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器を広げる〜子育てと多様性(ゲスト:髙岸亮介さん)〜ラジオ第7回に寄せて

それが当たり前じゃない国もある

いろんな形があるよっていうのを知っているだけで、こうじゃなきゃいけないっていうのが変わってくるかもしれない

当たり前じゃないことをするのは勇気がいると思うんですよ。それでも自信があればこれでいいっていう

みんなと違ってもいいって(こどもに)言えるのは

親として持っているといい側面かなと

髙岸亮介さん

ラジオ第7回のゲストは髙岸亮介さん

ISSHO NIではみんなの子育てラジオ ISSHO NI ひなたぼっこという番組をYoutubeやSpotifyから配信しています。第7回はゲストに髙岸亮介さんをお迎えしてお届けします!

冒頭のメッセージはゲスト髙岸亮介さんの言葉です。

髙岸さんは、現在、人材業界でご活躍中でタイにお住まいです。大学時代に交換留学でアメリカへ、卒業後は高校で英語教師として働いた後、香港に留学、修士号を取られています。さらに国際結婚もされ、5歳ともうすぐ2歳になるお子さんがいらっしゃいます。

このようにインターナショナルな経歴の持ち主の髙岸さん。

そんな髙岸さんならではの視点から「私たちが目指すみんなで育てる社会を実現するためのヒントを頂きたい」という思いで今回ゲスト出演を依頼しました。

実は、私(小林)も3月までアメリカで暮らしていました。生活の中で子育てへの向き合い方が日本と異なると感じた部分は、やはり多くありました。そこで気になったのが、アジアの他の国の子育て事情。

髙岸さんのnoteからは子育てに積極的に向き合う姿が伝わってきます。そんな髙岸さんに、そうした姿勢はタイという文化の影響なのか、それともご自身の考えによるものなのか、質問してみました。

髙岸さんの場合は、ご自身の考えによるものだそうですが、幼い頃お父様が一緒に遊んでくれたことが大きく影響しているとのこと。髙岸さんにとって子育てするというのはごく自然なことだったそうです。

タイの子育て事情が知りたい!

タイの事情も色々と教えていただきました。

男性の人が(育児を)やるっていうよりもお手伝いさんを雇うっていう文化があるんですね。で、共働き率が高いんですよ。

なのでいない間にお手伝いさんにお願いするっていう文化が昔からあるんですよ。

そこが日本と違うのかもしれなくて…

髙岸亮介さん

編集の都合上カットしてしまいましたが、タイでは料理、洗濯、ベビーシッティングなど、自分が必要なお手伝いをカスタマイズしながら気軽にお手伝いさんを頼めるようです。もちろん、頼むことに抵抗はないとのこと。

「日本の人って全部自分でやってるんですよね?」「大変ですよね?」とびっくりされていたのが印象的でした。

余談ですが、私が日本に帰国して、強く思ったのが日本のお母さんたちって大変だなあーでした。帰国して、「なんなの?もぉ〜!!」と感情を大爆発させてしまったこともここに告白しておきます。

日本では全て自分でやることが一般的なので、みなさん当然のようにこなしていますが、たぶん相当ハイレベルなことをやっていると感じます。

というわけで、髙岸さんにタイについて伺ったことで、育児のみならず、家事もパートナーと協力して、それでも難しければ、誰かを頼って…そんなことが抵抗なくできる環境をつくっていけたらなと改めて感じました。

当たり前を疑う!

さて、日本では全部やるのが当然なんて書きましたが、ラジオでは当たり前を疑うという話題にもなりました。

海外で日本の当たり前は通用しない、それをどう受け入れていくのか。髙岸さん自身の体験に続き、違いを受け入れる器というお話へ。さらに子育てや多様性の話へと繋がっていきます。

人と違うことを受け入れられるか
こどもが人と違うことをした時、受け入れられるか

ISSHO NIメンバーの私たちも大変、共感する内容でした。こどもの個性をいかすために、まずは自分の思い込み、先入観を捨てること、常識と思っていることを疑うこと。そんなことを繰り返しながら、違いを受け入れるための器を大きくしていきたいなと思いました。

国際色豊かなバックグラウンドを持つ髙岸さんだからこそ持てる多角的な視点、色々と勉強になりました。

むすびに(配信リンク)

大変興味深い内容なので、ぜひぜひご視聴ください。お時間のない方はYoutubeの画面を開いていただき概要欄から気になるトピックだけ見ていただいても♪

動画版

※↑手は器のつもり


音声版


みなさん、日々の忙しさに追われ、なかなか立ち止まって考える機会はないかもしれません。

ですが、「本当にこれしか方法はないのか」「他に選択肢はないかな?」と思っていただくきっかけに、この配信がなったらいいなぁとそんな思いで編集いたしました。

お読みいただきありがとうございました!

<お知らせや関連リンク>

今回のゲスト髙岸さんのnoteはこちら


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