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中学時代、苦しめられた出身地コンプレックス

今回は私自身が中学時代に苦しめられた出身地コンプレックスについて話していこうと思います。
最後まで読んでくださると嬉しいです。

中学時代に感じた劣等感と出身地コンプレックス

中学受験に失敗し妥協で都内の中堅私立中学校に通うことになった私。
その学校には親が開業医だったり、会社を経営してたりなど明らかに自分より金持ちで自分とは不相応な家庭ばかりに思えた。
妥協で入ったなんてこともありそういう人が通っているなんてのも知らなかった。
初対面の時、大体名前から入りその流れで出身地を聞かれる。もうそれが風習みたいなもんだった。
「出身どこ?」と聞かれ自分の出身地を言うと「どこ?そこ」ばかり、それもそのはずだその学校に通ってる人は都内の人ばかり私の出身は千葉県であったが故に誰も知りもしない。
もちろんその学校には他県から来てる子だっていた。
クラスの中では頻繁とは言わないがしばしば出身地disが多かった、私からすれば対して田舎とも思わない地方都市を田舎と罵倒したり、どこだよみたいにとにかく都内以外は田舎だという意識が強くマウントも多かった。
それは生徒だけではなく一部の教師にもあった、ある数学の授業で集合を扱った際に集合Aを「都内に住んでる人」集合Bを「都内に住んでない人」のように分けてるような人もいた(自分が過敏すぎるかも知れないが)
とにかくその標的にされるのが怖かった。
また、初回の授業で先生が生徒のことを知るために適当に生徒を選んで質問をしていくのも地獄だ。
必ず、「出身地はどこ?」と聞かれるし、しかも授業中なので全クラスメートが私の方を向き聞いている、私からすれば死刑宣告でしかなかった。
なので、新しい先生の初回授業の度にはひたすらに自分が選ばれないようにと祈るばかりでしか無かったが、神様はなんてひどいのだろうか残念なことに私の苗字はAから始まる。
出席番号1番だ、それ故に大抵選ばれてしまうので、なくなく出来るだけ小声で言うしかない。
また、地理の授業も最悪だ。
なんてったって、地名や地域を扱うのだから。
自分の住んでる県でさえ取り扱ってほしいくはない、大抵都内出身の1人や2人は「田舎だ」と小声で馬鹿にする、そんな度に私の心臓はズキンとバクバクするしかない。
また、友達というか少々話す人達にも恵まれなかった。
当時、私の代が最後なのだが全校生徒に生徒名簿として個人名と電話番号と住所を掲載した名簿が配られていたのだ。
それのせいで、その友達というのか少々話す人達にGoogleマップで自分の住む家や地域を調べられ徹底的にバカにされる。
「あんな田舎に住んでるのにこんな小ちゃいマンションに住んでるだ」とか知ってるのに知らないかのようにニヤニヤしながら「出身地どこだっけ?」と振ってくる。
その度にもまた同じように心臓の鼓動が速くなっていく。
そうしていくうちに私の中では「都内出身じゃない奴は劣ってる」という強烈なコンプレックスを抱くようになる。
このコンプレックスのせいで、人と話そうにも必ず出身地が聞かれるのではないか?という恐怖から人とも話せずに私はドンドン内向的になっていき、
いつしか、そんなことに怯えるのが嫌で学校にも行かなくなるもその理由なんて誰にも言えない。
私の中では都内出身とそうでない人で完全に区切られていて担任に相談しようにも担任は私とは違う人種だ、こんなこと相談すれば必ずバカにするはずだ、こんなんで悩んでる自分は愚かだと思われるに違いないと思い込み自分で塞ぎ込む。
精神科に連れられたこともあるが、カウンセラーを受けさせられるも事情なんて言えない、その偉い先生だって東京側の人間だ。
恥ずかしくて言えるわけもない。
と同時に、親に相談するのも嫌だった。
まず引っ越せるだけの余裕など私の家庭にはないし、こんなこと相談したところで一蹴されて終わりだし何より親にも相談しにくい。
こうして、誰にも言い出すことも出来ず1人で塞ぎ込み次第に引き篭もりがちになり、YouTubeばかり見ていた。
YouTubeのライブ配信を見るのが好きで、私はある配信者のチャットに言ってはみんなで会話したり一緒にゲームしたりと楽しかったしそこが唯一の僕の居場所だった。(今でもその配信者は見続けてる。)
しかし、そんな私を保守的な母親が黙って見過ごしてるわけがない。
母親は保守的で偏見が強い人でそんな私をネット中毒者だと思い込み、このままネットにどっぷり浸かって中学にもいかなくなれば将来ダメになって廃人になってしまうという危惧からなのか私からスマホを取り上げようとする。
もちろん私はそれに抵抗する、何故なら唯一の「居場所」であったから。
それから母親との喧嘩も盛んになり、親に手をあげることも多くなっていき親子の仲は相当に険悪だったと思う。
完全に自分が親にも打ち明けなかったのが悪いが、スマホを取り上げようとして異常に抵抗する息子の姿は母親からすれば完全な「精神異常者・ネット中毒者」にしか映ってなかっただろう。
私が学校を辞めたいと言い出せば「なら今すぐ出ていきなさい。スマホも取り上げ、これからは自立していきなさい」の一点張り。
今思えばそんなの当然だ、母親からすれば事情も話すわけもなく突発的にやめたいというネット中毒者だ、そんな奴に食わす飯なんてあるわけない。
そうして私はリアルにもネットにも居場所を失い人生に絶望していくもその中学には通いそのまま学校を辞めることも出来ず高校へと上がることになる。
高校では皆精神年齢が高くなったのか出身地をバカにするような人は少なかったと思う。
しかし今でも出身地コンプレックスは抜けてないし長いこと人に話しかけたり出来なかったのでどう話して良いかも分からない。
コレからはどうにかしてここから脱却したいと思いnoteを始めたという次第だ。

最後に

次から高校以降のことを書いていこうかなと思います。
是非、フォローや拡散してくれると嬉しいです。
実際に中学受験塾で友達だった人は私とで同じように他県から都内の中高一貫校に通ってた人も「体育の授業で都内の人と他県の人でチーム分けされて嫌だった」と言ってました。
他県から都内の中高一貫校に通い私と同じように苦しんでる人もいるかと思います。
そんな人に届いたらなと思っております。




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