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愛知県立一宮商業高校との「手帳制作プロジェクト」キックオフ無事終了

8月24日(木)。愛知県立一宮商業高校3年生15名(プロジェクト参加者は18名)、担当の中村先生・谷口先生、愛知県教育委員会渡部様が伊藤手帳小牧工場へご来社頂きました。

「地域企業と連携した商品開発の実践」の取り組みのキックオフ大会でした。
今回の取組みでは一宮商業高校の生徒さん18名がグループに分かれて「高校生がワクワクする手帳」を考えます。

プレゼン選考会で最優秀賞が選ばれ、伊藤手帳はそれを製品化します。

製品化された手帳は「製品発表会」を経て、2023年2月18日、一宮消費生活展において生徒さん自ら販売を行います(場所:イオンモール木曽川店)。

考えて終わりだけでなく、自分たちが考えたものを責任もって販売する所が普通のビジネスコンテストと違うところでしょうか。

さて、キックオフ大会に話を戻します。
当日は以下の流れで進んでいきました。

①伊藤手帳株式会社代表取締役社長 伊藤による会社説明
経営理念や事業紹介。
手帳の役割や魅力について、わかりやすく説明をしていきます。
昨年11月に宣言したSDGsの取組みについて。ここは力を入れて話します。

伊藤手帳はSDGs宣言の1つに「地域社会への貢献」を掲げています。

②工場見学
3グループにわかれて工場見学を行いました。
MCは社長・営業社員2名です。
工場案内図を生徒さんに見て頂きながら、MCが1ヵ所ずつ丁寧に説明をしていきます

断裁コーナー。まずは納入した印刷物を製本し易いようにカットします。その後の工程に影響する大切な工程です。「え?」そうなんだという表情の生徒さん
「わ~!すごい」と熱心にのぞき込む生徒さん。
ここは糸かがりの工程。次々と糸で縫い固められていく過程を熱心に見ていました。
折りのコーナーでは、どんな所に気を使って作業に当たるのか説明します。
紙は生き物なのでちょっとした事が製品に影響が出るのですよね・・・と聞いて皆さん頷きます。
断裁のコーナー。ええ?こんな風にサイズが整えられるんだ!と
機械の動きをじっくり見学

③一宮商業生徒さん自己紹介・社長へ質問タイム
今日は伊藤手帳と一宮商業生徒さんの初顔合わせという事もあり、皆さんに自己紹介をしていただきました。
・自分を色にたとれると●色&その理由
・手帳制作プロジェクトに参加した理由
を添えて自己紹介をいただきました。
「私の色は推しの色!」と答えた生徒さんが多く。なるほど高校生と色の関係性に推しが関わっているのが新鮮な気づきでした。

笑いが絶えなかった自己紹介タイム。
社長への質問は「小さい頃から事業を継ぎたいと思っていましたか?」
といった鋭い質問も・・・・

③昨年愛知大学の学生さんが考案したワンセメ手帳を使ってワークショップ
手帳の使い方・時間管理の基本の「き」を学んで頂きました。

④最後はご参加いただいた、愛知県教育委員会の渡部様、一宮商業高校校長先生、担当いただいてる中村先生、谷口先生から本日の感想をいただいて無事閉会。

生徒さんの感想も頂きました!
「昨日の見学で手帳という存在がより身近になりました!これからは手帳をつけていきたいです。」(澤田京香さん)

「伊藤手帳株式会社様、昨日はありがとうございました。予想していたよりも、とても楽しいものでした。ずっと見ていられました。(いただいた)手帳を大切に使わせて頂きます。これからもよろしくお願いします。」(中島遥香さん)

伊藤手帳が地域社会への貢献として、手帳制作プロジェクトを始めた理由として
・デジタル化が進む中でも手で書くという楽しさを忘れないで欲しい
という想いが根幹にあります。

「自分たちの使いたい手帳を考える」という企画を通して、それを伝えていければよいなと思っております。

プログラム2コマ目は、「販売戦略」について。一宮商業高校へ訪問して、
「自分たちが考えた手帳」をどうやって多くの人に知ってもらうのかを考えて貰えるようお話をさせて頂きます。

生徒さんに会えるのが楽しみです!

参照)プレリリース
「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」を考える授業。愛知県立一宮商業高校3年生18名と開始。初回8月24日(水)は伊藤手帳工場見学で手帳の製造工程を学びます


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