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屋久島ぐらし#5 アスレチック登山?!~ヤクスギランド・太忠岳~

来るまでは知らなかったけれど、気になるスポットがありました。

それがヤクスギランド。

なんだかディズニーランドみたいで楽しそうな名前ですが笑。全くそうではなくて、標高1000メートル付近に広がる自然休養林のこと。30分〜150分まで5つのコースがあり、手軽に樹齢1000年を越える屋久杉を見ることができます。

そこまでいったらその先の太忠岳も登りたい!ということで、ヤクスギランドを通って太忠岳を目指す日帰り登山をすることになりました。

往復7時間のコースだったので、始発の次のバスで出発。

が、この時はGWど真ん中。

ヤクスギランドまで行くためのバスに乗るため、屋久杉自然館に向かうとすごい人が…!ヤクスギランドに行くバスは、縄文杉に向かうバスと同じため縄文杉登山する人で混雑していたのでした。。

1回目の臨時便にも乗れず…なんと待つこと30分やっとバスに乗車できました!ここで予定がずれるとは思っていなかった…早めに出発して良かったあ。

あんなに人がいたのに、ヤクスギランドで降りたのは私一人。貸切状態で出発です。

最初は緩やかな道。のんびりトレッキングを楽しみます。

ヤクスギランドというだけあって、大きな屋久杉が沢山。

この千年杉も立派。

途中吊り橋もあったりして楽しい。

またまた名前がつけられた杉もありました。

途中道が分かりにくくなっていたりするので、目印となるピンクテープをよく見て進んでいきます。

太忠岳に行くまでには、こんなロープ場もいくつかあります。


こんなロープを登るなんて何年ぶりだろう…。アスレチックのような感覚で私は楽しく登りました。

こんな大きな岩がどーんと挟まったところも。  

この下をくぐりぬけていきます。山全体が遊具のよう。

そろそろ頂上付近かな…と思ったところにこの看板が。

少し進んで見てみると、頂上らしきものは見つからず,大きな岩を囲むように下に降りるような岩場が…。分からなかったので、こっちなのかなあと疑問を抱きつつもとりあえず進んでみることに。

でも道は結構な岩場で、行けなくはないのですがみんなこんなところ通るの?!という感じ。

上を見上げると、太忠のシンボルの大きな岩が!


でもそこに近づけない…。行けるところまで行ってみると、祠がありそこで行き止まり。 

おかしいなあと思っていると上から声が!やっぱりあの岩の近くまでいくところがあるんだ、と来た道を戻ることにしました。

と、岩場をおりはじめた付近の左横にロープが!

これを見落としていました…!かなり頑張らないと登れないこの岩。ロープを辿って登っていくと…

やっと頂上に到着!!

お天気も良く、山々を見渡すことができました。

特徴的的な太忠の岩。


近くでみると大きく面白い形。屋久島は隆起してできた島のため、その時にこの岩もそのまま持ち上げられたのだそうです。

しかしこの頂上は分かりにくかった…。人の声がしたので行けると分かりましたが、1人だったら辿りつけなかっただろうなあ。危ない…。

お昼を食べ十分景色を楽しんで下山。

帰りは、写真を撮ったり景色をゆっくり楽しみながら歩いていきます。行きには気づかなかった発見も色々とあり楽しい。

木々は大きくてなんだか自分が小人になったかのような感覚。この屋久島のパワーを全て受け止めたくて思わず深呼吸してしまいます。

これは、2本の木が親子のように寄り添っている”母子杉”。こうやってみていくと1つ1つの木が愛おしく感じますね。

根っこがのびている途中も発見。

ここからまた何百年、何千年と時間をかけてゆっくり根を広げていくんだろうなあ。その生命力に驚かずにはいられない。

帰りは時間2時間半ほどで下山。

ここでバスまで1時間ほど待っていたのですが、雨も降っていたせいか寒く、息も白かった。。山の気温は侮ってはいけませんね…。

久々の登山でしたが、リフレッシュできて良い休日になったのでした。

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