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97.いろいろ便利なCAFってなに?
就学、就労に関わらず、滞在許可証の申請や更新手続きの第一歩は、郵便局でもらう申請書類の記入から始まります。
もちろんすべてイタリア語。
この書類記入を助けてくれる人がいることを、数年前まで私は知りませんでした。
CAF(カフ)とは?
最初に就労用の滞在許可証を取るときに、何人かの人からCAFへ行って相談するように言われました。
CAFと書いて「カフ」と発音します。
Centro di assistenza fiscale(チェントロ・ディ・アッシステンツァ・フィスカーレ)の略だそうです。
直訳すると「税務支援センター」。
納税者と税務局との間に立って、個人で作成するには難しい書類を作ってくれるところなので、税理士事務所みたいな感じでもあります。
ただ、税理士事務所と違うところは、書類作成に重点が置かれているところでしょうか。
税法の具体的なアドバイスをするのではなく、確定申告の書類を一緒に作成してくれるところなのだと思います。
頼りになる存在
書類作成のプロなので、滞在許可証の申請書類も請け負っているのかもしれません。
調べてみてもそうしたサービスを前面に打ち出しているCAFはありませんでした。
あくまでも業務の主流は税務関連です。
それが、就労用の滞在許可証に変更するとき、税理士からCAFに友人がいるからと紹介され、よく分からないまま依頼することになったのです。
以降、毎回お願いしていますが、本当にスムーズで頼りになる存在で、もっと前から知っていたかったと思うことしきりです。
ちなみに自分で書類に記入していた時のことはすでに記事に書いています。
留学時に必要となる就学用滞在許可証でしたら、記入箇所も少なく簡単なので上記を参考ししていただければと思います。
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