見出し画像

不安のマネージメントから未来のマネージメントへ

私がお客様と家づくりをする中で勝手に私がしていたこと
それが家づくりの不安解消のための相談でした

家づくりの最初に思うのは「みんな不安」だから「不安を解消したい」
と思っていました

なんでそう思っちゃったのかなーと考えてみたところ
周りの同業の人たち含めてモノづくりをしている人は、多かれ少なかれ
”やりたいこと”と”やれること”は違うと思いこんでいる

お客様からしたら
選びたい物はあるけれど→→→お金が際限なく湧いてくるわけじゃない
選びたい物はあるけれど→→→後々、手が掛かるのが心配
選びたい物はあるけれど→→→老後が心配
選びたい物はあるけれど→→→親や友達に止められた

工務店側としたら
勧めたい物はあるけれど→→→言っても理解してもらえない
勧めたい物はあるけれど→→→手間がかかって面倒くさい
勧めたい物はあるけれど→→→会社の理解が得られない
勧めたい物はあるけれど→→→やったことがない

などなど、相当量のブロックがあります

私が開催している「家づくり勉強会」では心配のある方を対象にしていたので、不安で来られた方にはとっても「安心しましたー」という感想をいただけます

でも「もっと家で豊かに暮らしたい」と思っている方には少し物足りないのじゃないかなと、最近思い始めています

言葉の使い方や、私の心のうちにあるものかもしれません。

たとえば、私から見たら、家づくりにたいして収入の心配も感じないし、ご家族は仲良いし、ご両親からの援助もあるし、センスはいいし前途洋々でしかない方でも、選択をするときに「不安」を感じられていました。

決してお金の心配だけではなくて、わたしたちの説明下手によるもの(素材)への理解や採用する人が圧倒的に少数派であること、から家に使うものを決める方というのは非常に多いです

最終的に選んだものは、ご自分も納得されていますし、今の気持ちで当時に戻ったとしたら迷うこともないかもしれません

大事なのは、今、選んだことを喜んでいて、選んだものが大好きで、選んで良かったと思えていること。すごく暮らしに似合っているし、実際とっても素敵なのです。

さて、これからどうやって、一人でも多くの人に
もっと心を軽くして、好きなモノを簡単に選んでもらえる様になるか
考えて発信していきたいと思います


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?