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「おちゃって楽しいねぇ」自宅でできる食育

この記事は、

・子どもに食育をしたいけど、
どんなことをしたらいいかわからない

・簡単にできる食育を知りたい

子どもが喜ぶ食育を知りたい

そんな方にオススメの記事です。

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こんにちは。

現在、2歳の女の子の子育てをしながら、
食や自然について伝える仕事をしている磯川です。

今回は、おうちで簡単にできる食育について
書きます。

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娘:「これなぁに?」
(ルイボスティーのティーパックが入った袋を
持っている)

僕:「お茶だよ」

娘:「飲みたい!」

僕:「じゃあ入れて飲んでみよっか」

磯川家で飲むものは水か、麦茶。

お湯を使ってお茶を入れるということを
娘の前で見せたことはありません。

娘にとって初めての体験だし、
お茶に興味を持ったのもいい機会だと思い、

娘と一緒にお茶を入れて飲むという体験を
やってみました。


ティーパックからお茶を出す

お茶ってどんなものか、見て触ってほうが
いいだろうな、と思い、

ティーパックをハサミで切り、
バットに出しました。

すぐ触りだす娘。

僕:「これはルイボスティーというお茶だよ。
ルイボスっていう葉っぱからできているんだよ」

僕自身、ルイボスについて知らなかったので、
スマホで調べる。

僕:「へー、こんな植物なんだね。
ツンツンした葉っぱだね」
娘と画面を見る。

僕:「まずは、急須にお茶っぱを入れよう」


僕:「全部入ったね。
今度はあっちちーのお湯を入れよう」

ポットから出る湯気に興味津々

卓上ポットを持ってくる。

僕:「この中に熱いお湯が入っているんだよ」

娘:「みたーい!」

卓上ポットのふたを取る。

僕:「ほら、湯気がもくもく出ているよ。
(手をかざして見せる)あったかいよ」

娘:(卓上ポットに手をかざす)
「あったかいねぇ」

僕:「急須にお湯を入れてみようか」


僕:「あ、きれいな色になってきたよ」

娘:「のみたーい!」

僕:「あっちちーだから、お水を入れて冷まそう」


娘:「こぼれたー」

僕:「大丈夫、拭けばいいんだよ」

娘:「やるー」


僕:「飲んでみよっか」



ごくごく飲む娘

娘:「おいしいねぇ。パパにもあげるー」

僕:「ありがとう。おいしいねぇ」

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〈考察〉
娘にとっては、初めてのお茶を入れるという体験。
多くの発見、経験ができよかったと思いました。

◎よかったところ
・娘の興味からスタートし、発展させることができた。

・飽きることなく、終始主体的だった。

・お茶を飲み終わった後、
「お茶って楽しいねぇ」と言っていた。

・できたお茶をたくさん飲んでいた
(その後、おしっこをたくさんして、
おむつがパンパンになってびっくりした)

・お茶は葉っぱからできることを知れた。

・ポットから出る湯気は熱いことを知った。

・熱いものをコップに入れると、
コップも熱くなることを知った。

・カップと、急須がガラス製だったので、
色の観察ができた。

〈ポイント〉
■五感を使うこと

・お茶っぱを見る、嗅ぐ、触る。

・急須の中で踊るお茶っぱを観察する。

・ポットから出る湯気を観察する。

・湯気に手をかざして、感じてみる。

・時間が経つと、お茶の色が濃くなっていく
様子を観察する。

■時間と気持ちに余裕があるときに行う

・こぼしてもOKという気持ちで行う。

・ゆったりとした気持ちでできるように
しっかり時間を取る。

■興味に合わせて進める
・娘は、「お茶っぱを急須に入れてみたい」、
「水をカップに入れてみたい」、
「ポットの中を見てみたい」、などいろんなことに
興味を持っていました。

興味はエネルギー。
知りたい・やりたいを受け止め、

実際にやらせたり、伝えることで
体得・知識の獲得につながります。

できることや知ることの楽しさを知ると
もっとやってみたくなります。

そうすることで、「いい学びの循環」を
作ることができます。

■発展
・数種類のお茶を用意して、色や味の違いを知る。
・僕以外の家族にお茶を入れてあげる。
・お茶の絵本を読んだり、動画を見る。
・庭にある植物を使って、お茶を作ってみる。
・お茶が売っている場所に行って、買ってみる。
・お茶の生産現場に行ってみる。

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両手でカップを持ち、ごくごくと喉を鳴らし飲む
娘。とてもかわいかったなぁ。

またおうち食育をやったら投稿します。


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