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酒田から東京まで2時間で移動した話

新潟・山形の旅、本当のラストです。

気がついたら新潟・山形旅のnoteが11本にもなってました…。

1. 新潟・山形の旅の書き始め

2. スマホで雪結晶は撮れるんです in新潟

3. いや待て待て、"雪"ってなんだっけ?

4. 長岡のレバニラとラーメンは美味い

5. グルメもいいけど雲と空が最高な新潟市

6. 1時間で街歩き in村上

7. 村上から酒田までの車窓から

8. ただ歩いただけで面白い in酒田

9. 酒田の方便Night

10. 雪国晴天の景色は最高だった

11. 山形県酒田市の観光地はここだ!


さて、こんだけ散々書いてきてあと残ってる旅はなんなのか。

それは空の旅です。


最初のnoteでも書いていたのですが、帰りはLCCを利用しました。バスを使って酒田市内から約40分、庄内空港に到着です。

庄内空港

ANAが羽田との往復4便、ジェットスターが成田との往復1便飛んでいる地方空港です。かなりこじんまりとしていました。たぶん、人生で1度来るかどうかという空港だと思います。東京から酒田に来る時はこれが最速だと思うので、来る際は利用してみてください。

手荷物検査などを済ませて、機内へ。

機内_庄内空港

そして、空港ついたあたりから雪が降り始め、機内に入ると本格的に降ってきました。

機内_結晶

窓にもしっかりと。観光している時は晴天で、屋内に入った瞬間から天気が崩れる。いやー、ギリギリセーフでした。

しかし雪が降ってきたことで、飛行機がすぐには飛べず。到着時間が遅れるほどではなかったのですが、整備員(?)の方が雪を払いのけるのに水をかける時間が多少ありました。


そんなことがありつつも、無事に離陸。

空の旅1

空の旅2

背の低い雲とその上にある層雲が広がっています。確か離陸して10分前後という感じなので、まだ庄内平野あたりだと思います。これを見てつくづく雲が良かったなぁって思いました。

ちなみにジェットスターはこんなコースを通って成田空港に向かうみたいです。

航空路図

朝日山地、奥羽山脈、阿武隈高原を超えて太平洋に出て成田空港へ。

たぶん、奥羽山脈(or 阿武隈高原?)あたりだと思うのですが、雲の様子に変化が。

空の旅3

空の旅5

ところどころで雲が山に引っかかっている感じに見える。もう少し明確なものが撮れたら良かったのですが…。しかし、そういうものを探しているだけで空の旅の時間はあっという間に過ぎていきます。

空の旅4_盆地?

多分これは福島県の会津盆地あたりかな?ジェットスターの機内では今どこ飛んでいるかわからないので、憶測でしかないのですが、何かしらの盆地か何かのところだけ雲がない様子。周りの状況がわからないのが惜しい…。

そして太平洋側に抜けます。

空の旅6_霞ヶ浦

これはわかりやすい。霞ヶ浦です。上から見てもデカイ。

その近くには鹿島臨海工業地帯があります。主に扱っているのは鉄鋼業、発電所、石油化学等。中学の地理で習った記憶があるような…。そこで少し面白いものが見えました。

空の旅7_工場煙

工場の煙と雲っぽいものが。

いや、ただの煙だけならごめんなさいなんですけど、多分、煙だけじゃなくて雲も少しできている。これは雪とは何か?を解説したnoteを見ていただけばわかるのですが、雲ができるにはエアロゾルと呼ばれる微粒子の存在が重要で、それが工場から出た煙には多く含まれているため、そのエリアで少し雲っぽいやつができているのかな?って思いました。いや、たまたまその上に雲が流れ着いてましたって可能性もあるか。ただ、飛行機に乗っていると定点観測できないので…。ともかく、そんなことを考えながら窓の外を見てた、っていう話です。

一応注釈しておくと、煙突から出ている白い煙は水蒸気です。なので、それ自体が雲ということではありません。その煙に粉じん、つまり小さな粒子が含まれていれば…という仮定があっての上の話です。最近はそういうものがなるべく出ないように取り組まれてますでしょうし、そもそも工場が作っているものの工程で粉じんが発生しているかはまた別に調べないとですね…。


こっちの方が見やすいかも。

空の旅10_工場の煙2

地面から直接白い柱みたいに立っているのが工場の煙で、その上に雲。なかなか綺麗な光景でしたよ。


そして銚子上空に差し掛かります。

空の旅8_利根川

見える川は利根川です。この角度からの利根川はかっこいいです。

そして今まではずっと日本列島側しか見えませんでしたが、ここでようやく太平洋側も拝めるようになりました。

空の旅9_太平洋側

遠くの方に対流性の雲が見られました。まぁまぁ背が高そうな感じ。もっとも、冬なので夏ほどではないと思います。


というわけで、そんな空を鑑賞していたらあっという間に成田空港に着陸です。

成田空港から東京まではこれに乗りました

スカイライナー

京成スカイライナー

ここまで貧乏旅なのに、最後にいきなり特急かい!っていう感じですが、これは致し方がない。

その日の19時に渋谷とかそっちの方で友達とご飯を食べる約束をしていたので…。こういうことは珍しくない。前に旅先からバイト先に直行したこともあるし、逆にバイト終わりにそのまま旅に出て、帰ってきて一眠りしたらまたバイトとか…。ゆっくりした旅をしたいなぁと思いつつ、いっつも気がついたらせわしない行程になっているというね。


電車の中で酒田の山居倉庫のお土産店で購入したものを食す。

酒田土産

これが有名!って感じではないんだろうけど、個人的に食べたかったものだったから別にOK。味もフツーに美味しかった。その後は友達と無事に待ち合わせ時間に合流、そのまま自分的イチオシの餃子屋さんでご飯を食べましたとさ。めでたしめでたし。


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やっと、書き終わった…。このnote含めて12本の新潟・山形の旅シリーズ。たったの2泊3日なのに笑。単純計算、1日分で4本のnoteを書いていることになる。

行く前に決めていたのは、雪の講習会に参加することと酒田の町歩きをすること。それ以外は行き当たりばったりというか。緻密な行程を組んでいたわけではない。ある程度頭の中に思い描いていた行程すらひっくり返っている有様。例えば2日目、本当なら酒田には夜ではなく夕方に着きたくて、新潟を朝出発しようと思ったけど、行きたかったカフェに寄るは展望台に登るはで全然考えてたものと違うし、初日だって雪道歩いてGUに行くことは考えていなかった。

だけど、そんな感じだからnote12本分書けるだけの濃い旅になったんだと思っている。旅行雑誌片手に行く旅もいいかもしれないけど、たまにはそんなものはゴミ箱の中に捨て置いて、ノープラン旅をしてみませんか?


長いシリーズ、お付き合いありがとうございました!

次回は海外編。また読んでくださると嬉しいです。


自己紹介note


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