見出し画像

258☆何でも売ってるイタリアのお惣菜屋さん「フォルノ」

ぼんじょーるの!
爽やかに晴れた秋空の火曜の朝です。
昨日は雷雨だったのですけど、今日はホントにすっきり。

今日は日曜の畑ランチのことを。

画像1

この敷地は昔、ワイナリーだったのですけど、その名残で抜いたはずのブドウがまた出てきてます。
野菜畑はテキトーなのに、ブドウ畑はキチンとまっすぐ畝を作るイタリア人の不思議。
まっすぐ一直線に向こうまで、いくつかのこんもりとしたブドウ苗が出てきてます。

画像2

この一角だけわざとブドウを残して棚にしてあるのは、真夏の日差しを避けるため。
このブドウ棚の下でランチをしました。

画像3

今年のイタリアはイチジクもオリーブも今一つ振るわないのに、ブドウだけは元気に育ってます。
ブドウの花はイチジクやオリーブより少し遅いので、春先の冷害に合わずに済んだためだそうです。

ほぼ手入れをしていない畑のブドウもこんなに立派に育ってます。

画像13

こちらは赤ワイン用の黒ブドウです。
青からだんだん色づいているところもすごくきれい!
宝石みたいです。

画像4

畑の日曜ランチ。
ホントは温泉に行くはずだったのに行けなかったので、手づくりする時間もなくすべて買って済ませました。

まずは日曜日と言えばな、ラザニアとカネロニ。
どちらも薄く伸ばしたバスタ生地を使ったオーブン料理です。
カネロニの中にはリコッタチーズとほうれん草。

昔は生地から手づくりしてたので日曜日のごちそうだったんですね……いまはFornoフォルノ、窯焼きでいろんなものを作って売ってるお店で買えちゃいますけど。

画像5

カネロニを切り分けてるところ。
生地をくるりと丸めて中に詰め物をして、並べてからトマトソースをかけて焼いてあります。
クレープを作ってまったく同じように調理しても美味しいですよ。

画像9

野菜のオーブン焼き。
ほかにパプリカもありました。

家でもよく作るけどたまにこうしてプロが作ったのを食べると勉強になります。
焼き加減とか切り方とか、ハーブの種類とか。
こちらのフォルノ屋さんではオレガノをたっぷり使ってました。

画像10

中心に空洞のあるロゼッタパン。
ローマ人はこれが大好き。
空洞が大きく白い部分が少なく、硬い皮が多いのが良いロゼッタパンらしい(笑。

モルタデッラをはさんで食べると美味しいのよねー。

画像11

こちらはピッツァビアンカ、白ピザ。
これもローマ周辺の人がよく食べるものです。

そしてやっぱり、モルタデッラを挟んで食べる……なんだろー、美味しいものは何でもパンと一緒に食べたい今日この頃。
ステキなおかずがあったら白いごはんと一緒に食べたくなるのと、欲求としては同列です(爆。

画像12

同じフォルノ屋さんのビスコッティ。
上はラツィオ風でヘーゼルナッツ入り、下はトスカーナ風でアーモンド入り。

さて、ここまですべてのモノを同じフォルノ屋さんで買いました。
パン、ピッツァ、ラザニア、カネロニ、焼き野菜、ビスコッティ……塩系から甘いものまで、パンから野菜まで、オーブンで焼いて仕上げるモノなら何でも売ってるのがイタリアのフォルノ屋さんです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?