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歌をうたう

うちの息子は歌うのが大好きで、しょっちゅう何か歌っている。

保育園で習った曲や「おかあさんといっしょ」で放送される曲、私が教えた曲など、2歳児の割に結構なレパートリーを持っているのではなかろうか。それらを自分で歌うのはもちろんのこと「ママ、〇〇のおうたうたって!」なんて言ってくる。

なかには私の知らない歌もあるから、息子からワンフレーズ教えてもらってYouTubeで検索し、なんとか歌えるようになったりとか。おかげで童謡のレパートリーが増えた。

俳優時代には声楽のレッスンを受けていたので、たとえ口ずさむ程度であっても、無意識に発声や音程の正確さを自分でチェックしてしまっていた。

でも、息子と歌っていると「うまく歌えるか」ということは気にせずに歌える。歌うととても気持ちよくて、心の底から「私って歌うのが好きなんだなぁ」と思えるようになっている自分に気づく。

歌を理論的に学ぶようになってから、そんなふうに思えたことはあっただろうか。なかったなぁ〜。

息子と一緒に歌っていると、歌声と一緒に「幸せ」があふれ出てくるような気がする。上手く歌わなくていい。歌うと楽しい。それだけでいいんだ。


しかし、歌っていると、かつて何百人もの観客の前で歌っていた頃のことを思い出し、胸がふるえてくるのも事実である。いつか許されるなら、もういちど人前で歌いたい。魂を震わせるような歌を。

(Day.6)


▼昨日の記事。自分に必要なリズムを知ろう▼

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