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「ポジティブ心理学」を学ぶ!

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#7 ポジティビティを増やす その1

#7 ポジティビティを増やす その1

前回までは、ネガティビティを減らす方法を学んできましたが、今回からはポジティビティを増やす方法です。

ポジティビティ比が「3:1」を超えると、幸せを実感できるようになります。また創造性が豊かになり、逆境から立ち直る力もつきます。日々学習して成長し、人生がよい方向に向かい始めます。(256ページ)

ポジティブ心理学を学ぶようになってから、実感としての幸福感は明らかに上昇しています。創造性や成長に

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#6 ネガティビティを減らす その5

これまでご紹介している方法を通し、ネガティビティを意識して減らすようにしていますが、人生の満足度は向上しているように感じます。

実感として焦りや不安は減っており、特に仕事からうけるネガティビティは大きく減退しました。結果、仕事意外の面に対してより注意を向けられるようになってきました。

先日も、帰省し両親と過ごしましたが、これまでの感謝の気持ちを深く感じつつ、母親の炊事を手伝うことができました。

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#5 ネガティビティを減らす その4

#5 ネガティビティを減らす その4

ネガティビティを減らす4つめの方法ですが、私自身にとってはこの方法が一番効果的でした。

私の場合、仕事上の特定の人と話すと不快な気持ちになり、イライラが募ることがわかっていました。また、仕事帰りに疲れた状態で電車にしばらく揺られることも苦痛でした。

家に目をむけると、本当に些細なことですが、ゴミ箱が複数個あり、ゴミ捨ての日にそれぞれのゴミ箱からゴミを回収することが面倒だと感じていました。また、

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#4 ネガティビティを減らす その3

#4 ネガティビティを減らす その3

前回、「気晴らしをしよう!」という方法について書きましたが、気晴らしをしてみたものの、ネガティブな感情が離れない場合もあります。

ネガティブな感情がどうしても離れない場合、強引に無いものとして扱おうとすると、かえって悪影響が強くなります。見ないでおこう、考えないようにしようとすればするほど、存在が大きくなります。

ネガティブな感情はそうした性質をもっています。今回は、そんな時の対処法です。

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#3 ネガティビティを減らす その2

#3 ネガティビティを減らす その2

前回に引き続き、バーバラ・フレドリクソン氏の著書をもとにネガティビティを減らす具体的な方法を見ていきましょう。

2.ネガティブな「反芻」から逃れるこの方法は、簡単に言うと「気分転換をしよう!」ということです。

反芻という言葉は難しい言葉ですが、もともとは牛などの動物が噛み砕いて飲み込む→胃で消化→改めて口にもどして嚙み砕く→繰り返し、というプロセスで食べ物を消化する方法です。そこから転じて、特

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#2 ネガティビティを減らす

#2 ネガティビティを減らす

バーバラ・フレドリクソン氏は”まず幸せでいる”ための方法論として、(1)ネガティビティを減らす、(2)ポジティビティを増やす、の2つのアプローチを採用しています。



この本にはいずれの方法についても理論、実践含め詳細に説明されていますが、それ以外にもポジティビティ、ネガティビティの黄金比や「拡張-形成理論」といった素晴らしいアイデアがふんだんに盛り込まれています。



今回は、具体的に何

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ポジティビティは手段であって、目的ではない

ポジティビティは手段であって、目的ではない

周りを元気にさせる人たちがいる。

客観的にみて人より大幅に恵まれているようには見えないが、幸せそうにしている人。

会話すると「それ良いね!」、「おもしろい!」といったフィードバックが返ってくる。



そんな人の周りには人が集まってくる。そして、楽しい時間が流れている。

人生という限られた時間の中で、私もそんな風な生き方ができないだろうか?



インターネットで調べてみると、ポジティブ

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