現在日本のIT関連の求人を見ると、売り手市場のように見える。求人サイトでスカウト登録すると、毎日のように面接オファーの連絡がくる。
(ちなみにアメリカでは逆に買い手市場となっており、転職が難しくなっているとのこと)

ほとんどのオファーはSES案件である。SESとは自社ではなく、客先に常駐して、客先の案件をこなしていく。私もトータルで15年くらいはそうだった。
若い時はSESとして、様々な現場をまわるのは、良いことだと思う。考え方に偏りがなくなる。

最近、オファーの中で何社か面接を受けることにしたのだ。
そこで、悟ったことがある。

面接内容は、ほとんど案件内容の話で、すでに内定の雰囲気である。
そこで思ったのが、SESの企業は「この人と仕事がしたいのか?」を判断するのではなく「こいつは儲かるのか?」を見ている。

あくまで「人財」ではなく「人材」なのである。当たり前だが、しみじみと感じてしまったのである。

今の職場は、客先常駐ではない。その点、私自身と仕事がしたいかと言う判断んで見ていたと考えている。今までの在り方を見直そうかと考えている。

決してSESが悪いわけではない。技術に集中でき、キャリアを積みやすい。自分自身も良かったと今でも思っている。

ただ、自分自身の見方が変わっただけだ。今の感んきょうでもう少し頑張ってみようと思い始めている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?