浮気を繰り返してしまうADHD男性……どしたらいいの？

「ああ、やっちゃったよ」

「いやいや、やっちゃったじゃ済まないだろーーー！」って状況の一つが

「浮気」

不倫を経験した人の割合は男性は67.9％、女性は46.3％。そして現在、不倫中の人は男性は41.1％、女性は31.4％であるというのです（引用元：『ジャパン・セックスサーベイ2020』）

既婚者の不倫経験の場合か不倫相手が既婚者である場合とがあるでしょうが、

実に男性の3分の２以上。。。

不倫経験でもこの数値とは驚きですよね……

ましてや未婚者の「浮気」も含めたら相当な割合になりそうです。

今回は著者の苦い過去の経験も含めて、「ADHD男性は浮気しやすいのか？」について私の経験をお話したいと思います。

またADHDの彼氏・夫がいる方も参考にしていただければ幸いです。

誘惑されちゃうともうダメ？

前回の記事でADHDは刺激に弱い！という話を依存症を例にして語りました。

誘惑もまた刺激です。

もちろん、個人差はありますが、

ADHDの人は、全体的に誘惑に弱い傾向がある！というのが私の主張です。

理由としては、ドーパミン不足、アドレナリンなど脳刺激を求めやすい特性があります。

また多い原因が既存の関係のマンネリ化です。

このマンネリ化は「安定している状態」ではありますが、

ADHDの人にとっては、「刺激のない状態」となります。

この時期こそが男性のハマりそうな「刺激の罠（わな）」が潜んでします。

その時期に少し魅力的に思える女性と出会ってしまった！なんてことになった際は、
もう落とし穴がどこにあるかわからない状況になるわけです。

かくいう私がそうでした。

海外で出会った女性と付き合っていた当時の私は、
再会したのをきっかけにして元カノとまだ繋がってしまいました。

未練だらけで情けない限りですが、

別れた女性というのは久しぶりに会うと魅力的に見えたりします。

最低ですよね。

本当に当時の自分を殴ってやりたい！

でも、当時の自分はうまくいく！なんて、ドス黒い腹の隅で思っていました。

結果からいえば、私はすべてを失いました。

見事にバレました。それも沖縄に彼女と旅行に行った際に、です。

愛を確かめ合った翌朝、私は彼女の足蹴りで目覚めました。

「これ、何？」

私にスマホを見せながら、鬼のような形相です。

私の寝ている間に私のスマホを調べたのです。元カノとのやり取りがびっちり……

「信じてたのに。。やっと幸せになれると思ったのに。。。」

「死ぬ。ここで死ぬ」

こう言って、エメラルドに輝く海の見えるホテルの窓を開ける彼女。

飛び降りようとする彼女をベランダまで追って、引き留める私。。。

私は人生で初めて、それも何度も土下座しました。

でもそれまでの穏やかな日々は戻ってはきませんでした。

元カノとは縁を切りましたが、

彼女はもう私を以前のようには信じてはくれなくなりました。

当然ですよね、私は彼女の愛、それに元カノの両方を裏切ったのですから。

本当に大事な人が誰であったのか、すっかり忘れてしまうようなヤツだったのです。

いくら後悔して、行動を改めようと努めましたが、

当時付き合っていた彼女は戻ってきませんでした。

なぜなら

浮気をした時点で、私は「失っていた」のですから。

失ってから気づいても遅過ぎるのです。

女性というのは、「別れる」と決めるまでは泣いたり、時に「死ぬ」とまで口にしていても、

いざ別れる決心がついてしまうと、あっさり「バイバイ」できてしまうのです。

その点、男はなんとも情けない。いつまでもずるずると引きずったりして……

自分が悪いのにね（苦笑）

自分で言うのもなんですが、「男」ってほんとバカなんだなって思います。

嘘ついたって、いつかバレます……

「いや、俺は大丈夫！」だなんて思ってる、そこのあなた。

いや、マジで女性の「勘」を舐めちゃいけませんよ、男性諸君。

もう一度言います。

失ってからでは遅いのです。

私は浮気の原因を発達障害（ADHD）のせいにするつもりは毛頭ありません。

ただ、ADHDであるがゆえに、一層「刺激に弱い」のだと自覚できたのです。

ADHDだろうが、なんだろうが、

浮気をすることで誰かを傷つけるようなことは許されません。

人によるでしょうが、
ADHDと診断された人、グレーゾーンでADHDの気質のある人、
誘惑に流されやすい傾向があるな！と身に覚えのある方はぜひ、ご注意を。

私は浮気をしたことで、本当に厳しい修羅場を経験しましたし、

本当に大切なものに気づけないまま、気づいた時にはすべてを失っていました。

彼女と別れてからの私は、喪失感からどんどん空回りしてしまうことになります。

ひきこもりにもなりましたし、

しかし、自分ときちんと向き合い、女性の向き合い方を変えたことがきっかけとなり、今の妻と出会えています。

人生の過ちの一つか二つ誰しもがあるのかもしれません。

私の場合は前述の通りです。

大事だと思うのは、「学び」と「今後の行動」です。

過ちから何を学んでそれを行動に落とし込むか？

厳しいようですが、マインドを変えない限り、浮気性は治りません。

ADHDである場合は、「誘惑」を回避する方法を常に用意しておく必要があります。

「If A , then B」（イフゼンプランニング）も効果的です。

「もし、女性と二人きりになるような状況がありそうなら、その際には私は他にも一人誘ってみる。エロい自分を客観視する」など、回避行動をあらかじめ考えて用意しておくのです。

ぜひやってみてください。

私はとにかくマインドを変え行動することを選びました。

あなたは何を選びますか？

最後に

「いや、浮気したADHDはお前（みかぼん）だけだろ！」って状態を目指しましょう（笑）

「ADHDの男性だから浮気をする・しやすい」という科学的根拠はないので、そこだけは誤解のないようにお願いします。

ただ、「刺激」に流されやすい性質を持っている自覚を持つと、

仮にそういった場面に出くわしそうになっても回避する手段を取れます。

ぜひ、今回の記事を思い出してくれたら嬉しいです。

「ああ、あのADHDの男もやっとったな〜。自分は気をつけよ！」くらいの姿勢でいてくれたら幸甚です（笑）

自分や女性との向き合い方についてお困りの際には恋愛相談も行なっておりますので、気軽にお声がけくださいね^_^

女性のお陰で、たくさんの恥ずかしい失敗を経て学びを得てきた私だからこそ、お伝えできることもあると思っています。

不真面目な（？）内容になってしまいましたが、包み隠さず話しました。

今回も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました！m(__)m