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齢三十にして「適性」を知る

自分では「これが得意」「私はこういうタイプ」と思い込んでいた(思い込まされていた)ということが、実はそうでなかったとわかった時の衝撃たるや。

齢三十(ホントは32歳だけど)にして、自らの「適材適所」がわかってきたのでここに記したいと思います。


「リーダー」タイプだと思っていた

私は昔から「リーダー」に任命されることが多かったのです。

部活や課外活動、劇団での仕事、去年は有志で集まってnoteのマガジンを作ったときにも、リーダーを務めていました。

ありがたいことに推薦してもらうことが多かったのですが、なかには「誰も立候補しないなら私がやらねば!」と、ミョーな責任感で立候補してしまうことも。

確かに、複数人の意見をとりまとめるのは得意だし、ある程度の方向性を見極めるのも苦ではありません。

若いときよりは「仕事」をほかの方にどんどん振っていく、というのもできるようになってきました。

しかしリーダーになると、必要以上に多方向に気を使ってしまって、精神的にものすごーーく削られるのです。

なのでプロジェクトのリーダーになったときには、人知れずどこかで必ず「爆発」してしまった記憶があります。

たぶんストレス発散するのが下手なのと、異常に責任感が強いのが問題なんだろうなと思います。

実は「コツコツ」タイプ?!


いまにして思えば驚きなのですが、私はずっと自分のことを「きちんと計画を立ててコツコツ進めるのが苦手なタイプ」だと思っていたのです。

というのも、前職のNPO法人では、主に「ワークショップやイベント」の企画を担当していたからです。

小さな法人だったので、部署の壁を超えて事務作業をすることも多かったのですが、その仕事は正直かなり苦手でした。

また、常に変化する生活を送っていたので、コツコツとやるべき仕事をこなしていく、というのは向いてない、と思い込んでいたのです。

しかし、現在。
私は毎月のように「前月の振り返り」と「今月の目標」を立て、可視化しています。

さらに毎週月曜日には「今月の目標をどのくらい達成しているのか」をチェックし、もっと細かく「今週の目標」を設定しています……。さらにさらに、毎日「今日のタスク」を書き出してから仕事にとりかかっているのです。

そのタスクにチェックマークを入れてゆくのが、何よりも幸せ。
逆に言えば、自分が立てた計画通りに物事が進められないのが、なによりもストレスになってしまう。

うーん。いままで気がつかなかったけど、もしかして私はそうとうな「コツコツタイプ」だったのでは?

この徹底的な「計画を立てる」姿勢がリーダー業に活かされることもあるかもしれないけど、あまりにも完璧主義すぎて、リーダーになると自分で自分の首を絞めてしまうのかもしれません。

『参謀タイプ』といわれて

そういえば以前占いに行ったとき、占い師さんに「あなたって『参謀タイプ』なのよね」と言われました。

仮に『リーダー』や『社長』を「No. 1」の立ち位置にすると、『参謀』というのは「No.2」のポジションにあたりますね。右腕、と言い換えてもいいかもしれません。

そのときはまだ自分のことを「でも私って、リーダーを任されることが多いんだけどなぁ……」と思っていました。

でも今は、うん。『参謀』っていうのはしっくりくるかも。
ルフィを支えるゾロの役割ですね(?)。ちょっと違うか?

でも、ゾロのようにありたいですね。

おわりに

長々と書いてしまいましたが、もしかしたら以前はリーダータイプだったのが、年齢を重ねたり環境が変わったりして、タイプや傾向が変わってきたのかもしれません。

特に今は

・一家の主婦である(私おらな家庭が回らん)
・小さい子どもを抱えている

という状況から、知らず知らずのうちに戦略やポジションを変えざるを得なかったのかもしれません。

とにかく、いままでの私は「自分の思う適性」と「実際の自分の適性」が乖離していて、しんどいなと思うことも多かった。

それがやっと「実際の自分の適性」に気が付けたので、ずいぶんと楽になりました。

また仕事を続けていく上で、適性は変わってくるのかもしれません。

その都度自分を客観視したり、周囲の人に意見をもらって「そのときの自分」に合わせた戦略を打っていきたいですね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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