＜BACK NUMBER＞みなさんの背をそっと押す、レジェンドたちの名言

みなさん、こんにちは。
伊藤塾行政書士試験科の高木美雪です。

師走となり、ここ渋谷も、クリスマスイルミネーションに彩られています。

私は、相談会やパーソナルトレーナーメールでのご相談を通して、みなさんに深く共感しつつご提案しつつの日々を過ごしています。
私自身、仕事と家事と子育ての合間に、よろよろと合格講座を完走したOBです。
すったもんだの受験時代を送った経験から、日々忙しい皆さんの様子は、手に取るようにわかります。

この時期、特に思うのは、それぞれの一歩を踏み出そうとしているみなさんの背を、そっと押してあげられれば…ということ。
「ああしましょう、こうしましょう」ではなく、「毎日、大変ですよね。でも、大丈夫！ご一緒に工夫して、こつこつ学習を続けていきましょう！」と、みなさんの主体的な決意と覚悟に寄り添えればと。
そこで、昨年度も好評だった、レジェンドたちの名言特集をやります！
いつものゆる～い調子とはちがって、ほんのりくすぐったいかもしれませんが、お付き合いください笑

～もう一度立ち上がったみなさんへ～
If you don’t lose, you cannot enjoy the victories.
So I have to accept both things.　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　Rafael Nadal

敗北がなければ、勝利を味わうこともできない。
だからこそ、両方、受け入れる必要がある。

～初挑戦を決意したみなさんへ～
I think luck falls on not just the brave but also the ones who believe they belong there.　　　　　　　　　Novak Đoković

勇気ある人にだけでなく、そこにふさわしいと信じている人にも、幸運はやってくるんだと思う。

～これからのことをじっくり考えているみなさんへ～
I’m a very positive thinker, and I think that is what helps me the most in difficult moments.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Roger Federer

私は前向きに思考する。そのおかげで、つらい時もやってこられたんだ。

１つのことを極めるトップアスリートたちも、最初から極めていたわけではなく、コツコツ努力し、時には苦悩し、歩んできたことがわかります。

さらに、ラファエル・ナダルは、教え子たちに名言の塊のようなスピーチをしています。
要約をちらっと…いえ、どっさりとご紹介！

「今の流行は即時性が重視され、忍耐や辛抱はあまり評価されないことを、私は認識しています。

しかし、人生における最大の目標は、ある日突然に達成されるものではないということを、みなさんにわかっておいてほしいのです。
闘い、もがき、倒れたときの学びによってこそ、達成されるものなのです。

みなさんには、予期せぬ瞬間やすべてを疑いたくなるような失望が待ち受けているかもしれません。
そんな時こそ、家族や恋人、信頼できる人たちに頼れば、自分の夢や目標が何だったのかを思い出し、再びその夢を見ることができるはずです。
失敗しても、立ち直り、再び戦う術を考え直さなければ、それは単なる悪い出来事で終わってしまいます。

何度も何度も転ぶことがあるでしょう。
でもその時こそ、思い通りにならないことがあるという現実を、謙虚に受け止めなければならないのです。
私は、短期的な結果を求める社会では時代遅れになった2つの美徳、すなわち謙虚さと忍耐力を再確認します。
忍耐強く、粘り強く、あきらめない楽観主義があれば、人生で多くのものを得ることができると、私自身も経験したからです。
この美徳はすぐに身につくものではなく、毎日の活動の中で身につける必要があることも伝えておきましょう。
時間を守る、必要な練習をする、毎日勉強する、親を尊敬し従う、友人に寛大である、周りの人に寛容である…。
このような小さな積み重ねが、あなた方をより良いプロフェッショナルに、そして、社会にとって素晴らしい人間にするのです。」

そっとどころか、ブルドーザーのように背を押してしまったかも…汗。
でも、日々満身創痍の私は、読み返してしまうんですよね。
偉大なレジェンドたちも、私たちと同じような葛藤を抱えてきていることがわかるので。

次回からは心機一転、恒例のチリツモ作戦を再開します！
急にエンジン全開では息切れしてしまうので、「チリもツモればヤマとなる」作戦で、徐々に加速していきましょうね。