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病院・クリニックのエリアマーケティングからのブランディング

エリアマーケティングってなあに?

エリアマーケティングとは、様々な手法がございますが、端的に申し上げると施設の地域性を分析し患者ターゲティングやブランディングへつなげるという手法になります。

分析ツールや、代理店様へお願いをするとある程度のdataが揃います。ただ、ここではあまりコストをかけずに行える地域に密着したブランディングをご提案します。

ではまず、どういった年齢層がどういった疾患で通院されているか、駅から遠いのか、車がないと通えないエリアなのか、山沿いなのか、海沿いなのかいろいろとリサーチしてみてください。地域ごとに必ず特徴があり、その特徴はブランディングにおいて重要であり、地域の方に寄り添っていくことで患者様がご利用しやすく、身近に感じていただくことが可能となります。ここでは、地域に特化したブランディングをご紹介しますが、日本全国、そして世界を視野にいれた病院やクリニックのブランディングはこれとは全く異なっておりますのでそちらまた次の機会に掲載させていただきます。

地域に特化したブランディングを!

では、例を踏まえてみていきましょうか。長野県は長寿県でも知られておりますが、以前までは塩分の取りすぎにより県全体で対策をした経緯があるほどでした。このように、団体での取り組みを踏まえ、院内やHP、イベントを使って地域の方々へ発信をするのはとても効果があり、注目もされやすい傾向にあります。そして、長野県は山が多く登山やトレッキングが盛んな地域です。膝や腰などの疾患を中心に患者様への症状や、治療内容に関して啓蒙することで来院への導線を構築してみることは社会貢献にもつながる取り組みです。

セミナーやイベントの開催

多くの病院様では開催をされていますが、セミナーやイベントはとても効果的です。大きな規模のハコ(会場)がないと厳しいとお考えのクリニック経営者様、ぜひチャレンジをしてみてください。講演会のような規模を創造されていらっしゃるかもしれませんが、少人数での勉強会や、予防方法を交えこまめに開催してみてください。即効性はございませんが着実に貴院のファンを増やすことができるかと思われます。やはり実際に治療していただける先生の顔を見てしっかりとお話を聞くことで、患者様やご家族様は安心感を得られます。これは、海外の研究でも立証されており、実際の顔をみることで、人間は安心感をえられると同時に信頼感を感じるといった内容の心理がはたらくようです。

院内掲示の活用

院内掲示はかなり軽視される傾向がありますが、とても重要であり院外での広告と同等以上の効果がある場合がございます。上記でお話したような地域に親和性の高い疾患の症状や治療法例を掲載することで、来院の患者様への啓蒙を行います。他疾患で通院されている方はもとより、ご家族様に関しても該当する場合は口コミ等を通じてご来院されるなど、つながり(導線)を増やすことができます。手作り感がある方がむしろ信頼感は増す場合もございますので、わざわざ外注されなくても問題ございませんが、予算があるようでしたら業者様にお願いすることをお勧め致します。また、パンフレッも効果的ですので是非一度チャレンジしてみる価値はあると考えます。

今回は簡単に取り掛かることができるような項目を絞って掲載をさせていただきました。セミナーやイベントは開催や段取りがめんどくさいと思われますが、以外とそこまでのリソースは必要ございません。お気軽にご質問いただけたら可能な範囲でお答えさせていただきます。








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