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毎日が楽しく、前向きになる手帳「POZITE」できました(愛知県立一宮商業高校との取組み)

1月13日(金)毎日が楽しく、前向きになる手帳「POZITE」の完成品発表会でした。
当日は、一宮商業情報処理科の皆さん72名、先生4名にご参加頂き。笑いと笑顔が絶えない素晴らしい発表会となりました。

この取り組みはスマートフォン操作が当たり前になっている高校生に「使ってみたくなる手帳」の仕様やデザイン案を考えてもらう内容。
愛知県の商業高校が地域企業と連携し、現実の経済社会で行われている実際のビジネスを学びの対象とした実践的・体験的な学習活動を行っている事を知り、伊藤手帳としても何かお役に立てないかと愛知県教育委員会へ「高校生×手帳開発×販売促進案の立案」を提案させて頂いたのが始まりです。

これに対し、一宮商業側から「是非取り組みたい」とお返事を頂きこのプロジェクトはスタートしました。

始まりは8月下旬。伊藤手帳の工場見学から始まりました。
手帳を使わない世代が手帳工場をどう捉えるか・・・迎える伊藤手帳側も不安でした。

そんな不安をよそに、参加生徒さんが熱心に工場を見学し、案内を努めた伊藤手帳担当者に質問もしていただきました。

■工場見学の様子はこちら
https://note.com/ito_techo_pr/n/n09fdb6b5a4dc

2名1チームとなり、計9チームから「高校生はこんな手帳が欲しい!」という案を発表して頂きました。
どの案も素晴らしく高校生のリアルな意見が反映されていました。

9チームの中から最優秀チームへ手帳の製品化の権利が付与されるのですが・・・・
審査は悩みました。

どの案も甲乙つけがたい。

でも1つ選ばないといけない苦しさがありましたが、POZIキュアチームの毎日が楽しく、前向きになる手帳「POZITE」を最優秀賞に選ばせていただきました。

▼最優秀チームを選ぶ選考会の様子はこちら

■POZITEの素晴らしい所

1週間に1個「私たちが考えた」ポジティブな言葉を手帳に載せてもらい、ポジティブなエールを送りたい。
→年間57個分のポジティブメッセージを生徒さんが考案しました!

・その日うれしかったことや楽しかったことを綴れるための項目を作る→その時の気分を色で塗れるような仕様になっています。

生徒さん作:POZITE使い方イメージ画像
生徒さんが実際に記入してくださいました。

実際に出来上がった「POZITE」の画像はこちら

ナチュラルグリーン:B6サイズ。ダブルボタン仕様
POZITEウィークリーページ

実は伊藤手帳の工程上、完成品発表会ギリギリまでPOZITEを生徒さんは見る事ができなかったのです。生徒さんが待ちに待ったPOZITE。
完成品発表会のプレゼンテーションの前に開封の儀を行って頂きました。
これを見るだけで生徒さんの感激が伝わってくるのでは・・・・
そして私達伊藤手帳側も「このプロジェクトを進めてよかった」と思った瞬間です。

工場見学、商品開発やネーミングの考え方(伊藤手帳講義)、企画選考会、完成品発表会を通して伊藤手帳が感じた事。

それは生徒さん達が自主的に考える力、発想力の豊かさが素晴らしい事。
そして、最後まで考える力が素晴らしかった事です。授業や他のプロジェクトの合間に「手帳を考える」という事に取り組んでいただけて本当に嬉しく思いました。

最優勝を逃したチームの生徒さんも自分事のように喜んでくれた事→これは中々できないですよね。
この点も素晴らしいなと思った所です。

POZITE発表プレゼンテーションの後は、開封したPOZITEを手に取っていただく時間を設けました。

「POZITEを見てみたい人は前へどうぞ」と言った瞬間に「わーーーー!」という歓声とともに集まっていただけました。

POZITEを手にとる一宮商業高校の皆さん

作り手としてもこんな嬉しい事はありませんでした。

1冊の手帳ができるまで、機械化が進んだ中でも多くの人の手が携わります。一宮商業高校の生徒さんに喜んでもらえたら嬉しいと思って現場のスタッフも頑張って製造にあたりました。

2月18日(土)はイオンモール木曽川店で一宮商業高校の生徒さんによる店頭販売が行われます。自分たちが考えたものを自分たちで販売する。
販売できた時の喜びを感じて頂けたらと思っています。

ECサイトでの販売は2月17日(金)伊藤手帳ユメキロックにて販売となります。

最後に、「POZITE」を発案したポジキュアチームのお二人の写真をご紹介します。

愛知県立一宮商業高校3年の今井琴葉さんと高山彩香さん

最後までご覧頂きありがとうございました。


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