と2これ算定したい場合は、区分ごとにそれぞれ2つ以上、生産性工場は3つ以上、そして17か18は必ずどっちかやってくださいということです。この辺りはちょっと数が増えるわけです。

問題はこの生産性向上です。17.18どっちかをやること、17は厚生省が示している生産性ガイドラインに基づいて業務改善の体制を構築していること、例えば生産性向上委員会を開いている業務改善のプロジェクト。立ち上げている研修を活用しているなどです。

18番目はなにかですが、現場課題の見える化、現場課題の抽出構造化、業務時間調査を行っているなどです。どっちかっていうと、17番の方がゆるいのかなと思います。

他は5S活動。業務手順書の作成、記録ソフト、タブレットを導入している。導入を考えている介護ロボットの導入していること。あとは業務内容の明確化か役割分担を用いた介護助手制度ですね。

もしくは各種委員会の共同設置している、共同作成している、共同購入などの事務部門の集約している共同で行うインフラの整備してるなどです。または取り組みをしているかのいずれかですね。

で1か2を取る場合は、この中で3つ以上、かつ17か18はどちらか含めるっていう形になります。ただし、特例があります。

小規模事業者は24番目。委員会などの設置など行っていれば、ここの要件を満たすものとするということで、1取った場合でも見つからないということですね。この20やるだけでいいですよ。

また大規模事業者等であったとしても、今回の新たにできた加算、生産性性向上取り組み加算です。

これを取っている場合は、全部の要件を満たすということになります。ただ、この加算はちょっとハードルが高いです。処遇改善の加算をやった方がハードル低いです。

だからictが進んでいるのでそこはセーフになるということです。いずれにしても、今回やはり事業所にはこのICT化を求めるようなことがかなり強化されているわけです。

まあ、ある意味首根っこ掴んでDXやりなさいということです。。まあ確実にICT化・dx化はもう避けて通れないということです。

まあ、こういった形で新しい処遇改善加算が今の予定だと6月からスタートします。6月からですね。

ということで来年は法改正の対策もしつつ、私たちも色々と事業展開、拡大を考えていきます。

楽しいこと、好きなことをとことんやって、益々会社としての成長、チームメンバーの成長、そして、業界、お客様への貢献にこだわり、もう一歩、二歩進んでいきたいと思います。

来年もFuture Grip、Educarealize Group一同、これまで以上に皆様のお役に立てるよう努めて参りますので、何卒よろしくお願いいたします。

どうぞ良いお年をお迎えください。

今後ともFuture Grip、Educarealize Groupをご愛顧いただけますよう、よろしくお願いいたします。

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