見出し画像

【投資】【FIRE】銀行員というキャリアについて - お金に関する成功への道はいくつもある

【投資】とは少しテーマが異なりますが、自身が最初に飛び込んだ銀行員というキャリアについて、最近ゴルフ仲間から「なるほど、そういう視点もあるのか」と目から鱗だった点について、備忘録のために記しておきたい。これは銀行員に限らず、大手企業に勤めるサラリーマン全般について言えるかもしれませんね。


自身のキャリア

このnoteを始めた最初の自己紹介でも書きましたが、当方おかげさまでそれなりにいい大学を出させてもらい、今は無くなってしまいましたが三和銀行という関西系の大手都市銀行からキャリアをスタートさせました。

バブル崩壊後の入社、先輩方からはバブル期のいろいろな逸話を聞きながらも、「随分自分たちの世代とは違うなぁ〜」という印象はあったものの、それでも目の前の仕事を一生懸命頑張ったなと思います。そしてそのおかげもあってか、それなりに満足できる道をこれまでは歩んでこれました。

違ったタイプのゴルフ仲間との出会い

銀行から資産運用会社へ転職、その後はその道を20年。仕事もそうですが、出会った仲間も似たようなバックグラウンドでしたので、自分の人生観や成功のためのプロセスも、そういった"似たような"バックグラウンドを持っている人たちの影響を受けて形成されてきました。

しかしここ数年、所属するゴルフクラブを通して、同じような世代でも違ったタイプ、キャリアを歩んで来られた方と出会う機会も増えてきました。もちろんサラリーマン(大手企業の役員さんも)もいますが、医者、弁護士・会計士といった士業、そして規模・業種はバラバラですが自営業の方も多いですね。同世代とはいえ、それなりに社会的な立場のある方々も多く、また、今度は"全く似てない"バックグランドを持つ人たちとの交流によって、金融・資産運用関連しか知らなかった自分のキャリアへの考え方、価値観もちょっと変化してきました(というか、視野が広がってきた、という感じでしょうか)。

ゴルフ仲間が言った銀行員像

そんなゴルフ仲間の1人が、私が元銀行員であったということもあり、彼が感じている銀行員(金融業)のキャリア像をシェアしてくれました。それは、「僕からみると、銀行員って、有名な大学を出た大量の頭のいい人たちが、0.1%とか1%とかっていう薄っ〜い金利・利益をこぞって奪い合っている世界に見える。パイは少ないのに、優秀なプレイヤーが多く、出世するのも大変そうですよね。」って。

もちろん銀行の仕事は多様なので、利益率が薄いものばかりではないですが、皆同じようなサービスを展開しているのに、何行もの数の銀行があり、そんなところにそんな人材必要?みたいに見られる面はあるかもしれないですね。

そしてこんなコメントもしてました。「そういう優秀な銀行員が、ふと周りを見渡すと、自身の競争力を活かせる分野っていくらでもあると思うんですよ。会社名とか職種にプライドとかこだわりがなければ。事業をやって自身の金回りを良くするのって、思ってる以上に簡単ですよ。」と。

仕事の価値観 vs. お金

有名大学を出て銀行に勤めている人、銀行じゃなかったとしても大手企業に勤めている人、その人たちの仕事への価値観はさまざま。全ての人が、「お給料がいいから」だけが理由ではないと思います。

ただ、もし「将来お金持ちになりたい」という願望が強く、そのためには「大手企業・有名企業」に勤めないといけないと思っているのであれば、そうではなく、選択肢はもっと他にもありますよ、ということかと思います。

なお私自身も彼の話を聞いた時、「確かにそうだな」と目から鱗だったと同時に、「自分でビジネスを起こす、自営業でしっかりキャッシュフローを回すっていうのも、君が言うほど簡単ではないんじゃない」とは思いましたけどね。ただ彼曰く、「そうなんだけど、目先の業務に追われ、視野が狭く、いろいろ考えてない経営者も多く、差別化できるところはいくらでもあるんじゃないかな」と。

まだ自分の中では完全に消化しきれてないのですが、少なくともお金という点、とくに資産を構築する(ストック)だけでなく、金回りを良くする(フロー)という点では「成功への道はいくつでもある」というのが彼の主張の主旨、それはその通りでしょうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?