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高校生の柔軟な発想で手帳を面白くする!一宮商業高校×伊藤手帳 

伊藤手帳は2022年、中学、高校、大学で3つの産学連携プロジェクトを行っています。
今日はその一つ、愛知県立一宮商業高校との取り組みについてお話します。

手帳製造・OEMを手がけて68年の伊藤手帳株式会社(本社名古屋市:代表取締役社長 伊藤 亮仁 以下当社)と愛知県立一宮商業高等学校は「地域企業と連携した商品開発の実践」の取り組み(以下、本取り組み)を8月24日(水)より開始します。本取り組みでは、愛知県立一宮商業高等学校情報処理科3年生18名が「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」を考えます。11月に行われる企画選考会で最優秀に選ばれた手帳案を伊藤手帳が製品化します。

製品化した手帳は2023年1月13日(金)一宮商業高校において完成品発表会が行われ、2023年2月18日(土)イオンモール木曽川店で一宮商業高校の生徒が販売を行います。

伊藤手帳プレリリース

真夏の暑い時期、一宮商業高校の生徒さんに工場見学を頂き、手帳が出来上がるまでの工程を学んで頂きました。

9月には販売戦略について講義をさせて頂くという手順を踏み、11月4日に生徒さん9チーム18名による「高校生がワクワクする手帳」についてのプレゼント選考会が行われました。

スマートフォン操作が当たり前になっている高校生が「使ってみたくなる手帳」の仕様やデザイン案を考えて発表する場です。


発表前、最終打ち合わせをするチーム
一宮商業高校プレゼンテーションルームにて開催。ドキドキ?リラックス?待ち中の生徒さん
伊藤手帳社長の挨拶から始まります
お手製のサンプルも作ってプレゼン中!
データを使ってターゲット設定を説明中。商業高校ではマーケティング授業があるため、エビデンスに基づいたターゲット設定等もきちんと説明していきます。
休憩時間中。お手製のサンプルについて社長へ質問したり、売り込みに来る生徒さんもいました。プロジェクトに対して真剣に取り組んでいる姿を見て大人側も学ぶ事がありました。


最優勝チーム発表の瞬間

9チーム全てのプレゼンを聞いて。
どのチームもしっかりターゲット設定がなされており、仕様も「これは面白い!」というものが多く、最優勝チームを選ぶのに悩みました。

最終的にはプロジェクトの本質である「高校生がワクワクする手帳」に該当するコンセプトのチームを選ばせて頂きました。

「ワクワク」という概念をユニークな視点でとらえたアイデアです。

■最優勝チームと製品化する手帳名
POZIキュアチームの「POZITE」(ポジテ)

どのような手帳かというと・・・・
それは2023年1月13日(金)一宮商業高校で行われる「完成品発表会」にて披露させていただきます。

【受賞チームの生徒さんコメント】
POZITEを考える際良かった事・苦労した事
■改めて手帳を使う大切さを考えさせられたことです。手帳というベースからいろいろな方向性のことを、考えなければならなかったことは難しかったけど、自分の発想を最大限に生かして新しいものを考えることが楽しかったです。
■実際に自分たちが手帳を使わず、スマホを使って大事なことをメモしているので、どのような機能がついていると使いやすいのか、どうすれば使いたくなる手帳になるのか考えることが難しかったです。

高校生の柔軟な発想に「驚きと学び」を実感した1日となりました。

学校祭、定期考査、就職活動、進路相談と多忙な時間を縫って、本プロジェクトに真剣に取り組んでいただけた生徒さんに改めて感謝を・・・ありがとうございました!




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