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中間管理職にコーチングスキルが必要な理由

私は約25年の会社勤めの中で、部長だった頃も課長だった頃もありますが、
その経験の中で今でも思うことは、
「部下のモチベーションを下げる人が、あまり好きではないな」
ということです。


私は、10年ほど前にコーチングに出会い、
会社に隠れて、副業で自分で、個人向けや企業向けにコーチングを提供していました。

そして、組織の中で部下を持つことも経験する中で、
社員の人たちの、仕事に対するモチベーションが上がり、仕事に取り組むようになれば、その組織・会社は成長するし、業績も上がる、
と強く感じました。

数十年前であれば、社員は会社に雇用してもらっていて、会社への帰属意識も高い状態でしたが、
最近は、転職への心理的なハードルも下がり、容易に転職活動ができ、
それを支援してくれるエージェントも多いため、
会社への帰属意識や忠誠心は低くなってきています。

そして、他社へ目を向ける大きな理由の一つは、社内の人間関係が挙げられます。
他の上位の理由としては、
・給与が低い・昇給が見込めない
・昇進・キャリアアップが望めない
・尊敬できる人がいない
などが挙げられていますが、それらはすべて、評価者である上司の存在があります。

そして、部下の活用が上手ではない上司の場合は、離職を招くことも少なくありません。
なかには、自分の機嫌で部下と接する人や、マイクロマネジメントで、締め付けるような管理を行う人、など、いろんなタイプの方がいます。
最悪なのは、部下のモチベーションを下げる人、人として信頼を欠く行動をする人、部下のせいにして自分を守る人、などだと思います。

そういった人の元で仕事をし続けたいと思う人は、おそらくいませんよね。

でも、中間管理職の人たちも、会社に貢献したい、部下にもっと頑張ってほしい、一緒に会社を盛り上げたい、と思っている人も大勢いらっしゃいます。

そういった部長や課長、リーダーの中間管理職の方々が、
コーチング的コミュニケーションを身に付けて、仕事で実践できれば、
組織全体が活性化し始めるのです。

しかし、コーチングスキルは、「やり方」ではありません。
その人の「あり方」が大事です。
そしてそれは、時間をかけて、
同志たちと高めあっていくことが近道になります。

私が自分がコーチングを提供することで一人一人を支援することもできますが、
そういった方々が、コーチングスキルを身に付けていくことの方が良いと考えています。

是非、コーチング的コミュニケーションの必要性について考えてみてください。


弊社では、コーチングスキル習得講座を提供しています。



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