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【まゆみ】11歳年の差夫婦・ベストパートナーへの道①

初めまして。イトウ夫妻の妻の方、マユミンです。

「絶対に結果を出す!」と仕事に没頭していた4年前のこと。
2人の子どもがいるシングルマザーで、女性であることを忘れているような日々。まさか再び結婚をすることになろうとは思ってもみませんでした。
すべては、夫・しゅんの珍妙な一言がきっかけでした。

「アリですか?ナシですか?」ー。

私たち、夫婦の出会いやパートナーシップはちょっと風変わりです。
11歳年上の妻、難病を抱えた夫、その他情報色々多めです(笑)

「一体、どこで出会ったの?!」
「夫婦仲良しの秘訣を教えてほしい!」とよく声をかけられます。
noteでは、これからそんな私たちの日々のパートナーシップを語って行こうと思います。今日は二人の出会いから。



【仕事に没頭する日々】

私たち夫婦が出会ったのは2018年。当時、夫のしゅんは、32歳で専門学校生。妻の私は、43歳で起業2年目のシングルマザーでした。

私はとあるシェアオフィスを借りて事務所にしていました。
当時は離婚し、起業したてのグラフィックデザイナー。
せっぱつまった意気込みの中、毎日11時12時近くまで仕事をしていました。

そのオフィスに、ある日新しい入居者が入ってきました。
それが、彼(しゅん)でした。
チェックのシャツに、ラフな短パン姿で「はじめまして!イトウです!」と、くしゃくしゃにした笑顔で名刺を手渡してくれました

第一印象は「一生懸命な感じ」で、ほんの少し違和感のある笑顔。
それから、「少ししゃべりづらそう?」というくらいのイメージ。
その理由がわかったのは、後になってからのことです。

その日は、LINE交換をして挨拶のみで終了。特別な感情も抱くことなく、またまた仕事に没頭していました。

それからしばらくしたある日。入居者同士でのランチ会がありました。夫のしゅんだけは、授業がありその日は不参加。
なぜか、私は妙にそのことが気になっていました。

「良かったら今度、一緒にランチ行きますー?」

参加できなかった分、お誘いしてみようかという軽い気持ちでLINE。
普段は、自分から男性を食事に誘ったりしないのに。
なぜそんな誘いをしたのか、今考えるととても不思議です。


【アリですか?ナシですか?】

そうして後日ランチに。
二人で待ち合わせたのは、おしゃれな地元のイタリアンレストラン。
お互いのこれまでのストーリーをざっくばらんに話しながら、彼に対しては「明るくて優しい人だなあ」という印象に少し変わっていました。

そんな中、唐突な質問が。

「彼氏はいるんですか?」

ん??

久しぶりにそんな質問されたなと苦笑いしつつ、「いないよ~」と返事。
仕事と子どものことで精いっぱいの日々。恋愛のことを考える余裕もなく、むしろすっかり忘れている感じでした。

その後です。
彼は、なぜかトイレに行ってきます!と勢いよく席を立ちました。しばらく帰ってきません。どうしたのかな?と思っていると嬉しそうに席に戻り、
彼が発したのがこの一言。

「じゃあ、僕ってアリですか?ナシですか?
僕はアリです。アリなら付き合いましょう!!!

私「ふえっ?!」

(2に続くー。)


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