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熱狂をうむゴールデンサークル理論

幼稚園が漢字教育にすごく力をいれていたこともあり、どの程度読めていたのかはわかりませんが、でも5歳くらいの時には新聞のテレビ欄を朝みるのが日課だったのは覚えています。そして、あまりにも小さな頃から「なぜ」を聞くので、幼稚園の頃には百科事典を与えられるような子どもだったことも覚えています。

「なぜなのか」を理解できないと納得して行動ができないので、何もかも決まりだからで押し通される日本での学生時代は苦痛でしたし、よく先生ともトラブルになっていました。留学に出てからの教育では「なぜ」を大事にすることが尊重されていたので、だいぶ生きやすくなりましたが。

このサイモン・シネック氏の提唱する「ゴールデンサークル理論」もビジネス書で引用が多いフレームワークです。人はなぜ、どのように、何をの順番で説得されないと納得しないことを、脳科学と連結させて定義づけした、とても面白い理論です。昨今のブランディングでキラーワードになりつつある「オーセンシティ(一貫性)」をどう構築するのか、のヒントにもなるかと思います。

なお、本の内容自体は本題のWHYからはじめる、ってことよりもリーダーシップやら組織論やらまで入ってくるので、やや冗長な感もあります。(ひとつひとつのエピソードが豆知識的で面白いといえば面白いのですが。)

まずはTEDをみて気に入ったら、ぜひ読んでみることをお薦めする本です。

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WHYから始めよ! インスパイア型リーダーはここが違う(2012年、サイモン・シネック、日本経済新聞出版)

【本日の朝食】

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アメリカの家庭料理グリルチーズサンド。チキンとチーズと野菜を挟んで、両面をフライパンにバターを溶かして焼き上げていきます。3種類を焼いて重ねて、クラブサンド仕立てで。

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